人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

世界遺産ー沖縄座喜味城跡

2006年06月30日 | 写真

Photo_125

 世界遺産の城の中では、小粒だが其れなりに美しい城跡である。ただ何故か古の趣が 感じられないと思ったら、沖縄戦で破壊され、復帰後大規模な城壁修復工事が行われ た、とのこと。城壁以外は、建物の礎石跡が有るだけで、他には何も無い。

Photo_127

 ①アーチ門の中央上部に有るくさび石が他の城には見られない独特のものとか。

Photo_128

 ②二の郭の内部、何も無い。

Photo_129

 ③一の郭の内部、建物の礎石跡が有るだけ。

Photo_130

 ④城跡からはこんな物が見える。楚辺通信所、通称ゾウのオリである。


ゴゼンタチバナ

2006年06月29日 | 写真

Photo_124

 今日は天候が回復したので、横津岳から袴腰岳まで往復。約11km 16600歩の行程。道 端でゴゼンタチバナ(御前橘・ミズキ科)を見つけた。昨年も同じ道を歩いていたが、咲い ていなかったのか、見落としていたのか?


世界遺産ー沖縄勝連城跡

2006年06月28日 | 写真

Photo_117

 14~15世紀ごろ、勝連半島中央部に建てられた勝連城は最も城らしい外観を備えてい ます。標高約100mの一の郭(本丸)からは360°の眺望が開け、北に金武湾を南に中城 湾を、そして近くの島々を見ることができる。首里城は別格とすれば、世界遺産の城の中 では最もすばらしい。

Photo_118

 ①下グスクから勝連城全景、色の白い部分は近年行われた補修跡。

Photo_119

 ②三の郭への階段と城壁。

Photo_120

 ③三の郭から、二の郭・一の郭を望む。

Photo_121

 ④二の郭に有る拝所跡。

Photo_122

 ⑤一の郭から中城港湾方面を望む。

Photo_123

 ⑥一の郭から金武湾方面を望む。海中道路・平安座島・宮城島・浜比嘉島と浜比嘉大橋が見える。


世界遺産ー沖縄中城城跡

2006年06月27日 | 写真

Photo_108

 今年二月に世界遺産に登録されている沖縄の首里城、中城城、勝連城、座喜味城、今 帰仁城そして知念城を見学してきました。その時の写真を幾つか紹介します。各城跡の 平面図は「Nature Science」角川書店2002年6月号より引用させていただきました。

Photo_107

 ①三の郭正面、新城(ミーグスク)とも呼ばれ、亀甲乱れ積みの技法により築かれてい る。独特の曲線美が美しい。

Photo_109

 ②北の郭裏のアーチ門。観光客はここから城内に入る。ペリー探検隊がエジプト式と評 した精巧なアーチ門。

Photo_110

 ③北の郭から三の郭への階段と、二の郭城壁を見上げる。

Photo_111

 ④二の郭南側城壁、手前の石囲いは拝所、遠くに中城湾が見える。

Photo_112

 ⑤二の郭より一の郭正面入り口を望む。

Photo_113

 ⑥一の郭南側城壁、右手は琉球石灰岩の急崖が切れ落ちている。

Photo_114

 ⑦南の郭拝所、この他に久高島遥拝所も有る。

Photo_115

 ⑧正門の石垣。

Photo_116

 ⑨カンジャーガマ(鍛冶屋跡)と言われるが、何だか良く解らないらしい。


カンボク

2006年06月25日 | 写真

Photo_104

 両性花の周りを装飾花が綺麗に円形に取り囲み咲いていました。カンボク(肝木・スイカ ズラ科)不思議な名前なので広辞苑で調べたが、名前の由来までは書いていなかった。 英語名はWater - elder と言うらしい。年老いた水?と思ったら、elder にはセイヨウニワト コの意味も有った。では water は何の意味だろう。辞典によれば water には煎じ薬の意 味も有る。カンボクの果実は薬用にするらしいので、Water - elder は煎じ薬に成るセイヨ ウニワトコ とでも訳しておきましょう。ホントかな?


モノクローム

2006年06月22日 | 今日の雑感雑記

Photo_101

 私が写真を撮り始めたころは、モノクロが当たり前でありカラーは高嶺の花であった。朝 から晩まで暗室に籠もり、現像液の濃度がどうの、温度がどうのこうのとやっていたもの です。それが今ではデジカメでパチリ、パソコンで修正、プリンターで印刷、隔世の感が有 ります。

 昔会社の同僚の結婚式の写真を、スライドで披露宴の席で紹介しようとしました。その 間の時間は一時間程、近くの友人の暗室へ持ち込み、現像⇒定着⇒乾燥⇒密着反転⇒ 現像⇒定着⇒乾燥⇒マウント⇒披露宴席へ駆け戻り、やっと間に合ったと思ったら、密着 反転する時に裏表反対にしてしまった、などと言う事がありました。

 モノクロームの世界は、昼間の世界を夜の闇の世界を通して見る表現です。カラー写真 は、そのものズバリ見たがままの世界を表現していますが、モノクロ写真は、見る者の感 性と言うフイルターを通しての表現です。外灯の無い夜道、蝋燭や石油ランプでの夕餉を 経験した事の無い世代には、色彩の無い影の世界の向こう側を想像する事は難しいかも 知れません。


ルピナス

2006年06月22日 | 写真

Photo_100

Photo_99

 オーストラリアかニュージーランドでは、たちの悪い雑草として扱われているらしい。これ は大沼公園市街地の荒れ地に咲いていたものです。確かにこの繁殖力は、雑草と呼ぶ に相応しい。更地に成った住居跡に生えているものですから、園芸種の種が自然にこぼ れ、繁殖したものでしょう。これをもっと広げ、観光資源にしょうと言う発想は無いみたい だ。勝手に生えている唯の雑草扱いである。


イチヤクソウ

2006年06月21日 | 写真

Photo_98

Photo_97

 大沼湖畔で見つけたイチヤクソウ(一薬草)、下はちょっと色が薄いベニバナイチヤクソ ウです。イチヤクソウ科で仲間には不気味な感じのギンリョウソウがあります。薬用植物と のことですが、何の薬なんでしょうか?