雪が降って話題もなければ写真もない、しばらくは在庫写真の整理です、雪面に落ちたアカナラの落ち葉。
アカネ科シラタマカズラ、本州以南に分布するので珍しくはないが暖かいところの植物です。
雪が降って話題もなければ写真もない、しばらくは在庫写真の整理です、雪面に落ちたアカナラの落ち葉。
アカネ科シラタマカズラ、本州以南に分布するので珍しくはないが暖かいところの植物です。
今の時期東の空から昇ってくるのがおうし座のプレアデス星団とヒアデス星団、
都会の夜空でこれだけ星が見えていれば上出来です。
400mm相当で撮った木星とガリレオ衛星、なぜか何時もガリレオ衛星は三つしか写らない。
1.0km先を歩く人を見て、あれはどこそこの誰だ、と識別できる視力を持つマサイ族の人には
ガリレオ衛星が見えているかも。
夜歩くと見えるものは星だけではありません、何やら光るものが二つ並んでいます。
画像処理で明るくしてみた、鹿が二頭こちらを見ていた、暗闇でも見えるんですね、あちらさんは。
動物が夜空を見上げたら、何時も溢れんばかりの満天の星空、だったら羨ましいな。
冬枯れ、セイタカアワダチソウの枯れ花に絡みついているのはヤブマメです。
生あるものは必ず死す、と思ってみれば物悲しいが、次世代への命を託した種と見れば生命の逞しさを感ずる。
ヤブマメのさやが弾け種が地面に落ち、来年の春にまた芽を出し紫色の小さな豆の花を咲かせる。
来年夏になったらまたヤブマメの花を見に此処を訪れましょう、この年寄りが生きていれば。
夕張山系の一つ、芦別岳(1726m)です、頂上付近は真っ白すでに厳冬期の山だろう。
直線距離で約90km、こんなにスッキリと見えるのは珍しい、昨日は風が強かったせいかな。
今日の写真はこれ、何の種でしょう、良く知っている植物です。
この種にはこんな棘が付いています、マジックテープの原型です。
種の全景、アザミに似ていますが違います。
そうですゴボウの種でした、あの種を畑にまけばゴボウが出来るかと言えば、成りません。
野生化してすでに作物としての性質を失っています、ヒョロリとした根が有るだけです。
木の葉が落ちて尾根の向こうの空が見える。
一筋の光が晩秋の森を照らす。
足元の森はコケの森。
残る緑の葉はツルリンドウ。
ジャゴケは冬でも緑色をしている。
オオカメノキはすでに来春の準備ができている。
このごろ小笠原諸島の南東海域で地震が多発しています。震源の深さは0km~34km、マグニチュードは4.2~5.3程度、
11月7日午前7時54分には深さ0kmでマグニチュード6.3も発生し、一時津波注意報が出ていた。
どんな場所で地震が発生しているのか、太平洋プレートに乗った魚の骨と頭みたいな古い海山が
フイリピン海プレートにぶつかっている所です。
小笠原諸島付近には気象庁の地震計が少ないのであまりあてにはなりませんがね。
付近の海底地形の位置関係はこうなっています、この魚の骨を小笠原海台と言います。
この海台(古い海底火山)を乗せた太平洋プレートがフイリピン海プレートの下に
沈み込もうとしているため地震が発生しているものと思われます(わたくし的には)。
父島の海岸で見られる枕状溶岩の露頭、海底火山をスッパリと切るとこうなっているかも。
緑の石とはカンラン岩、漢字で書くと「橄欖岩」、オリーブ色した岩という意味です。
主たる構成鉱物はカンラン石、あの宝石の olivine 、八月の誕生石だったかな。
あなたの住んでいる所の足元なら、30kmも掘れば出てくるかも、孫子の代まで気長に頑張って下さい。
橄欖岩の表面を拡大して見ればこうなります、濃い緑色は輝石の類、淡緑色が橄欖石、黒色の部分はクロムスピネル、
遠目に見れば緑色の石に見える訳です。
いずれも主成分は鉄、マグネシュム、クロム、ケイ素、酸素ですから橄欖岩の比重は3.5g/cm3、ズッシリと重いです。
これは橄欖岩と水が反応して出来た蛇紋岩、白いのはクリソタイル(白石綿)、石綿は橄欖岩の産物です。
橄欖岩が蛇紋岩化する時に水素が発生します、水素は化学合成独立栄養生物(バクテリア等)のエネルギー源、
月にも火星にも橄欖岩は有ります、バクテリアぐらいは居るかもね、緑の石を突き詰めると面白いのです。
(蛇足:この写真は北海道のアポイ岳で撮ったものです)
「空気より重たい鉄の塊が空を飛ぶはずがない、あれは何かが間違っているのだ」と言って飛行機に乗らない人がいた。
では空気より重たい巨大な水の塊である雲がなんで空に浮かんでいるのだろう、やはり何かが間違っているのか。
人間の直観力はアフリカのサバンナで、目で見えるギリギリの大きさの物の範囲で形成されたもの。
小はアリンコから大はゾウまでの大きさが直観的に判断できる範囲、それ以外は理解不能な対象。
なんてことを考えるようになった私の頭は先祖返りしてしまったのか、いやこれは Sense of Wonder なのです。
「美しい物、未知な物、神秘的なものに目を見張る感性:センス・オブ・ワンダー」先祖返りではなく幼児返りだな。
暁(あかつき)、朝未き(あさまだき)、朝焼け(あさやけ)、曙(あけぼの)、
朝明け(あさあけ)、東雲(しののめ)、黎明(れいめい)ざっと拾っただけでこれだけ有ります、
でもこの使い分けは日本語学者でなければ分からない。それともどうでもいいのかな。
良く晴れた夜空だったので30秒間隔でインターバル撮影した内の一枚です、空には何も写っていません。
173枚、1時間26分を比較明合成するとこうなります、使用したソフトは「キクチマジック」、
何も無い所から星が現れます、まさにマジックです。
それにしても都会の夜空は寂しいな、光害の無い所で撮ったなら夜空が星だらけでレコード盤の様になります。
秋の空の夜明け前、夜の帳が明けてゆく、今日もまた一日が始まる。
雲一つない地平線から日が昇る、街の御来光だ。
今年は太陽活動の極大期、アインシュタインはこう言っていた
「光速度が有限である以上、この世に今と言う時間は無い」8分19秒前の太陽です。