人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

日頃の行いと一時お休み

2008年05月18日 | 今日の雑感雑記

 このブログは、明日から6月上旬まで一時お休みとさせて頂きます。

 明日札幌を発って、鹿児島港からフェリーを乗り継ぎ、トカラ列島経由で宮古島まで行ってきます。

 ところが何と何と!予定通りであれば20日の午前中にトカラ列島付近で台風4号と鉢合わせ。

 鹿児島で1~2日の待機と成るかも知れません。これを「日頃の行いが悪いせい」と言うのでしょう。

 予定が全て狂ったら、現地で出たとこ勝負、これも旅の面白さです。

 本当は、こおいうのを「行き当たりばっ旅」と言います。帰ったら写真アップします、見てね。

 昨日余りにも暇なもんで、手稲山北尾根コースへ行ってこの時期草本で花の咲いている物が何種類有るか調 査してきました。区間は入り口から尾根取り付きまでです。尾根道は疲れるのでパス。道端で見える範囲で確認出 来た物は20種類有りました。以下羅列します。

 ①ルイヨウショウマ(キンポウゲ科)②ヤブニンジン(セリ科)③スズメノヤリ(イグサ科)④エンレイソウ(ユリ科) ⑤オオタチツボスミレ(スミレ科)⑥クルマバソウ(アカネ科)⑦クルマバツクバネソウ(ユリ科)⑧コンロンソウ(アブラナ 科)⑨ズダヤクシュ(ユキノシタ科)⑩ツルネコノメソウ(ユキノシタ科)⑪ニリンソウ(キンポウゲ科)⑫ヒトリシズカ (センリョウ科)⑬ヒロハナンテンショウ(サトイモ科)⑭フデリンドウ(リンドウ科)⑮ホウチャクソウ(ユリ科)⑯マイズ ルソウ(ユリ科)⑰ルイヨウボタン(メギ科)⑱レンプクソウ(レンプクソウ科)⑲ミミナグサ(ナデシコ科)⑳ミヤマハコ ベ(ナデシコ科)

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 これはツクバネソウではありません、4枚葉のクルマバツクバネソウです。他に5枚と6枚が有りました。

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 知っている人は珍しくないかも、私は始めて見ました。ルイヨウショウマです。

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 普段は無視する地味な花、ヤブニンジンの花です。

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 ズダヤクシュの畑ではないかと思われるほど沢山咲いていました。

 

 


両古美山登山口

2008年05月17日 | 野歩き山歩き

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 私の知る限りでは、積丹半島で道の有る山は積丹岳とこの両古美山(806m)だけである。

 最も地元の人しか知らない「秘密の山菜採り道」なんてのが沢山有るんだろうが。

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 広い駐車場にログハウス・WC、そしてシェルターの横断道が造られていました。

 ただし、此処へ来るには何処から入ったら良いのか、案内が全く有りませんでした。

 私が気が付かなかっただけ?

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 立派な階段を下りてみると、特に道は無し、盛土の天場に踏み跡が有るだけ。

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 こんな看板が有るくらいですから、両古美山への施設だと思うのですが。

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 此処が登山口だと思うのだが、何の案内も無し。

 登ってきたかって?いいえ今日は当丸沼までです、後日挑戦のつもり。


当丸峠の当丸沼

2008年05月16日 | 野歩き山歩き

 以前から気になっていた、当丸峠の当丸沼を確認に行ってきました。

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 当丸峠には、長い長いスノーシェルターが作られ、何処が入り口なのか解りませんでした。これは神恵内側の 入り口なのですが、右側の斜面を強引に登ると砂利道の旧道に出ます。道成に10分ほど歩けば当丸沼です。

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 沼と言えば沼なんですが、あまりパットしません。ほとんど訪れる人も無いみたいで、以前有った東屋はコンクリ ートの基礎だけ残こして撤去され、木道も半分朽ち果てていました。入り口が解らないのですから、当然と言えば 当然ですが。正面の山が当丸山(799.5m)です。

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 標高600m前後ですから、まだミズバショウが咲いていました。

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 これは峠のシェルターから古平側一つ手前のシェルター入り口です。どうもこの左側の旧道が、先ほどの旧道 へ通じているみたいです。車で入って見たのですが、残雪で先へは進めませんでした。

 明日は両古美山登山口について。


1GBのSDが何と1,000円

2008年05月15日 | 今日の雑感雑記

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 低気圧が近づけば、小樽湾からの風が手稲山山系にぶつかりキリが発生します。

 今日近くの大型店へ行ったら、なな何と!1GBのSDカードが一枚1,000円で山積みのワゴンセール。

 たしか数年前には、一枚8,000円前後していたと記憶しています。

 私のPCのHDDは、Cドライブで100GBしか有りません。その内今日現在で、マイピクチャーが30.6GBを占めて いました。そろそろデジカメ写真を外付けHDDに移し替えなければなりません。


バカ人間の進化論

2008年05月14日 | 今日の雑感雑記

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 カラマツの花は、若葉の緑と花の赤のコントラストが美しい。

 これならばさぞや多くの昆虫達が寄ってくるだろうと思いきや、カラマツは風媒花であり厚化粧して虫達を騙くら かす必要はないのです。風がより美しい花を選んで、多くの花粉を運んでくる訳もなし。

