人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

6月30日に半年後の話

2021年06月30日 | 日記

早いものですね、2021年も半分が過ぎてしまいました。

 

と言う訳で、冬の保存食 乾燥ワラビの出来上がりです。

さてこれをどうしましょう、ふと思いついたのがクジラ汁。

北海道で主として函館地方の正月料理ですが、

暮れになると札幌のスーパーでも塩クジラが出回ります。

半年間保存して、塩クジラが店頭にならぶ頃クジラ汁を作ってみます。


6月28日の手稲山はワラビ採り

2021年06月29日 | 野歩き山歩き

山の上は天気が良くて暑かった、余市岳の残雪も残りわずか。

 

下界は層雲に覆われている、上から見れば雲海だ。

 

ベニバナイチヤクソウは頂上まで咲き進んでいた。

 

ワラビ採りをしながらこの道を下ります、

今日は誰も居ないので沢山採れるかも。

 

こんなに沢山採ってきてしまった、どうしましょう、冬の保存食にします。


夏至の頃咲く山野草の花

2021年06月27日 | 野の花山の花

六月下旬、夏至の頃の夕陽です、この夕陽を見るたびに一つ歳を重ねてしまう。

年寄りが愚痴を言ってもはじまらないので、夏至の頃野山に咲く山野草の花です。

 

これは日中ですが、葉を閉じたカタバミ。

カタバミとは葉が半分食べられた様だということで、片食または傍食と書きます。

 

標高1000mの手稲山頂上に咲いていたタニマスミレです。

 

タニマスミレは地面から直接葉と花柄が出て、草丈は5cm~10cmぐらい。

 

ニヨイスミレ別名ツボスミレ、ほとんど道端の雑草の花です。

 

ちょうど夏至の頃浜辺をピンク色に染めるハマヒルガオの花です。

 

ユリ科ヒメイズイ(姫萎蕤)、イズイとはアマドコロの漢方薬名。

 

ヒメイズイの開花した状態です。

 

ユリ科オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)、この花がなんで蘭なんだろう。

 

茎の中が中空でなかったので、これはヒメジョオン(姫女苑)。

一見しただけではハルジオン(春女苑)と区別がつかない、今時の雑草の花。


夏雲とノダイオウと満月

2021年06月26日 | 日記

昨日は青空に夏雲湧く一日、夏と言えば海、海へ行ってみた。

 

昨日は小樽ドリームビーチ海開きの日、お客さんは保育園の子供たちだけ。

 

北国の海の貝殻はこんな物しか有りません、夏の沖縄の海へ行ってみたいな。

 

時季外れのスナビキソウが咲いていた、ハマヒルガオはちょうど満開。

 

海沿いの道端で、タデ科ノダイオウ(野大黄)の種、準絶滅危惧種だそうです。

 

昨日6月25日は月齢15.0の満月、待ち構えていたらこんな所から出てきた。


草にも色々有ります

2021年06月24日 | 写真

ナデシコ科ツメクサ(爪草)、葉の形が鳥の爪に似ているから、上の丸いのは種です。

 

マメ科アカツメクサ(赤詰草)、緩衝材として物の間に詰め込んだから、だとか。

 

マメ科シロツメクサ(白詰草)、アカツメクサの白花タイプ。

道端で蹴飛ばして歩いている雑草だが、こうして見ると意外ときれい。

 

山の中で左手に持った温度湿度計を右手に持ったコンデジで撮っている写真。

ではこの写真は誰が撮ったのでしょう、私には手が三本あるのだ。

今日のブログ、写真三枚では物足りないので載せただけ、こういうのを埋め草という。


オオイチモンジ

2021年06月23日 | 自然観察

裏山の散歩道の脇に立つミズナラの木も深緑の夏姿になってきました。

春夏秋冬一年を通して眺めていれば、季節の移り変わりを実感します。

 

今日は裏山でオオイチモンジを見つけました、これが出てくれば夏が近い。

 

二頭がそろって食事中、奇麗な蝶には奇麗な花・・・・・とはかぎらない。


夏至の落日と年寄りの時間

2021年06月22日 | 今日の雑感雑記

2021年6月21日 19時10分、夏至の落日です。

今日からまた日没の位置が南へ移動する、時計の針が逆戻りするようだ。

 

昨年の冬至は12月21日、ちょうど半年前でした。そのころ何処に居たかというと、

こんな所をウロウロしていました、下地島の通り池です。

 

ちょうど12月21日に撮った写真がないかと探したらこんなものが、

何処かの道端で撮った、名前は知らないがイネ科の植物です。

12月下旬にイネ科の植物が花を咲かせるとは、やはり南の島だと思って撮ったのかも?

 

それにつけても半年という時の流れのなんと早いことか、まさに光陰矢の如し。

「想対性理論」によれば、年寄りの時計は若者の時計より時間が早く進むそうだ。

これは認知学または心理学における時間のことで「相対性理論」ではありません。

 

一人の人間の一生なんて、こんな所に咲くイワツツジの花みたいなもの。

短くも儚いのです、年寄りは夏至の落日につれずれ思うのだ。


年越しの種と今年の花

2021年06月21日 | 自然観察

ハイマツの種(マツボックリ)は一冬越してから成熟し黒褐色になる。

雌花は今年伸びた枝先に付き(中央上部)雄花は昨年の枝先に密集して付く(左側)。

 

イチヤクソウ科ウメガサソウ(梅笠草)の花、7月~8月ごろ咲きます。

 

これはなんでしょうか、昨年のウメガサソウの種が落ちずに残っていたものです。

 

ツツジ科ハナヒリノキ(嚏の木)7月~8月ごろ開花する。

有毒植物、この粉末が鼻に入るとクシャミが出る、嚏とはクシャミのこと。

 

ハナヒリノキの種です、花は下向きだったのに種は上向きになっています。

種の保存、生存戦略上なにか意味のある現象なんでしょうか?


オニギリと草の葉っぱ

2021年06月20日 | 自然観察

昨日の昼飯は山で塩じゃけ入りのオニギリ一個だけ、年寄りはこれでいいのだ。

 

セリ科アマニュウの若い葉、葉脈に沿って斑入りのものを見かけます。

これはこういう種類なのでしょうか、それとも病変した病葉なのでしょうか。

 

白くなったミヤママタタビの葉、これはこういう種類です。

 

マタタビ科ミヤママタタビの花、キウイフルーツの原種かな。

 

山では西洋タンポポとハクサンチドリが同時に開花します。

 

ピンク色のハクサンチドリです、白花のものも有りました。

 

今日は梅雨入りみたいで天気が悪い、昨日採ってきたフキとワラビの料理をします。


ニワゼキショウ咲く季節

2021年06月18日 | 野の花山の花

山に霧が立ち込める季節になるとニワゼキショウが咲き始めます。

 

ニワゼキショウ(庭石菖)は草むらに咲くアヤメ科の小さな花。

 

庭などに生え、その姿が石菖に似ていることから。

 

朝花はまだ閉じていますが・・・・・。

 

日が高くなると開き、夕方にはしぼんでしまいます。