フサスグリ(房酸塊)の実が赤く成ってきた、早いものですね2023年も半分が過ぎてしまった。
シャクの種を広辞苑で引くと、腹立ち・いかりの種と出てくる。
植物図鑑では、セリ科シャク別名コジャクと出てくる、これがシャクの種です。
駄洒落だけではつまらないので、これはシャクの花です、典型的なセリ科植物の花です。
稜線の向こうから雲が湧き上がる、夏雲だ、昨日の手稲山は暑かった。
夏になると咲きだすのがキンポウゲ、この花弁の輝きはまさに黄金色。
タニウツギも初夏の花、今年の花の色は薄いピンク色。
頂上に有るベニバナイチヤクソウの群落も咲き始めた。
ベニバナイチヤクソウ、かってはイチヤクソウ科に分類されていたが、今はツツジ科とのこと。
奇麗に色付いてきたミヤママタタビの葉、漢字では深山木天蓼と書きます。
木天蓼(モクテンリョウ)とは、果実に付いた虫こぶの漢方薬名、猫の病気にも効用有りとか・・・?
6月21日夜の9時ごろ、西の空に月と金星と火星がならんでいた。
それにしても夜の街のなんと明るいことか、街明かりが散乱して空も明るい。
空は晴れているんだが星がほとんど見えない、星空が見える暗い所へ行きたいな。
と言う訳で、旅に出て街明かりの無い暗い所へ行くと、つい嬉しくなって夜フラフラと出歩きます。
これはまだ空に明るさが残っているので周囲の風景も見えています。
大分暗くなってきました、空はドンヨリとした曇り空で星明りも有りません。
梅雨時期に厚い雲に覆われた夜の暗さを「五月闇」と言います、今夜の暗さは期待できそうです。
完全に夜のとばりが下りました、真っ暗闇で何も見えない?何か見えているはずです。
目が闇に慣れてくるとこんな感じになります、どんなに曇っていても地上より空の方が明るいのです。
どうです、人工の光は全く無いでしょう、遠くの街明かりも有りません。
夜真っ暗闇の中を徘徊するのをナイトハイクと言います、
ハブは居るかも知れませんがクマは居ません、安心してください。
今日は夏至、昨日19時26分西の空、日が長くなりました。
明日からは日が短くなり、また冬がやって来る、なんと一年の短いことか。
20時12分、暮れ残る西の空に細い月と金星、星々が輝き出すのは夜9時を回ったころ。
初夏の山路です、緑が濃くなってきました、頭上からセミの声が降って来る。
そんな山路の脇に咲く野の花山の花、マイズルソウです。
ヒメイズイ
白花のハクサンチドリ
タニマスミレ
新芽が伸びてきたウメガサソウ、今年もまた一年の成長を追ってみようかな。
ハマヒルガオ、午前中の早い時間に来るともっとたくさん咲いていたのだが、日が高くなるとしぼんでしまう。
ハマニガナ、手前の葉はハマボウフウ、まだ蕾も出ていなかった。
スナビキソウ、ちょっと時季外れだったかな。
奇麗な花なのでUPでもう一枚。
コウボウシバ、上の細長いのは雄花、下の雌花は種になっていた。
海には何も無いのでスピード違反の小型漁船。
なぜかアヒルが居た、ここまで波は来ないので風に飛ばされたか誰かが置いて行ったのか。
久しぶりに海へ行ってみたら道端に白い花を付けた木が立っている、ニセアカシアの木だ。
マメ科ニセアカシア、別名ハリエンジュ、六月上旬一斉に咲き始める、北海道の初夏の花だ。
マメ科だからマメの花、この花の下を歩くと頭上から甘い香りが降って来る。
話題が無いので桂の木の葉っぱです、枝の先端の若い葉っぱは先の尖った楕円形をしていますが、
枝の下の方の古い葉はハート形へと変化してゆきます、なんでかな。
葉を成長させる分裂組織が葉の根元、葉柄の付け根付近に有るからです。
例外はイチョウの葉で、葉の先端に分裂組織が有る、だから扇の様に先端が広がった形をしている。
イチョウの木の出現はペルム紀(約三億年前)と言われているので、現生の植物と比べればちょっと変わり者。
朝露、この頃撮るものが無くなってきた、足元の草叢を覗き込んでいます。
アブラナ科ナズナ、ぺんぺん草の方が通りが良い。
図鑑には生育場所として、道端・空地・田畑の周辺とある、
すなわちどんな場所にでも生えることから、貧乏な様を現す言葉として「あの家はぺんぺん草も生えない」と言う。
6月も中旬になると初夏と言ってよいのでしょうか、昨日は手稲山へ行って蕗とワラビを採ってきた。
この頃ヒグマの目撃情報が多いです、あの道の曲がり角でバッタリなんてこと無ければよいのだが。
ツバメオモトの株が増えてきた、中腹ではちょうど今が花盛り。
ハクサンチドリはこれからドンドンと咲きだす。
頂上付近のシラネアオイ、これが今年最後の花だろう。