人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

1月28日の手稲山

2020年01月29日 | 野歩き山歩き


手稲山(標高1023m)頂上の積雪状況、10日前より少し増えた様だが、やはり例年より少ない。



今の時期はカメラを持って歩いても撮る物が無いんですよ、野兎の足跡です。



雪の上に落ちたイワガラミの装飾花、ほとんど枯れ葉状態。



山ぶどうの蔓に絡めとられたイタヤカエデの枯れ葉。



昨日の運動量、歩行距離約8.0km、標高差450m、年寄りだからこんなもんで良しとしよう。
今日この頃札幌の街中へ出れば中国人観光客だらけなので、しばらくは家籠り山籠もりします。


朝日とローテク機材

2020年01月26日 | 日記


昨年12月19日の日の出、気象庁のホームページによれば日の出の方位はN122°E(真北から122°東の方向)。



今年1月23日の日の出、同じく方位はN116°E、36日間で6°だけ東の方向へ移動したことになる。



疑り深い年寄りは昔の商売道具を引っ張り出して計ってみた、おおよそ6°で合っていた(当たり前だ)。
クリノメーターというローテク機材、伊能忠敬の杖先方位盤と原理的には同じもの。
分銅が付いているので伏角仰角も計れる、簡単な測量も出来る、大航海時代から進歩していない代物。
磁石の東西の表示が逆だって?説明が面倒くさいので理由を知りたい方はググって下さい。

雪道散歩

2020年01月24日 | 野歩き山歩き


裏山の散歩道にも雪が積もり、やっと冬らしい風景になってきた。



雪の結晶の煌めきを写真で表現するのは意外と難しい。



このミズナラの大木に若葉が芽吹くのは何時になるかな。



山奥の行ける所まで行ってみた、この先に道はない。
サラサラのパウダースノーなので、雪が軽くスノーシューがなくても歩ける。
道を横切っているのは鹿の歩いた跡、足が細いので歩くのが大変そうだ。



雪道を10.0kmも歩いてしまった、さすがに疲れた。

ノラニンジン

2020年01月23日 | 自然観察


セリ科ノラニンジン(野良人参)、野菜のニンジンが野生化したもの、と言われているが。
引っこ抜いてみても根に赤いニンジンは生っていない、こちらが原種との説もあり。



まれにピンク色の花もあります、野菜のニンジンではどうかな。



雪の中から顔を出しているノラニンジンの花の残骸。



種が残っていたので接写してみる、これはケジラミだ。



ニンジンは仮の姿、実は地球外生命体のエイリアンだったのだ。

雪山と太陽柱

2020年01月21日 | 自然観察


昨夜雪が降った、30cmぐらいだけど、裏山が白くなった。
暖冬で雪が少ないのは全国的らしい、この先地球はどうなってしまうのか。



1月18日の朝、真っ赤な太陽柱を伴って昇る朝日、飛んでいるのはただのカラスです。
気温が高く空気中の水蒸気が凍ることが無いので、太陽柱もめったに出なくなった。

白い砂浜と鉛色の海

2020年01月19日 | 写真


靴を脱いで裸足で歩きたいサンゴの欠片の白い砂浜。



靴を脱いで裸足で歩いたら、しもやけになってしまう白い砂浜。



見たくもない空も海も鉛色の冬の日本海。
昨日手稲山へ行ったら、アラブ系の顔をした外人さんが嬉しそうに雪の中を転げまわっていた。
所変われば、嬉しくもあり嬉しくも無しは世の常か。

手稲山も雪は少なかった

2020年01月19日 | 野歩き山歩き


昨日は今年初めての手稲山へ行ってみた、頂上の神社石室が雪に埋まっていない。
これだと積雪深さは1.0m未満、今年は本当に雪が少ない。



昨日撮った同じ場所を秋の写真と比べてみれば・・・・・。



積雪が1.0mも無いことがお分かりだろう、今年はやはり異常気象だ。



頂上からのいつもの風景、羊蹄山がぼんやり見えていた、春はまだ遠いな。

雪の手稲前田森林公園で

2020年01月17日 | 写真


昨夜少し雪が降った、午前6時半ごろの東の空、世の中まだ暗い、日の出は7時ごろだ。



やっと雪が降った、20cmぐらいだけど、雪の手稲前田森林公園へ行ってみた。



赤い実を付けたニシキギの枝に雪が積もる。



野生化したゴボウの種にも雪が積もる。



木の枝に小鳥がいた、ほほが赤いのでヒヨドリだろう。

ハイイヌガヤ

2020年01月12日 | 自然観察


例年ならば除雪された雪が道の両側に山の様になっているのだが、今年は雪が少ない。



イヌガヤ科 ハイイヌガヤ(這犬榧)別名エゾイヌガヤ
常緑樹で高さ1.0m~2.0m、幹は斜上する、多雪地帯の林床に生える。
と図鑑に書いてあるが、今年初めてそれを目にした。



林床を埋め尽くすほどに群生しているハイイヌガヤ、
今年は雪が少ないため見ることが出来た、「多雪地帯の林床に生える」そのとおり。