南大東島で忘れてならないのがこのバリバリ岩。島の北端北港の近くに有ります。島が曲げ応力または引 っ張り応力を受け、パカッと割れた大きな直線状の開口亀裂です。これは入り口付近の写真ですが、長さは 150m~200m位有ったでしょうか。亀裂の先端は地中に潜り、鍾乳洞状に成っています。他にも何カ所か有る ようですが、一般に開放されているのはここだけです。フイリピン海プレートに乗った南北大東島は、年間7cm の速度で北西へ移動しているため、250万年後には琉球海溝の中へ消えゆく運命にあるとか。
シュガートレインです。昔は島を一周した鉄路が有り、サトウキビを積んで製糖工場まで運んでいました。貨 物専用とは言え、沖縄県下ゆういつの鉄道でした。
その当時の石造りの機関庫です。
では最後にもう一度島の全景を見てから南大東島を後にします。さえぎる物の無い風景の中、とにかく空が 広い。次回は沖縄本島知念岬の沖にある神の島、久高島から。