世が世であるならば、ちょうど今頃この島へ向かって旅立っているところでした・・・・薩摩硫黄島です。
この写真は、口永良部島から望遠レンズで撮って、画像処理で島影を浮かび上がらせたものです。
昨日はギリギリまで台風17号の動きを追っていたが、高波のためフェリーみしまが欠航する可能性が大きいため全てキャンセルして旅行は取りやめとした。
例年南西諸島への旅行は、台風の去る11月から翌年4月下旬までの冬から春にかけてが、天候が安定し世の中騒がしくないので行っていた。
今回はたまたま、新千歳~鹿児島往復航空券と鹿児島市内ホテル二泊で40、800円というパック物を目にしたので申し込んだら、お見事台風17号と鉢合わせである。
取消料40%也を取られたうえに、南西諸島巡り仕上げの島と以前から計画していた薩摩硫黄島行きがパーである。
やはり安物には手を出すもんじゃないな。
薩摩硫黄島は、歴史・地形地質・火山・特異な景観・露天風呂など、見どころ一杯の面白い島なんだが、交通の便が悪いため近くて遠い島と言われている。
来年の春にでも行ってきますかな。
今日は気温26°湿度60%で、やっと野山を歩き回るに適した気候に成ってきた。
今年の9月はあまりにも暑く、出不精ですっかり運動不足に成ってしまったので、今日は石狩の浜を10.0km程散歩してきた。
初秋の石狩の浜には、なにやら侘しい風景が広がるばかりだった。
絵になる風景が何も無いので、キラキラと光る砂浜を撮ってみた。
なかなか見た目の印象どおりには写らないものだ。
画面中央のピントが合っている部分にも光る点は有るのだが、写真では消えてしまっている、デジタルカメラの撮像素子の特性かな。
同様にキラキラ光る雪面、目で見る光る点はもっと強烈な輝きを発しているのだが、写真では白トビしてしまってこれ以上の表現は出来ない。
暑い暑いと言ってはいても、三ケ月後にはまたこんな世界に成ってしまうのだ。
決して雪の降ることがない楽園の世界、でもサンゴ砂の砂浜はどんなに日の光が強くてもキラキラ光ることはない。
島旅シリーズもネタが尽きてきた、って言うかGX200で撮った写真は花や葉っぱばかりなもので。
宮古島市の下地島のビーチは中の島海岸が有名だが、通り池の前後にもあまり知られていない隠れビーチが有り、これもその一つです。
そんな隠れビーチへと続く小路で発見した(後程よく見たら島中に有った)スベロサの花。
ぽんたさんのコメントで教えてもらった花の名前で、トケイソウ科トケイソウ属パッシフロラ・スベロサ(Passiflora Suberosa)と言うそうです。
つる性植物スベロサの葉っぱです。
スベロサの青い実、直径1.0cmもない小さな実です。
実は熟すと黒くなる、別名 クロミノトケイソウという。
これがあの果物の王様パッションフルーツの原種です。