人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

所詮人生霧の中

2006年05月31日 | 今日の雑感雑記

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 日本の社会は高度経済成長期からバブル期にかけて、晴れ後ピーカン快晴の時代だ った。そんな中で生きた私達は、それが当たり前の天候だと思って生活してきた。晴れ後 曇り雷雨に台風、天候は常に変化するもの、人間社会の変遷も同様に不確定なもの。

 人間社会の動向は六十億の人間一人一人の考えが決める物、六十億分の一の私に は解るはずがない。天気予報は有る程度予測がつく様になったが、社会の天気予報は未 だ霧の中。予測を付けようと思えば全体主義国家主義、放棄すれば資本主義の暴走、ど ちらにしても予測不可能。近くは見えても先は霧の中、人間の社会なんてこんなもんなん だろうね。


サンカヨウ(山荷葉)

2006年05月27日 | 写真

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 この時期ちょっと奥深い山へ入れば、サンカヨウが咲いている。サンカヨウ(山荷葉)と は奇妙な名前だが、中国から来た名前らしい。下の写真は昨年7月下旬に撮った結実し た様子。ブルーベリーみたいな色をした綺麗な実が生ります。メギ科の花だが、仲間にキ バナイカリソウ・ルイヨウボタンなどが有る。この三者似ても似つかぬ花です。後日ご紹介 します。


春の花3題

2006年05月23日 | 写真

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 ぼやぼやしてたら何やら初夏の雰囲気、春の野花三種類まとめて紹介。オオバキスミ レ・ムラサキケマン・タネツケバナです。人間はボケーっとしてたら春夏秋冬関係なく時間 が過ぎて行くが、野に咲く花達はきっちりと自分たちの役目を果たしている。夏には夏の、 秋には秋の花達が又咲き誇るでしょう。別にこの歳になって、一花咲かせようとは毛頭考 えてはいないが、でも何か考えさせられてしまう今日この頃です。


沖縄は何でも濃い

2006年05月22日 | 写真

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 沖縄ウチナンチューの顔つきを「濃い顔つき」と言うらしい。説明は不用と思う。沖縄に 咲く「ルリハコベ」もハコベの仲間としては、実に濃い色をしている。北海道には、ナデシコ 科ハコベ属の花が9種類ほど自生しており、写真はミヤマハコベです。みな白く小さく地味 な花ばかりである。さすが沖縄、ハコベまで濃い顔つきと思いきや、ルリハコベはサクラソ ウ科ルリハコベ属とのこと。そう言われてみれば、葉はハコベに似ているが花はサクラソ ウ科の花である。なんてヤヤコシイんだろう、花の名前って。


サクラソウ科の?

2006年05月21日 | 写真

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 北海道横津岳山麓の道路脇の草むらで見つけました。「日本の野草・1534種」山と渓谷 社および「北海道の野の花・1131種」北海道新聞社で調べましたが、サクラソウ科で該当 する物が有りませんでした。野生種のサクラソウ科の花心部分は、すべて黄色か白です。 野生種の花にしては、やけに派手で艶やかな印象を受けます。単に栽培園芸種が野生 化したものかも知れません。