実は、11月1日から喫煙中断し二ヶ月が経過します。
「禁煙」ではなく「中断」と書いたのは、意志薄弱なため何れその内また吸い始めるだろうから。
喫煙中断の理由は、40年以上タバコを吸い続け今更健康云々ではありません。
昨今は一歩家の外へ出れば、公共の場で喫煙場所がなかなか見つかりません。
特に旅先などで、喫煙場所を探してウロウロしている自分がアホらしくなったのです。
早い話が「禁煙派」「嫌煙派」などの連中の圧力に屈した、と言った所でしょうか。
まあ、それはそれで良いのですが、1つ困った事態が生じました。
生まれてこの方数十年、小柄やせ形だった体が太り始めたのです。
やせた年寄りが急に太り始めるとどの様な体型に成るかといえば
この様な姿に成るのです。(図版はWikipediaから拝借しました)
下っ腹にのみ脂肪が溜まり、まるで餓鬼道に落ちた地獄の亡者みたいです。
恰好悪いだけではありません、こうなれば今度は心臓病や糖尿病の心配をしなければなりません。
来年からまたタバコ吸おうかなぁ~。
今年の手稲山初冠雪は11月1日であった。その後融けたり降ったり、この写真は11月8日撮影のもの。
山の様子もこうなってしまえば面白くない、運動不足解消のため登っている様なものである。
海へ行ってもねぇ~、寒々しいだけ。
そこで今月は沖縄の離島へ行って、緑一杯の野山と青い空青い海を見て来ることにしました。
ケラマ諸島の阿嘉島でアダンの木・モンパの木と青い海を見る、がこの日は風強く肌寒かった。
毎度の事ながら冬の北海道から沖縄へ来れば「これが本当に同じ日本か?」と思ってしまう。
渡名喜島で伝統的建造物群の集落をぶらついたりして。
この家は石垣のヒンプン代わりにフクギを植えてある。
久米島では定番の石畳を見に行ったりして「ふう~ん・・・」。
11月中旬は蘇鉄の赤い実が熟する頃ですが、この実は毒が有ってそのままでは食べられません。
つやつやとした深い緑色の葉と、赤い実の取り合わせは何とも目に鮮やかでした。
帰ってきたら、またもや寒々しい世界なのです。いやだなぁ~。
10月は紅葉の季節である。そしてこの紅葉が散ってしまえば、後は寒く長い冬の季節となる。
冬眠生活に入る前に美しい自然の風景を見溜めしておかなきゃ、との思いで今日も山へ行く。
10月1日 手稲山へ紅葉を探しに行く。
手稲山全体としてはまだ紅葉の季節に早いが、場所によっては オミゴト!である。
10月4日 手稲山登山道でもある滝ノ沢林道、ここはまだ早い。
10月8日 小樽定山渓線沿い、札幌国際スキー場付近の紅葉、標高が高い所は紅葉も早い。
10月10日 オコタンペ湖畔の紅葉にはまだ早かったが、湖面の青と青い空に浮かぶ残月を撮った。
10月12日 樺戸山系のピンネシリ、6月は霧の中だったのでまた行ってみた。
ダケカンバはほぼ落葉し、紅葉も少なく何となく中途半端な感じであったな。
10月15日 豊平峡ダムの紅葉、此処の紅葉は オミゴト! の一言であった。
10月24日 手稲山の私のお気に入りの枯れ木、ダケカンバも完全に落葉し晩秋の雰囲気。
10月31日 滝ノ沢林道も落葉が進み、森がスカスカになる。
こうなれば後は雪を待つだけ、今シーズンの野山歩きもお終いである。
9月ともなれば北海道は完全に秋、空も高く澄み渡ってきます。
星空の写真を撮ってみたくなり、車で30分ばかりの郊外へ出かける。
光害のため空が明るく、天の川がなんとか写っている程度の写真しか撮れなかった。
光害の無い真の暗闇の世界で、星の数ほど有る星を眺めてみたいなぁ。
9月3日 春香山は頂上までず~っと林間の山道で回りの風景が見えず面白くない。
でも年に一度は訪れている、今年はこれが最初だ。
9月11日 積丹半島の神威岬へ行ったら、ちょうど新潟行きの新日本海フェリーが沖を通過した。
