人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

GX200持って浜辺の散歩

2011年08月31日 | 写真

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8月も末になると、いつもの散歩コースの浜辺からうるさい人間共が消えて静かになった。

GX200持って、久しぶりに人っ子一人居ない海岸散歩です。

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小鳥が群れていた、名前は知らない。

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何も無いので貝殻の写真撮ったり・・・・。

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オカヒジキが有った、それも大量に。

癖のない味なので、サラダ用野菜をはじめとし天ぷら・おひたし・あえもの・油炒め

煮物・汁の実などなど何でもOKだそうです。

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オニハマダイコンも有ったぞ、これも若いうちは食用になるそうだ。

近年日本に入ってきた北米原産の帰化植物らしいが、石狩浜では彼方此方で繁殖している。

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海岸砂丘の上は、セイタカアワダチソウとススキの原野です。


何となく秋っぽい

2011年08月29日 | 写真

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本日8月29日は新月、昨日の早朝東の空に鎌より細い月が出ていた。

こんな朝焼けを陽炎(かぎろい)と言うのかな、初秋で月は東の空だが。

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朝夕めっきりと涼しくなり、野原の片隅も何となく秋っぽくなってきた。

8月8日は立秋、暦には新涼・夜の秋・初秋・萩の露・秋桜咲くなんて言葉が並んでる。

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秋といえばハギ、なんたって草冠に秋だ、ヤマハギです。

8月は萩月・秋風月・月見月とも言いますな、やはり秋なのだ。

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残暑の頃咲き始めるエゾトリカブト。

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秋風に揺れるサラシナショウマ。

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昔は秋になるとゲンノショウコを軒下で干したものだ。


紫外・赤外カラー写真

2011年08月28日 | 写真

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前田森林公園から手稲山を可視光線で撮った普通の写真です。

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赤外線写真は可視光線ではないので、本来人間の目には見えないが、

フイルムや撮像素子を通して白黒画像として見える様にしてある。

この画像は、IR90フイルターを使用して撮った。

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この様に色の付いた赤外線写真をよく見掛けるが、これは画像処理によって

着色したもので「疑似赤外カラー写真」と言うが、この写真は「疑似」ではなく

本物の紫外・赤外カラー写真です。

直線偏光フイルターを二枚重ねにし、光軸を90°にクロスさせると、可視光は

カットされるが、紫外線と赤外線は僅かに透過するのでこの様な写真になります。

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ムクゲの花です、花弁は紫外線を強く反射しているようです。

使用カメラは、PENTAX  ist  DL2  このカメラは赤外線カットフイルターはおろか

ローパスフイルターも無しで、CCDが剥きだしに成っているかも。

そのへんの所は仕様書に書いてないが、実に良く赤外線を拾ってくれます。


今日はニセコで暇つぶし

2011年08月27日 | 野歩き山歩き

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日の出は午前5時、今日も天気が良さそうなのでニセコへ暇つぶしに行きます。

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毛無山展望台から小樽の街を眺め、赤井川経由で倶知安へ向かいます。

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紅葉にはまだ早かったので・・・・。

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硫黄川方面へ行ったり・・・・。

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イワオヌプリへ登ったりしながら・・・・。

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木の実・草の実を眺めて暇つぶし、まずはツバメオモトの青い実。

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ガンコウランの黒い実、今年は大豊作だ。

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紅白、アカモノ(イワハゼ)とシラタマノキ。

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白黒、シラタマノキとガンコウラン。

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赤青、ツバメオモトとオオバタケシマラン。

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締めくくりは温泉へ、以上本日の暇つぶしはお終い。

追記:大沼方面への道は所々ブッシュがひどく、朝露でずぶ濡れに成ったので引き返した。


人煙果てる無煙浜

2011年08月25日 | 野歩き山歩き

そうだっ、端っこへ行こう・・・・思いついたのが厚田村の無煙浜です。

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石狩湾の海岸を、銭函からどんどん北上し石狩川河口を過ぎ厚田村に入ると

無煙浜で砂浜が途切れ、石狩浜のドン詰まりの端っことなるのです。

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流木の打ち上げられた砂浜を、段丘崖の裾に沿って歩いて行きます。

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そして砂浜の途切れる所、ここが石狩浜のドン詰まりの端っこだ。

だからどうなんだ?・・・・と言われても、ただ暇なだけです。

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今では訪れる人も無く、夏草が生い茂り廃屋が点在するのみの無煙浜。

