人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

沖縄本島へ向かいます

2008年06月23日 | 島旅:悪石島・奄美大島

5月26日(月)

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奄美大島名瀬港を、午前5時50分に出港するマルエーフェリーの「あかつき」6.500トン。

徳之島~沖永良部島~与論島~沖縄本部港を経由して那覇港まで352kmの航海です。

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奄美大島の背後から朝日が昇ってきました。

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午前9時10分 徳之島亀徳港着

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午前11時40分 沖永良部島和泊港着

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午後2時00分 与論島与論港着

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伊江島が見えてきました、午後7時10分那覇港着。

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入港直前に有村産業から携帯に連絡有り。「燃料代高騰につき、飛龍の運航中止」との事。

那覇港に「飛龍」と僚船の「飛龍21」が停泊したまま、これで宮古島まで行く予定だったのに。

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奄美大島笠利崎の近くで見掛けた花、見たこと有るような無いような、なんだったっけ?


奄美大島北端の笠利崎へ

2008年06月19日 | 島旅:悪石島・奄美大島

5月25日(月)

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 昨日のネコチャンのUP、なかなかの器量よしですが、お手手が汚れているし耳あかも付いている、やはり野良 ですかね。花とネコは見つけ次第写真に撮る事にしているのですが、以外とネコには会えません。

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 今日は朝から雨、絶景(のはず)のあやまる岬も台無しです。でもやはり観光客が何人か来ては、そそくさと帰 ってゆきました。

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 奄美大島最北端の笠利崎です。ここにも浦島伝説みたいなものが有るようです。皆既日食見物がトカラ列島で はダメな場合は、ここにしようかと来てみたが特に広場も無く、当日は人と車でゴッタガエス(北海道弁?)事に成り そうですね。

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 又一つ、端っこを制覇したぞと威張って居るバカ人間です。

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 奄美大島は、沖縄本島北部同様山また山の島です。中生代の付加体から構成されています。

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 雨の中に咲く つばき科 イジュ の花です。


名瀬市おがみ山公園

2008年06月18日 | 島旅:悪石島・奄美大島

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 日はまだ高いので、ホテルへ荷物を置き市街地の裏山にある「おがみ山公園」へ出かけます。

 ここには標高100m程の展望台が有るのです。

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 遊歩道を登って行くと、さっそく巨大なヒカゲヘゴが現れました。

 いいですねぇ~、南の島の雰囲気になってきました。

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 石垣には、コモチマンネングサとキンチョウです。植生がますます沖縄っぽくなってきた。

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 名瀬の市街地と名瀬港です。周囲が山に囲まれているので、狭いところにビルがぎっしり建っている。

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 展望台に居たネコ、北国でも南国でもネコの顔に変わりはありません。当たり前か。

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 名前は解りませんが、ド派手な木の花。トロピカルムードが漂ってきます。


悪石島を去る

2008年06月17日 | 島旅:悪石島・奄美大島

5月24日(土)

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 今日は奄美大島名瀬港行きのフェリーとしまの入港日、島を去らねばなりません。

 本格的梅雨入りで朝方は雨、気温24°C 湿度84% 。

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 悪石島を後に、小宝島・宝島を経由して奄美大島の名瀬港へ向かいます。

 梅雨の間は、ズーッと島の上半分が雲の中だそうです。

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 小宝島は本当に小さな島です。面積 1.0k㎡ 標高 103m 人口 57人。

 小さな火山島の周囲に出来た裾礁が隆起して、なんとか人の住める島に成ったのです。

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 隆起珊瑚礁に青い海、これまでの島々の海岸風景と一変します。

 小宝島以南が珊瑚礁の発達する亜熱帯特有の景観を呈する様になり、南の島へ来たなと実感します。

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 トカラ列島最南端の宝島、面積 7.14k㎡ 標高 292m  人口 120人。

 変化に富んだ地形で美しい島影です。温泉有り、鍾乳洞有り、湿原有り、砂浜有りで一度来てみたい。

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 宝島名物の港の大壁画です。

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 奄美大島までは、海上なのか陸上なのか解らないくらいのベタ凪でした。

