昨日の天気は薄曇り・無風・雨上がりで涼しいと、花の写真を撮るには
絶好の日よりでした。
裏山の道端の小さな雑草の花をクローズアップで撮ってみた。
咲き始めた花々にちょっぴり秋の気配を感ずるが、まだまだ暑い日が続きます。
タデ科ミズヒキ属ミズヒキ(水引)
花穂を上から見ると赤、下から見ると白いことからのし袋の水引に見立てた。
この様に葉に黒い斑紋の入ったものもある。
ミズヒキの花をアップで撮ってみるとこんな感じ。
それにしてもまともなマクロレンズほしいな、一本10万円ぐらいするので、
ビンボー人には手が出ないのだ。
ゴマノハグサ科モウズイカ属ビロードモウズイカ(ビロード毛蕊花)
毛蕊花とは、雄しべに細かい毛がたくさん有るという意味、確かに有る。
フウロソウ科フウロソウ属ゲンノショウコ(現の証拠)
子供の頃下痢止めに飲まされた、よく効いたが苦かった。
バラ科キンミズヒキ属キンミズヒキ(金水引)
この実がセーターなどに着くとなかなか取れない。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属ツリフネソウ(釣船草)
美しい花であるが、ここまでアップで見ると大口を開けた深海魚みたいで
ちょっと不気味である。
ツユクサ科ツユクサ属ツユクサ(露草)別名ツキクサ
美しい青である。露草・月草・蛍草などの名で秋の季語・・・・もう秋ですか?
キンポウゲ科カラマツソウ属アキカラマツ(秋唐松)
カラマツソウの仲間で秋に咲くからアキカラマツらしいが、
昔は8月のお盆を過ぎれば冷たい秋風が吹いてきたものだ。
イラクサ科カラムシ属アカソ(赤麻)このモジャモジャしたのは雌花です。
漢字では赤い麻と書くが、麻の仲間ではありません。
アカバナ科ミズタマソウ属タニタデ(谷蓼)
小さな花です、またまたマクロレンズがほしくなりました。
種子に返しの付いたトゲが生えているので、動物の毛に付いて
種子散布するタイプなんだろうな。
昨日の札幌市手稲山口の最高気温は32.7度、本当に暑かった。
日本列島の気候は、夏は猛暑に豪雨、冬は寒冷で大雪へと変わってきたようだ。
地球温暖化論は原発推進派の陰謀論、そうも言っていられないようです。
暑いときは山へ逃げるが勝ち、手稲山は札幌市民のオアシスなのだ。
とはいっても、風は涼しいがそれなりに暑かった。
以下今時の手稲山に咲く花の写真です。
エゾアジサイの飾り花(中性花)、中性花とは「雄しべも雌しべも退化して機能しない花」とあるが、結構立派な雄しべ雌しべが付いている。
緑色をした飾り花のエゾアジサイ。
ツルニンジンが咲き始めた。こんな形しているがキキョウ科なんだって。
オオバタケシマランの実が赤くなってきた。名前は〇〇ランでもユリ科です。
イチヤクソウ(一薬草)、タンニンを含み止血・抗菌作用がある。
同じくイチヤクソウ科のウメガサソウ、花の形が梅鉢に似ているらしい。
シソ科エゾタツナミソウ、「花は手招き姿で咲きます」と図鑑に書いてあったが
そう言われればそうかも。
これはミヤマセンキュウだと思うが、せり科は種類が多くて良くわからん。