 植物の花が美しく進化した理由に二説有ります。①花粉を運んでくる昆虫を引きつけるため②有害な紫外線を 遮るため色素を有する様になった。風媒花も美しいのであれば、後者の説が有力です。なにも無駄なエネルギーを使 って、虫達のために色素を生産する必要はないのですから。 昆虫の目が紫外線を認識出来ると言うことは、花が 紫外線を多く反射しているからでしょう。 

 であれば、虫媒花が蜜線を有する様に成ったのは後のことではないでしょうか。花の美しさに惹かれた虫達も 「なんだコイツは、唯の厚化粧か、中味の無いヤツだ」とすぐにバレテしまうでしょうから。そこで花の方も「ヤッパ世の 中ギブ&テイクか、蜜でも出してやるか」と成ったのでしょう。

 暇なバカ人間は、カラマツの花を見ながらアホな事を考えたりしたりするのです。


白花のムシトリナデシコ

2008年05月13日 | 野の花山の花

 

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 2005年9月上旬に渡島半島大沼湖畔で撮ったものですが、何だか解らず長い間気になっていました。

 先ほどトイレで(失礼!)パラパラッと本をめくっていたら「白花のムシトリナデシコも有る」と記されていました。

 だって、どの図鑑を見てもピンク色のムシトリナデシコの写真しか載っていなかったのですから。

 これでやっと安心して眠れます。


山は萌葱色

2008年05月11日 | 野歩き山歩き

 今日は今日でまた素晴らしい天気、快晴無風気温湿度低め、山歩きには絶好の日和。

 てなわけで、今日は手稲山の山麓歩き、滝ノ沢からパラダイスヒュッテ往復です。

 キョロキョロ・ウロウロして歩いていたら、登りも下りも二時間掛かってしまった。

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 本当の萌葱色には、チト歳を取りすぎているか、でも木々が輝いていました。

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 この位置から見上げる手稲山は、なかなか迫力が有るが未だに冬季オリンピックの傷跡が残っている。

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 バカ人間は頭が悪いので花の名前を覚えられません、オオタチツボスミレだと思うのですが。

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 エゾノリュウキンカは若干時期が過ぎていましたが、沢山咲いていました。

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 北乃さんのコメントに、北の端の寒い所でミヤマキケマン(別名エゾキケマン)が咲くでしょうかと有りましたが、 この花でしたらミヤマキケマンです。エゾエンゴサクと同じケシ科なので親類みたいなものでしょう。

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 ちなみにこれは、親類のムラサキケマンです。


ペンペン草

2008年05月10日 | 野の花山の花

 今日は午後から最高の天気に成ったので、衝動的に家を飛び出し近所の散歩。

 気が付いたら三時間も歩いていた、散歩と言えば聞こえが良いが、ほとんど「ほっつき歩く」か「彷徨き回る」に 等しい。これでバカ人間がボケ人間に成ったら「徘徊」と言われるのだろう。あぁ~、ヤダヤダ。

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 昨夜は手稲山にも降雪が有ったみたいで、山頂が白く成っている。

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 アブラナ科ナズナ、ペンペン草の方が通りが良い。

 「あそこの家はペンペン草しか生えていない」とか「ペンペン草も生えない」などと、あまり良い例えには用いられ ない。貧乏の代名詞みたいなもので、何となく身につまされる物が有り、思わずパチリしてしまった。


旅の準備は面倒くさぁ~

2008年05月09日 | 今日の雑感雑記

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 写真は前田森林公園で撮影した、ただのタンポポの咲く丘です。

 今日はなんでもオホーツクの方で雪が降ったとか、やはり北海道の天気は侮れませんな。

 札幌も寒いので、何処へも出かけず旅の計画でもボチボチとやっていた。何時もそうなのですが、考え始めると 非常に面倒くさい事が発生するのです。交通機関や宿の手配はネットと電話でパパッと済むし、荷物なんて着替えと 洗面用具だけ。問題は出発当日までに、冷蔵庫の中味を空にする事と生ゴミの処分です。

 たとえば、卵が無くなったからと言って、一週間前に10個入りパックを買ってはいけません。三日ぐらい前から は、冷蔵庫の中味をいかに食べ尽くすかメニューを考えなければいけませんし。直近のゴミ収集日以降は、生ゴミ が発生しない食事内容としなければなりません。旅の準備で最大の問題はこれなのです。


デジカメも結構難しい

2008年05月07日 | 今日の雑感雑記

 

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 デジカメを使い始めて約5年、これが結構難しい。フイルム写真で30年の感覚が抜けきって居ないせいか。

 この頃感じるのは、フイルム写真と比べてラチチューゥドが狭いのではないか思うのです。

 特にこの様な白色の花を撮る時、花に露出を合わせると他が露出不足に成ってしまいます。

 コントラストが違うのですから、当然と言えば当然ですが、やはりちょっと極端です。

 この写真は補正を掛けてここまでもってきました。ちなみにこれはオオカメノキです。

 でも考えて見れば「PC上でチョット補正の操作」は、フイルム写真の暗室作業と比べれば月とスッポン。

 デジカメは貧乏人にとって、強い味方です。

 今日はヤボ用が有って、何処へも出かけなかったの雑談です。