人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

不整脈爺とOptio s

2012年11月27日 | 写真

外は相変わらず暴風雪です、暇なのでもう一本投稿します。

Photo_2

先日天候の合間を見て、手稲山千尺スキー場跡へ散歩に行ってきた。

頂上までの標高差が千尺(330m)で軽い運動にはちょうど良いのだが、

途中で不整脈が出始めてゴルフ場から引き返してしまった。

本当に情けない体に成ってしまったものだ。

Photo_3

ポンコツに成ったわが身を見る思いで眺めてきた廃屋、千尺スキー場レストハウス跡です。

形あるものは必ず滅す、生あるものは必ず死す、栄枯盛衰世の習い、

なにやら平家物語の琵琶の音が聞こえてきそうな雰囲気になってきた。

この写真は、320万画素のPENTAX  Optio  s で撮ったものをLightroom4で

レタッチしてそれらしく仕上げたものです。

今じゃトイカメの部類に入るOptio  s だが、かえって雰囲気の出る写真が撮れる。

トイカメ一台ほしいなぁ。


来間島のトラバーチン

2012年11月24日 | 自然観察

Photo

暇つぶしに昔の写真を見ていたらこんなものが有った。

宮古諸島の一つ来間島の長間浜のビーチである。

今では美しい隠れビーチとして人気のスポットだが、2008年6月当時は

訪れる人もなく静かな所でした。左端の島影は伊良部島です。

Photo_2

話題はビーチではなくこの写真、知る人ぞ知る「来間島のトラバーチン」である。

トラバーチン(travertine)とは地学辞典によれば

「緻密な、しま状構造をもつ化学的沈殿による石灰岩」とある。

これはあの暗灰色をした美しくもなんともない琉球石灰岩が結晶化(大理石化)

したものが炭酸カルシュウムの沈殿により緻密な硬い岩石に変化したものです。

長間浜のあちこちに露頭しており、波に磨かれ美しい石の表面を見せています。

来間島ではかって高級石材として切り出され、国会議事堂や靖国神社の

大鳥居などに用いられているそうです。

Photo_3

これはサンゴの欠片や貝殻が炭酸カルシュウムの沈殿により

カチンカチンになったトラバーチンの一種です。


街にも雪がやって来た

2012年11月23日 | 今日の雑感雑記

Photo

ついに街中にも雪が積もりはじめた。

世の中今日から三連休とか、でも天気が悪く吹雪です。

一日一写がモットーのカメラジジイも、こんな写真一枚撮ってきたのがせきのやま、

家で背中丸めて猫状態でいます。

これから約半年間、こんな色彩の無い世界が続くと思うと精神的に耐えられない。


山は雪山海は大荒れ

2012年11月21日 | 写真

Photo

ちょいと山の様子を見に行ったら完全に雪山、これは根雪になるだろう。

スキー場はまだオープンしていないが滑っている人が居た、待ちきれなかったんだろうな。

天候が回復したら冬山装備で頂上まで行ってみようかな、ここ数日は天候が悪いです。

Photo_2

帰りに海へ寄ったら強風で大荒れ、砂粒が舞い飛び口の中がジャリジャリ、

髪の毛ガサガサ服はベトベト、あわてて逃げかえってきた。


デジカメのGPSの精度について

2012年11月17日 | 写真

今日は朝から雨、予報では最高気温10°Cとのこと。

昨年の日記帳を見たら、11月14日「札幌市街地に初雪」

11月17日「本格的積雪10Cm、市内真っ白だ」と書いてあった。

Photo

これは15日に撮った近所の桜の木、まだ秋としか言いようがない。

Photo_2

話は変わって、これはGPS機能の付いたデジカメで撮った画像データーです。

これによれば、2012年11月16日11時17分03秒に、

北緯43°4.9892′(4′ 59″) 東経141°12.3108′(12′ 19″)標高575.9mで

真北から36.86°東の方向を撮ったものであることが解る。

でも緯度経度で言われても何処だか解りませんよね・・・・そこで。

Photo_3

国土地理院のホームページに「地図閲覧サービス(ウオッちず)二万五千分一地形図」

というのがあり、北は北方領土から南は魚釣島までの地形図を見ることが出来る。

画面中央の十文字の位置の緯度経度が、画面上部左側に秒単位で表示される。

画面をスクロールして、目標とする緯度経度の所へ十文字をもってくればよい。

このデジカメのGPSの精度は10mと取説に書いてあったが、ドンピシャリで

道幅一本分もズレていない。

標高は約4mズレているが、GPSはもともと標高の精度は良くないのでまあまあだろう。


冬が近ずいてきた

2012年11月14日 | 今日の雑感雑記

Photo

すっかりと葉の落ちた林の中にモミジの紅葉だけが残っていた。

明日は札幌の平地でも雪が降り、観測史上最も遅い初雪となるそうだ。

なので昨日は車のタイヤ交換をした、昨年交換したのは何時だったかな?

Photo_2

ニシキギの赤い実、明日はこの上に白い雪が積もるのかな。

本日は朝から雨、11月に入ってからは二日おきに晴れと雨の繰り返しだ。


霧氷の手稲山から

2012年11月11日 | 写真

Photo

今日は全道的に高気圧に覆われ、抜けるような晩秋の青空を背景に霧氷の手稲山。

Photo_2

霧氷をまとった頂上の木々、頂上へたどり着いた時には全て融け落ちていた。

Photo_3

日の当たらない西峰北斜面の霧氷です。

Photo_4

今日は頂上から360°見える物は全て見えた。石狩湾越しに暑寒別岳です。

Photo_5

頂上からの何時もの風景、羊蹄山、定山渓天狗岳、無意根山です。

Photo_6

余市岳と朝里岳です。

Photo_7

札幌市街地の向こう側に、右に夕張岳、左に芦別岳です。

Photo_8

南側を見ると、噴煙を上げる樽前山、不風死岳、恵庭岳のシルエット。

Photo_9

そして今日のハイライト、右から十勝岳連峰、中央にトムラウシ山、左端が大雪山で、

旭岳の爆裂火口まで見える。

こんな天気の良い日は年に何回もない、もっと早起きして出かけ、

朝日にきらめく霧氷の森の中を歩いてみたかった。