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 10:00に悪石島を出港し、15:30名瀬港着。

 小さな島ばかり見てきたので「都会 !」という気がします。


悪石島その他あれこれ2

2008年06月16日 | 島旅:悪石島・奄美大島

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 悪石島と言えば、何と言っても仮面の来訪神「ボゼ」、盆踊りの最終日(8月30日前後?)に突如出現し村人を 突き回す例のやつである。墓地の脇に置いてあったボゼの残骸、本来は祭りが終わったら粉々にして処分するそうで あるが、今は観光客のために残してあるとか。

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 上集落の中に有る墓地、実に綺麗に手入れされている。悪石島は今でも神々の島である事の査証ですな。

 先端を赤く塗った竹の花立てが独特です。

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 集落の民家は、屋敷林に囲まれてポツポツと点在する。尚、集落の人の氏名は殆どが「有川」さんでした。

 上集落には雑貨店「有川酒店」が一軒有るが、ご主人は発電所に勤めているため、普段は開いていない。

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 5月23日(金)は梅雨入りのため朝から雨、かっぱ着てかさ持って雨の中東海岸へ向かう。

 島の主要産業は牧畜、牧場内の琉球竹は食べられてボーズに成ってしまっている。

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 トカラ列島何処へ行っても有る平家の落人伝説。今でさえ日本最後の秘境と言われているのに、此処まで追っ てきた源氏の執念はすさまじい。平家に対する恨み骨髄に徹すかな。

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 断崖絶壁の東海岸、諏訪之瀬島がぼんやり見えた。珊瑚礁の発達は小宝島以南とされているが、この沖合に も有るという話、満潮時のためか見えなかった。


悪石島その他あれこれ

2008年06月15日 | 島旅:悪石島・奄美大島

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 山から下りたら一汗流すため湯泊温泉へ向かいます。

 温泉の近くには自然遊歩道が有り、ビロウの群生地と成っている。バカ人間は単純だから、こういう風景に出会 うとつい嬉しくなってしまうのです。

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 遊歩道の一角には池(実際は水溜まり程度)が有り、南石亀の棲息地となっているらしい。らしい、と言ったの は、私が見た時点では居なかったから。ヤギが数頭草を食べていただけ。

 宿のご主人の話では、昔々ここは入り江であり船着き場となっていたが、土砂崩れで入り口が塞がりこの様な 窪地に成ってしまったとか。さらに現在でも、船が二艘この池の底に沈んでいるとか。

 この話を聞いて思い出したのが、海賊キッドの財宝伝説である。トカラ列島の最南端の宝島は、海賊キッドの宝 の隠し場所として有名であるが、本当は悪石島に宝を隠し、人が寄りつかない様にオドロオドロしい「悪石島」と名 を付け、宝島はいかにも此処に財宝が有るぞと思わせるため名付けたとする説である。

 宿のご主人は「船は絶対に有る!」とりきんでいたが、本当はこの話をしたかったのだと思う。その時すでにご 主人も私も酔っぱらっていたが、嘘でも本当でもロマンが有れば良いのだ。

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 船と言えば、昭和19年8月22日に悪石島沖でアメリカの潜水艦に撃沈された「対馬丸」の慰霊碑が有る。沖縄 からの学童疎開他1,700余名が乗っていたそうです。今でも綺麗に手入れ管理されていました。

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 コミュニティーセンターの近くに、秋吉 茂の「美女とネズミと神々の島」の文学碑が有る。原文読んだことない が、昭和30年代の島の現状を綴ったものとか。

 そう言えば、宿のオカミサン若い頃はさぞや美人だったろうなぁ~と思わせる品の良い人(ゴメン 今でも若い よ)。ダンナはノンベイだが、私達のために船を出しサワラと名の知れない貝(これが美味かった)と筍を採ってきて くれた。


御岳へ登る

2008年06月14日 | 島旅:悪石島・奄美大島

5月22日(木)

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 今日は御岳(584.0m)へ、コンクリート舗装された一車線道路が有るので車でも頂上まで登れる。

 あっちウロウロ、こっちウロウロしながら、ゆっくりゆっくり登って2時間15分で頂上着。

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 悪石島は全島全山琉球竹の林に覆われている。

 海蝕崖以外に崩壊地が目立たないのは、竹林によって斜面が保護されているため、まさに琉球竹は島の守り 神である。島の特産品の一つがこの筍でもある。であるが、淡泊な味で特に美味でもなし。

