人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

春の兆し

2012年04月29日 | 写真

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ここ四五日急激に雪解けが進み、増水してきた星置の滝。

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同じく乙女の滝、ピーク時はもう少し水量が増すかな。

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桜の蕾もこの程度、あと二三日で咲きそうだ。

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ツクシとスギナ、これしか撮るものが無いんです。

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カツラの若葉です。


季節の移ろい

2012年04月27日 | 野歩き山歩き

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裏山の散歩道も雪が融け、すっかりと春らしくなってきました。

この時期は、三日も寝ていれば春が通り過ぎ初夏になってしまう、それ程に季節の移ろいが早いです。

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小川の辺には、キクザキイチゲとエンレイソウの花が咲いていた。

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ちょうど食べごろのヨブスマソウとクルマバソウの小さな芽が出てきた。

この後10日もすれば、林床は一気に緑の世界へと変貌する。


小さな春がやって来た

2012年04月25日 | 野の花山の花

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今日は初夏のような暖かさで空は抜けるような青空、でもダケカンバの冬芽はまだガジガジです。

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足元では今年の初物、エンレイソウが咲き始め春がやって来た。

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オオハナウドの若葉も葉を広げ春の光を浴びています。

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ヒメオドリコソウも小さな花を咲かせてきた。

とりあえず今年も春はやって来たみたいだが、来年はどうかな。

太陽の磁場が四重極に成っている、なんて記事が載っていた。

1645年~1715年にかけてのマウンダー極小期と同じ状態になったら春は来ないかも。

少なくとも暇人が生きている間は、そんなことが無いように願います。


エゾニワトコ

2012年04月24日 | うんちく・小ネタ

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春一番に色づきを見せるスイカズラ科エゾニワトコのツボミ。

漢字で書くと「忍冬科蝦夷接骨木の蕾」となるが、こんなの読めない。

図鑑によれば「幹や枝を乾燥したものは接骨木といい、捻挫・骨折に外用し・・・・」漢方薬の名前からきているのですね。

忍冬については「秋から冬の間の茎葉は、忍冬(にんどう)という生薬で抗菌・解熱作用・・・・」これも漢方薬からみたいです。

山菜図鑑には「若芽とつぼみをゆでるとカリフラワーのような歯触りと味がしておいしい、食べ過ぎると激しく下痢をする」とある、なにせ骨折の薬だからね。

たしかに見た目には小型のカリフラワーだが、この色は食欲がわかないな。


春にはまだ遠い札幌の街

2012年04月22日 | 今日の雑感雑記

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星置川河口から手稲山を望む、緑はまだ無いし山は真っ白だ、春には遠いが昨日ここでウグイスの初鳴きを聞いた。

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少しだけ水量が増してきた星置の滝。

手稲山の雪解けが進む本格的春には、この小さな河川が濁流へと変貌する。

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今日の札幌大通公園、花壇に花は植えられたが芝生はまだ茶色だ。

札幌の春はゴールデンウイーク明けにならなければやってこない。


今日の散歩の収穫

2012年04月20日 | 野歩き山歩き

今日は本格的な春の日差し、何か春らしい物がないか近所を物色してきた。

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春と言えばフキノトウ、って言うかまだこんな物しか有りません。

アキタブキの雌花(左)と雄花(右)です。

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近所の野山にはまだ雪が残っていたりして、あまりにも何も無いので星置緑地へ行ってみた。

ミズバショウが見ごろを迎えていたが、此処のミズバショウはとっても小さいのです。

これで背丈15cmほどしかありません。

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紫色のキクザキイチゲも咲いていた。

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春一番の花といえばクロッカスです。

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この頃星置緑地に住み着いているカモです。

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ノラネコも出てきた、この冬をどうやって生き延びたのだろう。


日本の渚百選 佐和田の浜

2012年04月18日 | 写真

日本の渚百選は北海道から始まり、特に順番は無いようであるが、地理的には別海町のトド原が一番目だろう。

いかなるリストを見ても、必ず百番目が沖縄県伊良部島の佐和田の浜である。

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佐和田の浜の砂浜そのものは、海岸擁壁に囲まれたりして特に美しい所ではないが。

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対岸の下地島へ落ちる夕日、夏至のころには水平線へ落ちてゆく。

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津波石の散在する浅い海に映える夕日、この風景が渚百選に選ばれた理由の一つだろう。

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日が没する直前には、こんな色も見せてくれる。

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下地島空港の誘導灯と津波石。

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佐和田の浜からの満潮時の日中の風景。


春の使者 フキノトウ

2012年04月17日 | 今日の雑感雑記

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街中の雪はほとんど解け、白かった山肌にも黒地が目立ち、雪解け水の辺にフキノトウが顔を出してきた。

長かった北国の冬もやっと終わろうとしているが「春きたりなば冬とうからじ」半年後にはまた雪が降ってくる。

老い先短い年寄が半年も先のことを考えてもしかたがない、今この瞬間を楽しもう、そうなのだ年寄ほど刹那主義でいいのだ。

暇人の頭の中では何故か、フキノトウ=刹那主義 に成ってしまうのです。

「刹那主義:過去や将来を考えず、ただこの瞬間を充実すれば足りるとする考え方」広辞苑。


下地島に咲く花

2012年04月15日 | 写真

今日は話題がないので下地島で撮った花の写真です。

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トウダイグサ科シマニシキソウ、道路の舗装の割れ目やコンクリートの継ぎ目などに生えている小さな花、普段は気が付かず踏みつけて歩いている。

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フサナリツルナスビの蕾と花、道路脇の木に絡みついている。

名前のとおり、房状に多数の花をつけるナス科のつる性植物。

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川のような狭い水面が下地島と伊良部島を隔てる海で対岸が下地島、したがってこのハマユウは伊良部島に咲いている。

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日本全国何処の海岸でも咲いているハマボッス、下地島では色がとっても鮮やかです。

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ハマアズキ、花も葉もまさしく豆です。砂浜一面に群生している。

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名前はキキョウランでもユリ科の花、海岸の琉球石灰岩や内陸部の岩場など至る所で見ることができる。

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ミツバノコマツナギ(別名ナハエボシグサ)琉球石灰岩の岩場に生えている。

小さく地味な花だが、鮮やかな赤色が南の島によく似合う。

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名前はウスベニニガナでも色はとっても濃い、畑・空き地・道端などに咲いている。

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海岸の岩場で花を咲かせるイリオモテアザミ、白い花はシマアザミ。

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葉がチリメン状にチジれ長い穂に花をつけるからチリメンナガボソウ、南西諸島の何処にでも咲いている。


雪は白いか青いのか

2012年04月14日 | 写真

此処二三日で急激に雪解けが進んできました。

雪なんぞは見たくもない、なんて思っていたのに、雪がなくなると雪を話題にしたくなります。

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天気の良い日にデジカメで雪を撮ると、青空の色を反映してこのように写ります。

画としては綺麗なんですが、目で見た感じはこんなに青くはなく不自然です。

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見た目に近い色に編集してみました。

もともと色の無い物を撮って、色がどうのこうのと言うのがおかしいのですが。

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白黒写真が本来の雪の色なんでしょうが、周囲の風景まで白黒じゃつまらないです。

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画像編集で雪の白さを白として表現できた最も良い例です。

カメラの設定しだいでは、編集なしでもこのように撮れるのかな?