人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

紅葉と熊さん

2022年10月30日 | 日記

裏山の散歩道も紅葉の真っ盛り、頭の中を空っぽにしてのんびりと歩いているだけで楽しく・・・なりません。

実はこの散歩道は熊さんの散歩道でもあるのです。

つい先日も何時も山で会う人が「熊いましたよ、笛吹いても逃げないんだ」と言っていた。

 

今年に入ってからの熊の目撃情報です、?マークは熊であることの確認がとれなかったもの。

中央区・南区に目撃情報が多いのは、ここに熊が沢山居るからではなく、

山奥まで市街化が進み人が多く住んでいるから結果として目撃情報が多くなるためです。

熊が人里に降りてくるのではなく、人が熊里に入り込んでいるのが札幌市の現状です。


夜明け前の空

2022年10月24日 | 自然観察

これは昨日投稿したものだが、日付がなぜか9090年1月1日になって何処かへ飛んで行ってしまった。

なんでだろう?今日の日付で再度投稿してみる。

東雲と書いて「しののめ」と読む、曙とも言い夜明け前の空が茜色に染まる頃、日本語はややこしい。

 

立ち昇る天の川銀河、直径10万光年あるらしい、宇宙の大きさに比べ光の速度はあまりにも遅すぎる。

 

1月下旬午前3時40分ごろの南の空、左上の明るい星はおとめ座のスピカ、その右側の台形はカラス座。

それ以外特に明るい星は写っていないが、実はここに頭の先から尾の先まで天空上90°にも及ぶ長大な

うみへび座が有るのです、この空を見て誰がそんな星座を思いついたんだ。

夜空が赤色と緑色になっているのは大気光です、高度80km~100km付近の電離圏大気の化学・物理発光。

この時は360°空全体が赤くひかり足元が見える程に明るかったが、影というものが無い不思議な感覚でした。


10月21日の手稲山 木の実草の実

2022年10月22日 | 自然観察

中腹の紅葉はまだ残っていたが、頂上付近は枯れ木の山になってしまった。

 

最後の一葉が落ちるまであとわずか、残るはエゾマツ・トドマツの緑色だけ。

 

周辺の山々のダケカンバはすべて葉を落としてしまった、あとは雪が降るのを待つだけ。

 

周りの草が枯れてくるとツルリンドウの赤い実が目立つようになる。

 

ツルリンドウは地面を這うように伸びている場合が多い。

 

茂みの中にフッキソウの実を見つけた、ツゲ科の常緑低木です。

 

この時期になるとマイズルソウの実は赤く透き通ってくる。

 

ツバメオモトは葉が枯れてしまい、ツバメの頭だけになってしまった。

 

キク科の花は息が長い、咲き残っていたハルジオンの花。


今年の初冠雪

2022年10月18日 | 日記

山へ行こうかと思っていたらいきなりの土砂降り、寒気のせいで天候不安定、今日はダメですね。

 

雨が上がった後奥山が白くなっていた、今年の初冠雪だ。

ここからは見えないが、おそらく手稲山にも雪が降っただろう。

また雨が降り始めた、今日は家でおとなしくしていよう。


ハナヒリノキとウメガサソウ

2022年10月15日 | 野の花山の花

1200万画素の小さなコンデジ持って裏山へ行ってきた、画質は劣るしハレーションは出るは、ダメですね。

 

ツツジ科ハナヒリノキ、ツツジ科の花特有のつぼ型の花が下向きに咲いている。

 

ハナヒリノキの種、種になると下向きだったものが上向きになり五裂する。

 

ウメガサソウの花、2013年発行の図鑑ではイチヤクソウ科ウメガサソウに分類されている。

たしかにイチヤクソウ科の花に似ているが、雌蕊の長い突起が無い。

 

昨年と今年のウメガサソウの種、Wikipediaによればツツジ科の常緑小低木に分類されている。

上向きになり五裂した種はツツジ科のハナヒリノキの種にそっくりだ、植物の分類は解りませんね。


10月10日の西ノ島

2022年10月11日 | 自然観察

これは昨日10月10日のひまわり8号の画像ですが、西ノ島の噴火が止まりません。

これでは子育てのために戻ってきた海鳥たちもしばらくは帰れないですね。

ひとつの火山の一生は平均20万年、場合によっては100万年と言いますから、噴火が続いても不思議はないです。

10万年後にはここに大きな島が誕生しているかも、それまで人類が生きていれば良いのですが。

 

噴火が治まったら一番に上陸する植物、パイオニア植物はモンパノキかも知れませんね。


10月9日の手稲山

2022年10月10日 | 野歩き山歩き

昨日の手稲山は三連休の中日で天気も良いし、続々と登山者が登ってくる。

 

今年は紅葉が始まる前にダケカンバの葉が落ちてしまっている、なんか変だ。

 

最も奇麗な所でもこんなもん、一週間後にまた行ってみましょう。

 

中腹の森の中ではまだ紅葉には早かった。

 

大雪連峰の旭岳(2290m)北鎮岳(2244m)安足間岳(2200m)は真っ白だ。

 

落ち残ったツバメオモトの実が良い色になっていた。


十三夜の月

2022年10月09日 | 日記

9月10日は中秋の名月、十五夜の満月でしたが、10月8日は少し欠けた十三夜の月です。

まん丸い満月よりも少し欠けた月の方が趣が有ってよろしい、というのが日本人の感性らしいです。

左側には輝きを増した木星がいます、10月8日17時30分の南東の空でした。