人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

石狩浜のヒオウギアヤメ

2010年06月29日 | 野の花山の花

西日本方面は梅雨で大雨だというのに、北海道は連日猛暑が続いています。

6月の日本列島が梅雨なのは正常ですが(雨が多すぎても困りますが)、

北海道が6月で連日30°C以上とは異常です。

二酸化炭素の排出による「地球温暖化」ではなく「異常気象化」の方が表現として正確かも。

その内「梅雨の無い日本列島」とか「雪の降らない北海道」なんて事に成るかも。

石狩浜へハマナスを見に行ったら、数年前と比べれば絶滅寸前と言っていいほど

花の数が激減していた。

その代わりヒオウギアヤメの群落が元気良かったので沢山写真撮ってきました。

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以前はこの辺りハマナスの花で一面ピンク色だったのに。

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ヒオウギアヤメの群落

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道端にも咲いているぞ

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UPで一枚、その他にも色々咲いていたが明日にでも。


ニセコ鏡沼のワタスゲ

2010年06月28日 | 野歩き山歩き

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昨日は若干涼しくなったのでニセコ鏡沼のワタスゲを見に行った。

涼しくなったといってもニセコ山中の気温は28°C、アンヌとイワオの残雪も消えてしまった。

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鏡沼への途中で渡るジャコ川の清流でしばし涼をとる。

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今年のワタスゲは完全に不作である。背丈も低く花の数は昨年の三分の一ぐらいか。

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ヤマドリゼンマイもあまり大きく成っていない。

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ツルコケモモはポツリポツリと咲いている程度しかない。

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ホロムイイチゴはちょうど満開の時期、イソツツジは昨年よりも花の数が少ない。

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なんとも寂しい鏡沼湿原なのであった。やはり今年の雪解けが遅れたせいか?


夏がやって来た

2010年06月26日 | 今日の雑感雑記

夕陽が小樽の高島岬へ沈む頃になれば夏である。

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本日の予報最高気温は、北海道の北見市が34°Cで全国一、札幌は31°Cである。

暑いといえば大阪であるが曇りで30°C、名古屋は梅雨空らしく最高気温が25°C。

沖縄の那覇は札幌と同じく31°C、気温が同じでも北海道と沖縄では中味が違う。

特に夏至前後のこの時期、沖縄の太陽は頭の天辺から垂直にジリジリと燃えたぎり、

その上湿度が80%~90%とくれば「日中出歩けばフラー(バカ)になる」は良く解る。

でもやはり北海道で30°Cを越えれば暑いのだ。

そろそろニセコの沼のワタスゲが見頃を迎えている頃だろうから、今日あたり

行ってみようかと思っていたが、年寄りが炎天下ウロウロしていればぶっ倒れるのでヤメにした。

窓を開け放ち風を通した室内でゴロ寝するのが一番涼しい・・・・こりゃ完全にジジイだな。


今日はほとんど真夏日

2010年06月25日 | 今日の雑感雑記

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今日は朝からギンギンの快晴、洗濯物と蒲団を干してちょいと手稲山へ。

メチャクチャ暑いので頂上まで行く気は最初から無かったが、今日は近くの高校の

遠足らしくギャーギャーとうるさい連中が数百名は来ていたので完全にパス。

今の時期は、春の花が終わって夏の花はこれからという端境期、何も無し。

この様な日陰に入れば涼しいが、今日は本当に暑い一日だった。


カテゴリー細分化しました

2010年06月24日 | 今日の雑感雑記

旅先の写真は何でもかんでもカテゴリー「旅行記」の中に放り込んでいたのですが、

量が多くなってきたので地域ごと、島ごとに細分化し「島旅:〇〇〇〇」としました。

「旅行記」をクリックすれば膨大な量の写真が出てくるので、見る気しなくなるだろうからね。

今後は量の多くなってきた「野の花山の花」「野歩き山歩き」なんかも細分化する予定。

今日は他に話題も無いので、何処にでも咲いている野の花の写真です。

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オオハナウド

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マツヨイセンノウ

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アカツメクサ

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ヒメジョオン


ハイマツの花

2010年06月22日 | 写真

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ハイマツの雌花です。

風媒花で虫をだまくらかす必要が無いのに綺麗、赤い色は紫外線対策かな?

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ハイマツの雄花です。

左端の花は熟れて黄色い花粉が飛び出す寸前。花粉症の人はハイマツに気をつけて。

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ハイマツの実です。

あれっ?と思うでしょう。昨年咲いた花は一冬越して今頃結実するのです。

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マツはマツでもカラマツソウの花です。

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ついでにハクサンチドリとマイズルソウの花。

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山道とダケカンバの木。

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強風に晒され続けたダケカンバの木。


神居尻山の高山植物

2010年06月21日 | 野の花山の花

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神居尻山のお花畑は、この様なガレ場の急斜面に有るので近づけないのだ。

でも登山道の近くに咲いているのを何枚か撮ってきたぞ。

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ゴマノハグサ科の咲き始めたヨツバシオガマと花も終わりのキクバクワガタ。

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ヨツバシオガマとエゾシオガマのツーショット。

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ヨツバシオガマ・ミヤマアズマギク・イワオウギ。

ここで足を滑らせると下の残雪まで一直線、ワスレナグサの人には成りたくないのだ。

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岩場に生えている頭の黄色いのはイワベンケイだと思う。

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ご存じのユキザサ(アズキナ)です。

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なんだなんだ?これは初めて見た・・・・帰って調べてみたら唯のキク科センボンヤリでした。


二年ぶりの神居尻山

2010年06月20日 | 野歩き山歩き

五月上旬に風邪を引いてからは、気力体力がガクッと落ちて天気が良くても

山へ行こうという気がしなくなっていた。

これじゃいかんと思い、二年ぶりに樺戸三山の神居尻山(947m)へ出かけた。

Bコースから登ってAコースを下る一周約9.5Km、所要時間5時間である。

やはり足腰心肺能力ともに昨年の三分の二ぐらいに落ちていた。

これが歳を取るということか、来年は半分になりその内杖ついて歩くようになるのかなぁ。

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Aコース分岐から振り返って見た神居尻山頂上、僅かに残雪を見るが昨日は

無風で猛烈に蒸し暑かった。

さらに、写真でも撮ろうかと一瞬でも立ち止まると、顔の回りにそれこそウンカのごとく

まとわりつく羽虫・・・・これにはまいった。

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西向きの風衝斜面のお花畑、もっと近づいて撮りたかったのだが、一歩踏み外すと

奈落の底なので恐ろしいのだ。

白い花はエゾノハクサンイチゲ、まだまだ沢山咲いていたが明日にでも。


蝦夷梅雨

2010年06月18日 | 今日の雑感雑記

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北海道には梅雨が無い、すなわち梅雨前線が北海道までは北上しないから。

でもその影響は確実に有るのです。山の方では六月に入れば朝夕こんな風景が見られます。

昨年は七月一ヶ月間北海道も完全に梅雨でした。今年はどうかな?