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 パラボラアンテナの後ろが本当の頂上だが道は無い。頂上周辺はNTTの施設に占拠され眺望が良くない。

 画面右下に噴火口の凹地形が有るのだが、見えなかった。

 頂上ではauが三本立ったが、屋久島か奄美大島まで届いたのか。

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 溶岩流が尾根地形として残り、荷積岬(右側の黒い所)まで延びている。右下がやすらはま港、左上の尾根の 陰が上集落。集落の建物は防風林に囲まれているため、ほとんど見えない。遠くに丸いのはヘリポート。

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 頂上の草むらにニワゼキショウが咲いていた。

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 登山道の道端で見掛けた正体不明の花。

 オシベとメシベだけで、花弁が無い様に見えるのだが。


悪石島の皆既日食

2008年06月13日 | 島旅:悪石島・奄美大島

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 フェリーとしまの中に、こんなポスターが貼られていました。

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 2009年7月22日 AM 11:00 前後から、今世紀最大の皆既時間 6分25秒の皆既日食が悪石島を中心に見る ことが出来るのです。北は屋久島の南端から、南は奄美大島の北端までが皆既日食帯域になります。

 詳しい情報を知りたい方は 「トカラ皆既日食情報」 からどうぞ。

 日本国内はもとより、世界中から観測隊やら見物客がワンサと押し寄せる訳ですから、小さな小さな悪石島が 人の重さで沈んでしまうと心配しています(ウソですが)。

 島民をはじめ十島村役場でもとても対応仕切れるものではありません。そこで村役場が考えたのは、全権を「近 畿日本ツーリスト」へ委託することでした。①事前に有人7島から観光客を全員追い出す②各島に収容人員を割り 振る(悪石島は230人とのこと)③聞いた話では、費用は一人一律30万円とのこと(ゲッ!高い)

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 悪石島には民宿が五軒と、公共施設はコミュニティーセンターと公民館ぐらいしか有りません。当然テント村を作 って収容する事になるでしょう。候補地として考えられるのは、砂蒸し温泉前の広場です。ここには水道施設も有 り、勢いよく水が出ていました。悪石島は御岳の中腹に水源が有り、上水には苦労していない様です。

 私も一生に一度ぐらいは、皆既日食成る物を見てみたいと思い事前調査を兼ねて訪れたのですが、こんな話を 聞くと行く気がしなくなりました。7月下旬の暑いさなか、テント村とは言っても難民状態を想像してしまいまし た。屋久島か奄美大島でチョッコト見れればいいか、なんて気もしますが。

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 南アメリカ原産のヤナギハナガサです。野生化して道端に咲いていました。


悪石島温泉その3

2008年06月12日 | 島旅:悪石島・奄美大島

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 砂蒸し温泉はこの様な崖裾に有ります。うしろの崖の上から水蒸気が上がっている。

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 所々黄色いのは汚れではありません。温泉成分が析出しているためです。島民の話によれば、肩こり・腰痛に 絶大な効果が有るとか。ちょっと座っていれば、尻が焼けるほど熱い。

 扉が付いているのは、ヤギが入り込むのを防ぐため。開け放しにしておくと、ヤギが我が物顔でヌクヌクしている らしい。「熊ノ湯」「鹿の湯」は彼方此方にあるが、「ヤギの湯」は聞いたことが無い。

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 この通り、近くの岩場にヤギが。

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 トウワタ、島で一株だけ見掛けました。


悪石島温泉その2

2008年06月12日 | 島旅:悪石島・奄美大島

 5月21日(水) 午後

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湯泊温泉内湯のある建物、中には広い休憩室も有ります。

島民が交代で清掃管理しているみたいです。

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玄関を入れば、靴箱の上に「賽銭箱」が置いてあります。島外者は金200円也を入れること。

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まあ普通の風呂ですな、冷たい水も出ます。最初入れば少しピリッとしますが、すぐにホンワカしてなかなか良い 泉質であります。

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成分表で見る限りでは、弱食塩炭酸泉と言ったところか。

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すぐ隣に露天風呂も有るが、ポンプが壊れエアリフトに切り替えたため湯量が不足し使用中止です。夜星空を見 上げながらこんな露天風呂に入ってみたかったなぁ~。

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正式名称は解りませんが、島内至る所にアジサイの仲間が咲いていました。