人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

無駄な公共事業

2006年10月29日 | 写真

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 札幌市を訪れる観光客の皆様へ。札幌市の中心街、北1条通り西4丁目から5丁目にかけての地下に、こ んな空間が有ることを知っていましたか。この一階下には地下駐車場が有ります。この写真は土曜日の午後に 撮影したものです。だぁ~れも歩いていません。今に始まった事では有りません。作った当初からこうなので す。国土交通省のOBに聞きました、テナントを入れて地下商店街にしたら?国道扱いのためダメだそうです。 これを無駄な公共事業と言わずして何と言おうか。


山男街へ出る

2006年10月28日 | 写真

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 このところ山歩きばかりだったので、久しぶりに街へ出た。地方都市と比べれば、私の住んでいる所はれっ きとした都会なんだが、なぜか札幌中心部へ行くことを「街へ出る」と表現してしまう。

 その街であるが、特に変わった所は無いがやはり祝優勝・日ハムファイターズの垂れ幕が至る所に有った。 昔は北海道といえば、野球後進国だったんだがね。道庁の庭も秋景色一色。


夕焼け雲

2006年10月25日 | 写真

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 日暮れが早くなりました。快晴の空に、一筋の夕焼け雲が。

 実は、藪漕ぎをして漆カブレに成ってしまいました。小学生の時に罹って以来免疫が出来、草カブレ・漆カブ レに対しては絶対的自信を持っていたのですが、歳のせいか抵抗力が弱くなってしまったのでしょうかね。

 やっと資材搬入ルートの路付けが終了しました。後はモノレールを張り、重量物をヘリコプター運搬するのみ となりました。


秋です

2006年10月21日 | 写真

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 一仕事の現場です。山は美しい秋景色ですが、もうすぐ雪が降るでしょう。木の葉が落ちれば見通しがき き、山は明るくなりますが、林床は熊笹のまま。いくら山歩き趣味人間でも、熊笹藪漕ぎは何度やってもいやだな ぁ~。


藪漕ぎ

2006年10月19日 | 写真

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 山歩きの世界では、一般論として藪漕ぎ時速500m、ハイマツ漕ぎ時速300mと言われています。今回は距 離600m標高差115mの藪漕ぎに一時間五十分も掛かってしまいました。ただ単に年のせいで体力が衰えてし まったと言えばそれまでですが。

 今の一仕事は、一万分の一の地形図に落とされたポイントを、コンパスと地形図のみを頼りに探し当てるこ とです。背丈よりも高いクマザサの中に入り込めば、全く方向感覚と距離感を失います。誰かさんみたいに、何 時までも大航海時代みたいな事はやってられませんね。

 ハンデイタイプの簡易GPSの精度は10mとのこと。長年の感と経験もハイテクにはかないません。でも電波 の届かない谷間では唯の箱です。いざと成れば、感と経験が物を言うのだ。明日も又藪漕ぎに行ってきます。


成長する沼の怪(解)・・・赤沼

2006年10月17日 | 写真

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 クロウサギさん、コメントありがとう。二十年ぶりに訪れたら、赤沼が成長して大きくなっていたとか。これは 四年前に撮った写真です。この沼が成長して大きくなることは、あながちあり得ない話ではありません。赤沼周辺 は褐鉄鉱鉱床で、かっては「赤沼鉱山」として採掘されていました。鉱泉に含まれる鉄分が、鉄バクテリアによ り、または空気中の酸素と反応し褐鉄鉱として沈殿したものです。

 空気に触れやすい沼の縁ほど多く沈殿し、縁が段々高く成ってゆきます。したがって沼の面積も大きくなり ます。地質年代で二十年は瞬時の間ですが、観察眼の鋭いクロウサギさんの目は僅かな違いを見逃さなかった のでしょう。写真は上から①赤沼全景②鉱泉湧出口③層状褐鉄鉱床④褐鉄鉱露頭です。


亀甲墓

2006年10月14日 | 写真

 沖縄本島から先島諸島の墓には、本土(ヤマト)の様な暗さが無い。死生観の違いだろうと思う。昔の日本 もそうだったんだろうが、現世と死後の世界が頭の中ではボーダレス。

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 与那国島の亀甲墓

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 亀甲墓の内部(レプリカです)

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 骨壺色々(博物館にて)


明日香村の謎

2006年10月13日 | 写真

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 昨日から柄にもなく一仕事始めてしまいました。しばらくはプラプラと写真を撮って歩く時間が無いので、 昔々の写真を投稿します。明日香村の謎の(訳の分からない)石像です。感覚的には、どう見ても稲作農耕民族 の感性とは思えません。では何かと問われれば、解りません。私の本棚に、松本清張「火の路・上下巻」1967年 第7刷が有りました。内容はすっかり忘れてしまったので、正月休みにでも読み直ししてみようかと思っていま す。ウル覚えですが、ゾロアスター教がどうのこうのと言う内容だったと思います。


小樽港で見つけた?な物

2006年10月11日 | 写真

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 見てくれは「灯台」の様であるが、設置場所からすれば「煙突」の様でもある。首を捻りながら思わずパチリ。 古い灯台を取り壊さず、そのまま建物に取り込んだにせよ、灯台に似せた煙突にせよ、港町ならではの感性に 拍手を送りたい。右側の船はロシア船であるが、ロシア人は塗装を施す事を知らないのか、たとえ錆びていて も安全性に問題が無ければそれで良しとする合理的精神なのかは知らぬが、誠に持って見事な錆び船であ る。これにも拍手。