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荒涼とした無煙浜、明治五年に伊達邦直主従が入植のため上陸したが、

不毛の砂地だったため当別に移り開拓を始めた。

この開拓の苦労を描いたのが本庄陸男の小説「石狩川」、と物の本に書いてあった。

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段丘崖の上から覗いてみる、足下が相当にオソロシイ。

ここが人煙果てる無煙浜のドン詰まりの端っこ、よほどの物好きか、暇人か、

バカでなければ行かない所。私の場合は、その全てに該当します。

無煙の地名の由来は、アイヌ名の「フラ・ウエン・トマリ」のウエンが訛ったもの

と言われている。意味は「臭いが悪い舟入澗」、付近で石油が滲みだしているからだろう。

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段丘面の上に目を転じれば、一帯は別荘地でざっと見に100軒以上は建っており、

人煙果てる無煙浜とは別世界が広がっている。

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「石狩湾への落日が綺麗」で売り出しの別荘地、確かに綺麗だろうね。


今時の手稲山の様子

2011年08月23日 | 野の花山の花

手稲山平和の滝コースから帰って、二日経ってから膝が痛くなってきた。

症状が遅れて出てくるとは、完全に年寄体質だ。

天気が良いのに、一日中部屋の中をはいずり回っていた。情けないなぁ!

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ガレ場のナナカマドが色づき始めた、山はもう秋、北国の夏は終わった。

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ススキの穂も出てきた、やっぱり秋だ。

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ホザキナナカマドの花もそろそろ終わりか。

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ヨツバヒヨドリの花は今が満開だ。

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白花のヨツバヒヨドリが有った。

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小さなランの花、ネジバナです。

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ヤマハハコ、雪が降ってもドライフラワーとなって残っている。

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イタドリの雄花です。

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綿毛をまとったヤナギランの種です。

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これは番外、公園などではムクゲの花が真っ盛り。


手稲山平和の滝コースはキツかった

2011年08月20日 | 野歩き山歩き

一頃よりも気温が下がり、しのぎやすくなってきたので平和の滝コースから

手稲山へ登ってみた。

ガレ場の急斜面で心臓がパンクしそうに成り、日頃の運動不足と年齢と

酒の飲み過ぎを実感した。

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まずは平和の滝にご挨拶、何やら左岸斜面に花が咲いている。

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これはシソ科のジャコウソウですな。

岩場がズルズル滑り、カメラもろとも川の中へ落ちそうになった。

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しばらくは発寒川の清流を見ながらの楽チンムード。

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尾根道に取り付くと布敷の滝が現れ、距離的にはここが中間地点。

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さて、登山道は岩塊斜面の末端部へと、でもまだ楽チンコース。

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これが平和の滝コースのハイライト、岩塊斜面のガレ場です。

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岩塊の角に足を載せたり、靴底でフリクションを効かせたりしながらヨッコラショと

登ってゆくのだが、足腰心肺機能ともにヨレヨレで平衡感覚を失った年よりには

ここが一番キツかった。

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心臓破りの急斜面を登り切ると、美しいダケカンバの林に出るが、この先にもう一汗が。

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最後の斜面を登るとおなじみのケルンに辿り着く。定天は見えていたが、羊蹄山は雲の中。

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頂上では日本海側から雲が湧き上がっていた。

登り三時間、下り二時間半もかかってしまったが、久しぶりに良い汗かいた。

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岩塊斜面で見掛けた花、これは白花のツリガネニンジンだと思うのだが?


緑のモンスター

2011年08月14日 | 写真

今日は一週間ぶりに小雨がパラついたりして、過ごしやすい気温になりました。

暑い暑いと愚痴をこぼしていても、寒い冬には羨ましい思い出となるんだろうね。

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クズが立木を覆い尽くし、緑のモンスターとなって電車に襲いかかっているところ、

を連想して撮ってみた写真です。

まさしくモンスターのごとく生い茂る厄介者のクズですが、以外と優れものなんです。

クズって草(草本)だとばかり思っていたら、マメ科の木(木本)だったんですね。

クズの根(葛根)はカゼ・神経痛の漢方薬の原料(葛根湯)。

乾燥したクズの花は二日酔いの煎じ薬。

なんといってもクズデンプン(葛澱粉)の原料、葛切りもち食べたいな。