人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ネオパラ山から

2023年03月31日 | 野歩き山歩き

昨日は天気が良かったのでネオパラ山へ行ってきた。

此処から見ると市街地の近いのが良くわかる、方向音痴の熊や鹿が街中に居てもおかしくはない。

 

高木はアカエゾマツとダケカンバのみ、単純な植生で面白くない。

 

所々に枯れかかったダケカンバの老木が有る、材としての価値が無いので伐採されなかったのか。

 

全層雪崩が発生している、春が近いな、雪崩斜面には高木が育たない。

 

ネオパラ山から手稲山スキー場を望む、夏山はこの斜面を登る。

 

誰も歩いていなかったので、自分の足跡を撮ってみた。


まだ何にもない裏山で

2023年03月29日 | 野歩き山歩き

三月下旬、山の雪もだいぶ解けてきた、雪は硬雪になってスノーシューは必要なかった。

 

まだ何にも無い、木の影とウサギの足跡だけ。

 

ハンノキの雄花(大きい方)と雌花、そろそろ花粉症の季節だ。

 

サルノコシカケの仲間、カンバタケだろうか、これはエゾリスでも食わない。

 

秋一番真っ赤に紅葉するツタウルシの実、ウルシに弱い人は触っちゃいけないのかな。

 

木の幹に付いた地衣類、グーグルレンズで検索したら該当するものが無かった。


目の錯覚と八丈島

2023年03月27日 | 自然観察

昔から不思議に思っていることが有りました。

水平線はどの方向を見ても直線です、目で見ても写真に撮っても直線です。

直線の定義に「両側の方向に無限に伸びた真っ直ぐな線」とあります。

水平線を360°目で追ってゆけば元の場所に戻ります、これは直線の定義に反します。

70を過ぎた年寄りが未だにこんなことで悩んでいるなんて、ほとんどアホです。

本当は曲線(円の一部)を真横から見ているため直線に見えている目の錯覚でした。

左の島影は遠山の金さんなんかが「その方不届きにつき遠島申し付ける」の八丈島です。


2023年3月24日の月と金星

2023年03月25日 | 自然観察

2023年3月24日19時50分、雲の切れ間からかろうじて月と金星の接近を見ることが出来ました。

まだ黄砂の影響が残っているのか、全体的にボンヤリとした空模様。

 

南西諸島の方では金星が月に隠れる金星食が見られるそうだが、天気はどうだったかな。

前回の金星食は2012年8月14日だったそうだが、記憶にないな。


いろいろ出てくる雪解け時期

2023年03月21日 | 日記

ここ数日で山の南斜面の雪が解けた、いよいよ春がやって来る。

 

雪解け跡にフキノトウを見つけた、落ち葉の下から顔を出したばかり。

 

タラの芽はまだ膨らんでもいない、山菜の季節にはまだ遠い。

 

サルノコシカケ(の仲間?)、食っても毒ではなかろうが木の皮を食っている感じかな。

 

いろいろ出てくる春先だが、こんなのもすでに出てきている。


ヒメフウロとコケ植物

2023年03月17日 | 野の花山の花

フウロソウ科ヒメフウロ(姫風露)、図鑑には本州四国の石灰岩地帯に生える二年草とある。

最新の北海道花図鑑には北海道の花として載っている。

これは昨年八月に札幌近郊の山で見かけたもの、道端であるから人や車が運んできたものだろう。

人為的とはいえ、分布域を北海道にまで広げるとは、これも地球温暖化の為せる業か。

 

今の時期緑色の植物は何も無いので木の幹に付いた地衣類です。

菌類と藻類の共生体であるから、一応植物ということで、名前は知らない。

 

地衣類と蘚苔類をまとめてコケ植物と言うが、これは蘚苔類のジャゴケ(蛇苔)です。

こうなればかなり植物らしくなる、蘚苔類は冬でも緑色をしているものが多い。


森の中の写真

2023年03月16日 | 写真

森の中へ続く一筋の小道、この道の先に何があるかを想像する。

どうせ何も無いことは分かっているが、何か未知なるものが有ったらいいなと思う。

 

奥深い森の中、手前の空間を開ける、木は重ねない、露出はアンダーぎみ、先は見せないのが基本です。

標高的には亜寒帯の植生、北欧昔話の世界をイメージ出来たらいいなと。

熊が居ても不思議は無いが(本当に居ます)、さすがに妖精やムーミンは居なかった。


十年前の写真 波照間島 たましろ

2023年03月13日 | 写真

先日暇つぶしに You  Tube  を見ていたら、波照間島の民宿たましろに泊まった話が出てきた。

これは2013年1月にたましろの前を通た時に撮った写真、私は泊まっていませんよ!

You  Tube  で見た感じでは、宿の外観は10年前とほとんど変わっていなかった。

今ではたましろに泊まるということ自体が一つの武勇伝になっているらしい。

とにかく汚い、とにかくメシの量が多い特に炭水化物系が、でもリピーターが居るらしい。

十年一昔と言うが、此処だけは時が止まったみたいだ、時が止まると歳とらないですむんだがな。

この石垣は事象の地平面、中は時の止まったブラックホールだ。