人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

彩雲

2011年01月31日 | 写真

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彩雲に向かって飛ぶ一羽の鳥、これが火の鳥ならば絵になるが唯のカラスです。

この時期上空に強い寒気が入ってくれば、彩雲の発生が多くなる。

今日は比較的天気が良いので雪山歩きにでも出かけたいのだが、寒いので躊躇している。


月と金星とイカロス

2011年01月30日 | 今日の雑感雑記

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今朝午前6時に南東の空を見たら、三日月と明けの明星・金星が並んでいた。

気温マイナス8度の寒空の中、ベランダの戸を開け放ち写真を撮っていたら本当に寒かった。

年寄りのやることではないな。

それにしても夜明けが早くなってきた。一ヶ月前の午前6時は真っ暗闇の真夜中であった。

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金星といえば、金星探査機あかつきと一緒に打ち上げた宇宙ヨット・イカロスが

金星の近くを飛行中のはず。これは放出カメラが捕らえた本物の画像です。

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金星に近づいたイカロス本体のカメラが、支持ロープと帆の一部越しに金星を撮影。

探査機あかつきの金星周回軌道への投入には失敗したが、実験機とはいえ

太陽光圧だけで帆走する宇宙ヨットの成功はなかなかのものですぞ。

などと、暇な老人は寒さに震えながら空を見上げていたのであった。


窓から朝昼晩

2011年01月28日 | 写真

昨日は終日素晴らしい天気だったのですが、少々ヤボ用が有って山へは行けませんでした。

なので今日の一日一写は、自宅の窓から撮った朝昼晩の風景です。

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午前7時ちょうど、日の出です。朝焼けの雲も日が高くなるにつれて消えてしまいました。

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日中は雲一つ無い青空の彼方に芦別岳(1726.9m)がクッキリと見えていた。

この年寄りの体力では、もはや行くことのかなわぬ幻の山である。

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日が暮れると南東の空にシリウスだけがギラギラと輝いていた。

写真では立ち上がったおおいぬ座がかろうじて解るが、この方向は札幌市中央区、

最も空が明るい部分である。この写真はWBをタングステンに設定して撮った。


今日の雪中散歩

2011年01月26日 | 野歩き山歩き

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今日はパラダイスヒュッテ前の道を少しだけ散歩です。

パラダイスヒュッテは、北大スキー部の山小屋として1926年(大正15年)に建てられたが

これは1994年に再建された二代目である。

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パラダイスヒュッテ前から見上げた手稲山頂、新雪に覆われていた。

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この道をどんどん下って行けば滝ノ沢へ出るし、熊も出る。

この道が新緑に萌えるのは5月下旬だ、まだまだ先が長い。

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何にも無いので山葡萄の枯れ葉です。


緑の野山の写真

2011年01月24日 | 写真

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雪景色にもそろそろ飽きてきた。

また緑の野山が恋しくなってきたので雪の無い所へ行きたいが、とりあえず写真で我慢する。

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北海道東部のトドマツとアカエゾマツの森。

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雌阿寒岳の山麓に広がる広大なハイマツの森。高木の無い所は全てハイマツ。

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北海道西部のブナの森。

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6月手稲山の新緑。

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屋久島4月の照葉樹林。

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屋久島白谷雲水峡、キリの中に咲くツツジ?の花。

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波照間島のギンネム(ギンゴウカン)の林。

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西表島のヒカゲヘゴ。

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石垣島のヤエヤマヒルギ。


今時野山を歩いてみても

2011年01月23日 | 写真

今時の野山には、なぁ~にも無いのですが、無理矢理撮ってきた写真です。

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晴れていれば顔を出してくれるお天道様、やはり冬の太陽はありがたい存在である。

昨年の夏はまっこと憎きヤツであったが、人間って勝手なものだ。

木の上に黒い塊が?なんでしょか、近くへ行ってみましょう。

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ヤドリギでした。これもこの頃数が減ってきたな。

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ウサギの足跡、エゾシカの足跡も多くなってきたが、エゾリスは姿を消してしまった・・・残念。

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植林されたトドマツ林、手入れされていないのでヒョロヒョロと伸びているだけ。

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枝にひっかかったカラマツのマツボックリ。

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暇人の影とストック。

この頃は野でも山でも町中でも、ネコもヒャクシもストックついて歩いているのを見掛ける。

バカ人間も真似して持っていったが、深雪の急斜面を登るときは有効であったが、

それ以外ではかえって邪魔で疲れるだけであった。

平地をストックついて歩くのは、ノルディック・フイットネス・ウオーキングと言って

全身を使って有酸素運動をする事が目的なので、どうぞご自由にである。

夏山の岩ゴロゴロの山道を、二本杖ついて登っている人を見掛けるが、

ワタクシ的にはバカじゃないの、と思ってしまうのです。

足腰への負担軽減になると言うが、ロッククライミングじゃあるまいし、登山とは足腰で登るものなのです。

上半身も使えばかえって疲労が増し体力を消耗し、遭難の原因になると思うのですが。


今日の雪山散歩

2011年01月18日 | 野歩き山歩き

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昨日は丸一日こんな状態でした。

除排雪されていない生活道路は、車一台通のがやっとの幅しかありません。

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ヤッホー、今朝は銭函天狗岳がモルゲンロートです。

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さっそくスノーシュー担いで北尾根入り口まで行ったら・・・・まだ誰も歩いていませんでした。

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昨日降った雪が木の上に積もっています。

時々ドカッと落ちてくるので気を付けなきゃ、とは言っても「落石注意」の看板と同様で

頭の上の事は気の付けようが無いのですが。

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青空に向かって伸びるカラマツの林です。

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真っ新な新雪の積もった山道、スノーシューでも最初のラッセルは結構足腰にきます。

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雪面の影です。

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石狩湾には相変わらず雪雲が掛かっている。

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ウサギ年のウサギさん、オオカメノキの冬芽です。