今年は大雪と寒さのため季節の到来が二週間ほど遅れているが、
それぞれの場所で咲くべき花は咲き、開くべき葉は開いてきた。
では標高600m付近の中腹から見て行きましょう。
まだ背の高い草が生えそろっていないゲレンデでは、オオアマドコロが群生する。
おなじユリ科のヒメイズイも同じ様な場所に生えていた。
ホウチャクソウもユリ科、花の形も同じなら生えている場所も同じ。
ゲレンデで胞子葉を伸ばし始めたヤマドリゼンマイ、ここまで大きくなるともう食えない。
標高730mの道路脇の林床にツバメオモトの小さな群落が有る。
ホオの木の幹に着生したシダ、名前は知らない。
標高750m程の林の中ではオオカメノキがちょうど満開。
標高820m付近ではキリの中に咲くムラサキヤシオ。
もう少し登るとウコンウツギも満開だった。
標高900m程のゲレンデでハクサンチドリを撮ったらワラビも写っていた。
あたりを見渡したら、なんとワラビの畑状態ではないか、少々頂いてきた。
頂上付近まで登ってきたら、まだシラネアオイが咲いている。
標高1023.1mの頂上では、やっと雪が融けフキノトウが顔を出し始めた。
石川賢治氏の写真集「月光浴」みたいな写真撮れたらいいなと思っているのだが、
今の日本は何処へ行っても満月より明るい人工の光に満ち溢れています。
さらに暇人の場合は、夜になると大抵は酔っぱらっているか寝ています。
さらに夜になると寒いので外へ出る気がせず、なかなか機会が有りませんでした。
今年1月に波照間島で撮った月夜の星景写真です。
人工の光は全く無く月光のみで撮ったものですが、星が出ていなければ
露出不足の昼間の写真と変わりませんね。
19時46分日没後30分、水平線の下からあふれ出た日の光です。
これはビール飲みながら我が家の窓から手持ちで撮れた。
夜の帳が降りてから、窓際にRICOH GX200 をセットして、三日月が
山際に沈むまでインターバル撮影したものです。