日本の社会は高度経済成長期からバブル期にかけて、晴れ後ピーカン快晴の時代だ った。そんな中で生きた私達は、それが当たり前の天候だと思って生活してきた。晴れ後 曇り雷雨に台風、天候は常に変化するもの、人間社会の変遷も同様に不確定なもの。
人間社会の動向は六十億の人間一人一人の考えが決める物、六十億分の一の私に は解るはずがない。天気予報は有る程度予測がつく様になったが、社会の天気予報は未 だ霧の中。予測を付けようと思えば全体主義国家主義、放棄すれば資本主義の暴走、ど ちらにしても予測不可能。近くは見えても先は霧の中、人間の社会なんてこんなもんなん だろうね。