今年は5月2日にあの船に乗っていたのだが、悪天候で何も見えなかったな。
9月14日 Aさんと恵庭岳へ行く。今年の山行では最高の天気であった。
恵庭岳は、山頂付近の岩盤が崩落の危険性が有るため、八合目から先は入山禁止。
9月16日 手稲山の様子を見に行ったが、紅葉にはまだ早かった。
9月20日 小樽の塩谷丸山、春先についで今年二回目である。
9月23日 手稲山の北尾根コースで気の早い紅葉を発見する。
澄んだ青空に光るススキの穂、秋なのです。
9月26日 二十数年ぶりに道南の狩場山(1520m)へ行ってみたら、頂上付近は秋色だった。
10月に入れば山は雪の世界、野歩き山歩きもそろそろお終いかな。
8月に入ればさしもの悪天候も回復し、北海道にも夏らしい日がやって来た。
8月1日 銭函天狗岳(536m)の頂上から石狩方向を望む、青い空を見るなんて何日ぶりだろう。
8月4日 天気が良いので何となくニセコの山へ行ってみたくなった。
イワオヌプリからニセコアンヌプリと羊蹄山を望む。
8月6日 イワヒゲの可憐な白い花を見に樽前山へ行く。
8月10日 今年の手稲山のヤナギランは全滅、代わりにヨツバヒヨドリの群落が有った。
8月12日 8月中旬ともなれば暑い日が続きます。札幌郊外へアシリベツの滝を見に行く。
8月16日 雌阿寒岳(1499m)は北海道内で最も火山活動の活発な山である。
一度は見ておきたいと思っていた。
雌阿寒岳の二合目から三合目付近のアカエゾマツの原生林に朝日が射してきた。
8月22日 小樽市のオモタイ海岸、たまには海もいいもんだ。
8月31日 昨日からホロホロ山・徳舜瞥山・オロフレ山と渡り歩いてきた。
オロフレ山から洞爺湖を望む、あれぇ~!早くも木の葉が色づいてきた。
今年の北海道の7月は、ほぼ毎日が雨降りで「蝦夷梅雨」なんて可愛いもんじゃなかった。
こんな天候は生まれてこの方経験した事が無い。7月の札幌の月間降水量は187.5mm
昨年7月は63.5mm、その前は45.0mmでしたから、今年は例年の約三倍の降水量でした。
昨年は6月に道南の千軒岳へ行ったのですが、濃霧に強風でした。
今年は7月5日に再チャレンジ、またもや千軒平から上は霧の中でした。
今月はどうせ毎日雨降りで、山の上の方は雲の中ならば、いっそのこと徹底的に
霧の中の写真を撮ろうと雨の中裏山へ通いました。
天候不順なせいか、今年のヤナギランは数が少ない。
霧雨に濡れるタニウツギ、こんな天気の方が綺麗に見える。
手稲山で増殖中、霧の中で赤が映える外来種のコウリンタンポポ。
山道を彩るフランスギク。
ウコンウツギ、この花も雨天の方が生き生きとしている。
霧の中のツルアジサイがまとわりついた木は、森の中の巨人に見える。
霧の中では枯れ木にも生命の息吹を感ずる。
7月中旬礼文島へ行ってきました。朝霧に包まれる桃岩海岸です。
今月ただ一枚の霧の無い写真、礼文島最北端のスコトン岬です。
北海道の自然を楽しみたいなら、6月がベストシーズンです。
山にも里にも野の花山の花が一斉に咲き始めます。
山麓は何やら初夏の雰囲気も、山の上には残雪が、季節の垂直分布も楽しめます。
てな訳で6月はひたすら野山を徘徊していました。代表的な所を何カ所かUPします。
6月2日 樺戸三山の主峰 ピンネシリ(1100m) の頂上近くに咲く エゾノハクサンイチゲ。
6月7日 雨の樽前山(1023m)で ウコンウツギ。
6月9日 樺戸三山の1つ 隈根尻山(971m)で ツバメオモト。
6月12日 手稲山(1023m)で ムラサキヤシオ。
6月15日 ニセコ神仙沼で ショウジョウバカマとチングルマ。
6月18日 雨竜沼湿原で ミズバショウ。
6月25日 手稲山平和の滝コースで 岩塊斜面の特殊な生態系 ハイマツ。
6月29日 ニセコ鏡沼で ワタスゲ。