人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

今日の昼飯は沖縄ソバ

2024年02月17日 | 食・レシピ

島唐辛子の写真を見ていたら、なんだか無性に沖縄ソバを食いたくなってきた。

札幌市内に沖縄料理専門店が有るらしいが、わざわざ出かけるのは面倒くさいので袋麺を買ってきた。

この袋のデザインは、紅型(びんがた)衣装をアレンジしたものですね、暖かい所は明るくていいね。

 

麺とスープはインスタントだが、トッピングだけは本格沖縄ソバ仕様、

残念ながら肝心のコーレーグースだけは手に入らなかった。

窓の外の雪景色を見ながら、今日の昼飯は七味唐辛子をかけた沖縄ソバでした。

 

沖縄と言えばやはり真っ赤なハイビスカスの花、ウチナーではそのものずばりアカバナー(赤花)と言います。

またはグソーバナとも言い、グソーとは後世と書き、すなわちあの世のこと、墓地に植えられることが多いためとか。

ヤマトのあの世は暗くて湿っぽいイメージだが、暖かい所はあの世まで明るく派手でいいな。


アマニュウと縄文食

2021年07月04日 | 食・レシピ

アマニュウは昔の人の大切な食糧、生のまま、油を付けて、乾燥して冬の保存食等。

今ではワラビ・ゼンマイ・フキ・タケノコなどは水煮で売っているが、昔は乾燥保存だった。

 

先日クジラ汁作ってみようと書いたが、レシピ調べたら何のことない縄文時代の食べ物だった。

乾燥保存した食用になる植物(今でいう山菜)を水で戻し、皮下脂肪の付いたクジラの皮と煮込むだけ。

縄文時代は冬でも入手可能なアザラシやトドの脂を用いたのだろう、味付けは無しか塩のみ。

これでタンパク質と脂肪分を接収できる、炭水化物はドングリでも食っていれば、これで生存可能だ。

この頃体重が増え腹が出てきたので、食生活を縄文食に変えようかな。


トウガラシ 二輪草 オハウ

2020年01月05日 | 食・レシピ


道端の雪の中に赤いトウガラシの実があった、頭に浮かんだのは新潟の発酵香辛料「かんずり」。
ラーメンに入れると美味しいそうだが(特に札幌味噌ラーメン)汁物一般にあいそうだ。



今日で正月休みもお終い、この年寄りは明日から来年の正月まで休み。
そろそろ昨年暮れに買い込んだ食材の整理をしなければ、二輪草は咋春採って冷凍保存したもの。
サケの切り身が有るので石狩鍋ができる、二輪草が入ればアイヌの伝統料理「オハウ」だ。
残りご飯を入れ、かんずりの替りに七味唐辛子を振って一草がゆにして食べました。



二輪草は何処にでも生えているし、食べても癖のない山菜なので今年また採りにゆきましょう。

今日の昼食は山菜蕎麦

2019年12月02日 | 食・レシピ


知人が蕎麦打ちにはまっています、打った蕎麦を家に持ち帰ると奥さんに
「毎度こんなに蕎麦ばかり、どうするの!」と怒られるそうです。
私が蕎麦好きと知った彼は、私のところを持ってくるようになりました、これたっぷり三食分は有ります。



今年の春採ってきたフキとワラビを冷凍保存してありました、今日の昼食は山菜蕎麦で決まり。



春先のワラビ、小ぶりだが裏山にはいくらでも生えていました。



という訳で今日の昼食、山菜蕎麦の出来上がり。



残りはワラビの炊き込みご飯にしました、ワラビのほろ苦さは春の味です。



春の山菜、三つ葉と二輪草も冷凍保存してあります、
雪景色を見ながら過ぎし春の味と香りを楽しみます。

食い物の話

2019年05月18日 | 食・レシピ


今時の裏山の散歩道、お気に入りのミズナラの木も萌木の季節となりました。



貧乏人は上ばかり見てはいけません、足元で今夜の食材を探さなければ、三つ葉です。



ウドも有りましたよ、酢味噌和えにすれば酒の肴になります。



今回の父島は食事無の四泊五日、手に入った食い物で美味かった順に。
① コンビニ的(父島にコンビニは有りません)弁当
② コンビニ的オニギリと即席みそ汁・塩辛い漬物
③ 具なしのインスタントラーメン
④ カップメン
⑤ 保存食(非常食)
(無人島に漂着した訳ではありません、世界自然遺産の島、父島です)



これはまさしく「食えりゃいいだろう」という代物、非常食です。



おがさわら丸船内レストランの朝食、普通の食事のなんと美味しいことか。

今時の道端で食えるもの

2019年04月25日 | 食・レシピ


ツツジは咲いたが柏の木はまだ冬柏、こんな季節に食えるもの・・・・・。



まだ小さいがそろそろ食べごろになった秋田蕗。



甘辛く味付けをし油炒めにします、春の味と香りが暖かいご飯にあいます。



その他今時食えるもの、花を咲かせ始めた道端のセイヨウタンポポ。



お浸しにしていただきます、特に美味い訳ではないが、ホロリとした苦味に春を感ずる。
こんな雑草ばかり食っていればエンゲル係数は下がりますが、
特に年寄りは栄養バランスに気を付けましょう。

沖縄の食材と夜空

2019年02月25日 | 食・レシピ


二月もそろそろ終わりなので、食材の整理をしていたら沖縄のくるま麩が出てきた。



くるま麩と言えばやはり麩ちゃんぷるーです、さっそく作りました。
沖縄そばも残っていた、泡盛に漬けこんだ島唐辛子が無いのが残念。



三年古酒の「くら」と波照間島の黒糖も有った、今夜の晩酌は決まりだな。



ついでに沖縄の離島で撮ったオリオン座とおお犬座、離島の夜空は本当に暗いのです。
データは、NIKON D90 16mm F/3.5 ISO3200 35秒露出です。

そばを食べる

2018年06月04日 | 食・レシピ


知人に蕎麦打ち段位認定に挑んでいる人がおり、試験日ごとに大量のそばを持って帰ると
奥様に「毎回毎回こんなに蕎麦ばかり持ってきてどうするの!」と叱られているそうです。
そこで私が蕎麦好きと知るや「食べてください」と持ってくるようになりました。
蕎麦打ちだけでなく、家庭菜園でそばを栽培しているとのこと、かなり気合が入っています。
先日は「間引きしたそばです」と言ってそば菜を持ってきた、そばを野菜として食べるのは初めて。
恐る恐る一本そのまま食べてみた、青臭さも苦味もなく美味、結局そのままポリポリと全部食べてしまった。

オオアマドコロの酢味噌和え

2018年05月23日 | 食・レシピ


オオアマドコロの新芽がこんなに大きくなってしまった。
かってこの新芽は救荒植物として、根茎は漢方の萎蕤(いずい)として用いられる。



小さいのを選んで少しだけ採ってきた。
食い物が無い訳ではないので、春の味覚を味わえればそれでよい。



くせのない山菜なのでどんな料理方法でも良いが、今回は酢味噌和えにしてみた。

三つ葉の和え物

2018年05月13日 | 食・レシピ


今日は終日雨なので山菜取りに行けません。
昨日裏山から採ってきた三つ葉は、トビッコとカニカマの和え物にしました。
昔アイヌ民族は数十種の野草を食糧としていたが、今の北海道人の山菜は
ギョウジャニンニク・ウド・フキ以外は食する習慣を失ってしまったみたいです。