人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

キキョウ科ツリガネニンジン属ツリガネニンジンの名前

2024年11月30日 | 野の花山の花

この植物ほど地方によって変種が多く、それだけに呼び名も千差万別ざっと拾って14もあった。

最も代表的なのが①ツリガネニンジン、以下順不同で②ヒメシャジン③イワシャジン④イトシャジン

⑤ホウオウシャジン⑥ミヤマシャジン⑦ソバナ⑧ハマシャジン⑨マルバノハマシャジン⑩フクシマシャジン

⑪ハクサンシャジン⑫ミョウギシャジン⑬サイヨウシャジン⑭リュウキュウシャジン

この写真は座間味島で撮ったのでサイヨウシャジン(細葉沙参)か。

ちなみにシャジン(沙参)とは、ツリガネニンジンの根を乾燥させた漢方薬名。

今日も外は吹雪です、南の島をウロウロしていたころが懐かしく思える歳になってしまった。


雪が降っても言葉が出ない

2024年11月29日 | 日記

雪が降ってきた、ほんの少しだけれど・・・じゃなくて大量に、積もりそうな雪だった・・・本当に積もった。

世界中が地球温暖化による異常気象で、何処の街でももうこんな詩は生まれないんだろうな。

 

雪が降る前の公園で、11月下旬木の影が長い、赤い実の成る木は何でしょう。

 

アズキナシ(小豆梨)の木でした、同じバラ科ですからナナカマドの仲間です。

ナナカマドの赤い実に先ほど降った雪が積もっています、

歌心が有れば何か一句浮かぶのでしょうが、あいにく持ち合わせていません。


芦別岳と種の写真

2024年11月27日 | 自然観察

夕張山系の一つ、芦別岳(1726m)です、頂上付近は真っ白すでに厳冬期の山だろう。

直線距離で約90km、こんなにスッキリと見えるのは珍しい、昨日は風が強かったせいかな。

 

今日の写真はこれ、何の種でしょう、良く知っている植物です。

 

この種にはこんな棘が付いています、マジックテープの原型です。

 

種の全景、アザミに似ていますが違います。

 

そうですゴボウの種でした、あの種を畑にまけばゴボウが出来るかと言えば、成りません。

野生化してすでに作物としての性質を失っています、ヒョロリとした根が有るだけです。


もうすぐ色の無い世界になってしまう

2024年11月26日 | 写真

今の時期朝日が真横から射します、銭函天狗山のモルゲンロート。

 

雪が降るとニシキギの赤い実が良く目立つ、食いしん坊の私には干し柿に見えてしまう。

 

白樺林に雪が降ると白い世界になる、そのうち否が応でも白一色の世界になってしまう。

 

オオウバユリの種の抜け殻、雪が深くなると白い雪面い茶色の頭だけになる。


落ち葉と銀杏

2024年11月24日 | 写真

古いカメラを取り出して空を撮ってみたら雲が彩雲になってしまった。

ダイナミックレンジが狭いので雲の部分が露出オーバーになったせいでしょうか。

また変な写真が撮れたら投稿します。

 

近所の公園のイチョウの葉が全て落ちてしまいました、足元は分厚い落ち葉の絨毯です。

 

イチョウの落ち葉は何度でも撮りたくなるモチーフです、生きた化石がそうさせるのか。

 

葉は全て落ちても銀杏だけは木の上に残っていました。

 

「冬枯れ」の風景です。


朝日が昇る 雪が降ってきた

2024年11月22日 | 日記

昇る朝日が高圧鉄塔の右側へ移動すると12月も下旬、今年も残すところ一ヶ月とちょっとだけ。

残り少ない人生だから、今のうちにやりたいことをやっておこうと思うのだが、

7月に脳梗塞で倒れて以来体力的に自信が無い。

人生一に気力体力、二にお金、三四が無くて五に知人友人・・・全部ない、どうしましょう!

 

雪が降ってきた、雪の白さに萎れた赤いハマナスの実を見ると身につまされる。

 

雪の上に散らばる紅葉したニシキギの落ち葉、紅白なんだが何か侘しいな。

 

いきなり雪が来たので黄葉する前に落ちてしまったイチョウの葉、雪は美しいが冷たくもある。

 

寒風の中にシナノキの種と冬芽、大葉菩提樹とは別の種類らしい、菩提樹と言えばお釈迦さんを連想するのだが。


話題が無いので唯の写真です

2024年11月19日 | 写真

雪も降って寒くなってきたので北海道らしい写真を集めてみました。

北海道の中でも特に寒い釧路・根室地方は北海道のチベットと言われ(言われてない!)・・失礼。

 

山国のチベットとは異なりこちらでは地平線が見えます、空も広けりゃ大地も広いのが北海道。

 

農道が崖で行きどまり、いいえ続いています。

 

国道だってこのとうりの崖道です、いいえ望遠レンズによる圧縮効果です。

 

鹿なんて何処にでも居ます、公園なんかは鹿の遊び場。

 

エゾシカにガン付けられた、大丈夫鹿は大人しいから。

 

アイヌの人たちの伝説によれば、イトウがシカの子供をくわえ川の中へ引きずり込んでいたとか。

 

北斗七星は地平線の下へ沈むことはありません。

 

北海道の水道の蛇口です、ただし根室地方の。

 

最後に北海道の食い物です。


本物写真と偽写真

2024年11月16日 | 写真

冬の星座オリオン座、おおいぬ座、小犬座の一等星が作る冬の大三角、雲間であっても良く目立ちます。

 

四年ほど前でしたか、オリオン座のベテルギウスが減光し超新星爆発を起こすかもと言われた。

本当に超新星爆発を起こし消えてしまったら、冬の星座はこんな間の抜けた空になります。

 

ベテルギウスまでの距離は約640光年(諸説あり)、もしもこの距離で爆発を起こせばこんな感じになるかも。

夜空に第二の太陽が現れ山々を照らす、

世にAIによる偽画像が蔓延している時代、これが偽物であることを見抜いてください。

(奥の尾根筋に光が当たっていない)

 

これは本物の写真です、ちょいと霧が出るとこんな写真が撮れちゃいます。

 

 

 


月夜の妄想

2024年11月15日 | 日記

16日が満月なので、これは一応上弦の月、今日は朝から雨、車のタイヤ交換まだしていなかった。

月に大気と水が有ったなら雨が降ったり雪が降ったり・・・はしません、自転軸の傾きが1.5°しか無いから。

 

夜中南東の空におおいぬ座のシリウスが輝くと、もうすぐ雪降る夜になってしまう。

地球の自転軸の傾きは23.4°と大きいので、冬の星座は雪降る冬にしか見えない。

 

一年中雨も降らず雪も降らずの空の上、私はそんなところに住みたい。

金星みたいに濃密な大気を有する惑星には、一生空中を漂う生命体が居るかも、とか。

 

空の上がダメなら、こんな海辺でもいいな、空の上との違いは雲が上に有るか下に有るかだけ。

空の上も海辺でも、視覚の訴える情報量が少なすぎてボケてしまうかも。