人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

今年の野山の花 Best 10

2008年11月30日 | 野の花山の花

今日は昨日とうって変わって朝から吹雪き、また世の中が真っ白に成ってしまった。

外へも出られず、したがってまた過去ネタブログです。

今年春からの野山歩きで撮った花の写真 Best 10 を独断と偏見で選んでみました。

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春香山登山道脇に咲く春の花々、5月1日撮影。

エゾエンゴサク・カタクリ・エンレイソウ、大きな葉はオオウバユリ。

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手稲山北尾根コースで見つけたミドリニリンソウ、5月10日撮影。

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大千軒岳知内川コースの沢の中で始めて目にしたサルメンエビネ。

林間で薄暗かったのでストロボ使用、6月20日撮影。

0620

大千軒岳の千軒銀座から少し登った所で撮ったガクウラジロヨウラク。

知内川コースでは、この付近にのみ咲いていた、6月20日撮影。

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花ではないが銀緑色の葉が美しいアサギリソウ。

浜益の黄金山で7月15日撮影。6番目から10番目は明日にでも。


手稲山北尾根散歩

2008年11月26日 | 野歩き山歩き

ここ数日は天気が悪く家でゴロゴロ、今日はほぼ快晴なので運動不足解消のため

北尾根コースを途中まで散歩する。

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冬山というにはまだ雪が少ない、本格的に積もったらスノーシューで来てみるか。

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昨日は今シーズン最高の冷え込み、沢水が凍り付き氷の造形が出来ていた。

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ツルアジサイの装飾花。

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例によってエゾリスのお出迎え、エゾシカの足跡も有った。


超新星爆発

2008年11月25日 | 今日の雑感雑記

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もしも太陽系の近くで、とは言っても1000光年ぐらい遠くの事ですが、

そこで超新星爆発が起こったら、おそらくこの様な光景に成るんじゃないかと

イメージ画像を作ってみました。

何ですか?月の欠け方が不自然だって、そうなんです鎌の様に細く欠けた

三日月の写真が無かったもんで・・・・スミマセンですな。

地球上では、これまで五大生物大量絶滅事件が起こっています。

オルドビス紀末、デボン紀末、P/T境界、三畳紀/ジュラ紀境界、そしてK/T境界です。

この内のいずれかは、超新星爆発によるガンマー線が地球に降り注ぎ

生物が大量死したのではないかと言われています。一つの仮説では有りますが。

明日夜空を眺めた時、この様な光景が無いとは決して言い切れるものでは有りません。

年末ジャンボ宝くじに当たる確率よりは、相当低いのですが。


朝日夕陽の写真

2008年11月23日 | 写真

昇る朝日や沈む夕陽は、状況によっては天地創造のドラマを連想させるスペクタルである。

旅に出た時、その場所場所で朝日夕陽の写真を撮りたいと思っているのだが結果として写真が少ない。

なぜだろう、沖縄方面の場合貧乏人は民宿に泊まる事が多いので、夕食は早い所ではPM5:00から

だいたいPM6:00からが多い。夕食が終わると、そのまま同宿の人達と夜の宴会へと突入する。

これでは夕陽の写真は撮れないのだ。

朝は朝で二日酔いぎみ、起きた時には頭上高く日が昇っている。今後・・・・・・・反省。

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北海道の標高900mぐらいの峠から撮った夕陽、湿度が低いとこの様な写真になる。

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八重山諸島の鳩間島から撮った朝日、多少雲が出ているが高温多湿な海洋性気候では

一枚ベールが掛かった様な状況となる。此は此で赴きが有るのだが。

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北海道日本海側の初山別村の海に沈む夕陽、水平線に沈むまでハッキリと見えている。

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与那国島の西崎(イリザキ)へ沈む夕陽、最後まで見ていたがこれ以上太陽高度が下がると

モヤの中へ没してしまう、水平線は常に雲の中である。

110kmしか離れていない台湾が、年に二三度しか見られないのは頷ける事である。


暗闇の無い世界

2008年11月19日 | 今日の雑感雑記

カーテンを閉めて電気を消して寝ようとしても、目が暗闇に慣れてくれば、何故か室内が

ほのかに明るい。何処からと無く漏れてくる外光や、家電製品に着いている小さな

ライトが室内のあちら此方に有る。

町中は当然の事ながら、どんな奥深い山の中へ行っても人工の光が何処かに見える。

もはや真の暗闇は、貴重な環境資源と言っても過言ではない。

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昔々九州の山の中でキャンプと言う名の野宿した時の写真。

月が出るまでは本当に暗かったと記憶している。では今の日本のどこに真の暗闇が有るのだろう。

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世界の夜の衛星写真、二酸化炭素排出量=明るさの度合い×面積である。

同時に経済力(GDP)と文明(文化ではない)の分布域をも示している。

それらによって失った数々の物も、この光の中に埋もれている。

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米国の気象衛星DMSPが撮った夜の日本列島である。

これでは何処へ行っても人工の光から逃れようがない。

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では人口の少ない北海道ではどうだろう、やはり何処かには町の灯りが見えそうだ。

日高山脈西側の沢の中は暗そうであるが、それでは空が見えないし。

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周りが海に囲まれた沖縄から先島諸島にかけてはどうだろう。

以外に空が暗そうなのが、奄美大島の加計呂麻島南部であるが、

目の前に徳之島が有るのでどうだろう?

沖縄本島北端部の辺土岬なんてのも良さそうであるが、すぐ近くに与論島が。

ケラマ諸島・久米島なども良さそう、宮古島は明かりが多いのでダメである。

石垣島は、大都会の石垣市があるのでダメ、平久保岬なら良いか。

残るは西表島の西端部であるが、オジサン世代の人間が簡単に行ける場所ではないし。

(船をチャーターして送ってもらえば行ける)

さて、日本国内で人も熊も居なくて、真の暗闇を体験出来る場所は何処だろう?