日本男道記

ある日本男子の生き様

What a Wonderful World - Louis Armstrong

2008年02月10日 | 私の好きな歌
What a Wonderful World - Louis Armstrong

I see trees of green, red roses too
I see them bloom, for me and you
And I think to myself, what a wonderful world

I see skies of blue, and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world

The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces, of people going by
I see friends shaking hands, sayin' "how do you do?"
They're really sayin' "I love you"

I hear babies cryin', I watch them grow
They'll learn much more, than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world

Yes I think to myself, what a wonderful world
Oh yeah


This Lyrics was downloaded from SING365.COM via proxy.
See "About US" of SING365.COM about the COPYRIGHT.


お化け長屋

2008年02月10日 | 私の好きな落語
【まくら】
江戸時代はお化けの時代である。お化けは最初、読み物(小説)で発達した。まず浅井了意というお坊さんが『御伽婢子(おとぎぼうこ)』という怪談集を書いた。この人、どうやら僧侶の説経用に物語を作っていたようだ。当時の怪談話は中国由来が多く、浅井了意の怪談集も中国の怪談を日本風に変えたものである。
その後は、お化けといえばまず「読本」(よみほん・中国の物語の翻案が多い)ということになった。おなじみ上田秋成の『雨月物語』が怪談読本のヒット作である。やがてお化けは、足のない幽霊として歌舞伎に登場し、怪物と幽霊を合わせたグロテスクなお化けになり、落語や黄表紙(いわば漫画)に出てくるおちゃめなお化けに変身した。十返舎一九などはずいぶんおもしろお化けを創造している。お化けは怖くてしかもおかしいのが、人気者だったのだ。

出典:TBS落語落語研究会

【あらすじ】
ある長屋に住む杢兵衛さん、通称『古狸の杢兵衛』もそんな《機転の効く人》。
その日も、同じ長屋に住む源兵衛がある相談をしに来た。
「この長屋にな、一軒だけ空き家があるんだよ。もし、そこが埋まっちまうと、大家の態度がでかくなって、店賃の値上げまでやられかねないんだ。何とかならないか?」
少し考えていた杢兵衛さん。
「いい事を考え付いた。ほら、大家は、かなり離れたところで荒物屋をやっているだろ。だから目が届かなくて、俺に長屋の采配を任せているんだ。だからよ、もし、空き家を借りに来る奴があったら、その事を話してみんな俺のところへ引っ張り込んじまうんだ」
杢兵衛さんが借りに来た奴を驚かして、みんな追い払ってしまう。そうやって、件の家を永久に空き家にしちまおうという作戦だ。
さて、最初に現れたのは気の弱そうな男。
「敷金は?」
「いりません」
「造作は?」
「うちと同じ。そんなに広くは無いが、家族で住むには十分です。当然家具も在ります」
「店賃は?」
「住んでくれたら、こっちからお金を上げます」
変に思った男がわけを聞くと、
「あの家はね、真後ろに林があって日当たりが非常に悪いんですよ。だが、そればかりじゃない。あの家には、ね。ある因縁話があるんですよ…」
途端に声のトーンがガクッと下がった。
「あの家にはね、以前、30過ぎの夫婦が暮らしていたんですよ。夫が金貸しをしていてね、暮らしぶりは悪くなかった。でもね。ある日、旦那がポックリ亡くなっちまいましてね。残った女房は一人で金貸しを続けました。女房は人格者でしてな、利息なしで金を貸してくれるし、ある時払いの催促なしで無下に催促をしようとしない。だからますます繁盛をしたんですよ。でもね、昔から言うでしょ? 『月に群雲、花に雨』って…」
「はぁ」
「ある晩、あの家に泥棒が入りましてな。おかみさんが寝ているのをいいことに、金目の物を奪って逃げようとしたんですよ。で、おかみさんの横を通りかかる。あのおかみさんは美人でな、長屋の若い連中がこぞって一緒になろうとしていたんだ。そんな美人の人だから、泥棒もつい気になってフラフラッと顔を覗き込んでしまったんですよ。そこでおかみさんが目を覚まして『ドロボー!!』。慌てた泥棒は『伊達には差さねえこの大だんびら。うぬがどてっ腹へ、お見舞い申すぞ』だなんて言って、本当におかみさんを刺し殺して逃げちまったんだよ。さぁ、長屋は大騒ぎだ。泥棒を追いかけたが足の速い奴でねぇ、あっという間に逃げ出しちまった。し方が無いので、我々でおかみさんの葬式を出して、長屋をきれいにして【貸店(かしだな)の札】を張ったんですよ。ですがねぇ…」
「はい…」
「誰かが借りに来ます。ですが、四日を過ぎると決まってみんな逃げ出してしまうんですよ。話を聞くと、一日・二日目はなんでもないらしいんです。ですが、三日目…」
「三日目?」
「三日目の晩、草木も眠る丑三つ時、独りでに仏前の鈴がチーン、縁側の障子がツツーと開いて、髪をおどろに振り乱した女が現れます。その女が、ゲタゲタゲタっと笑うんですよ。で、冷たい手で顔をサッ」
手近にあった濡れ雑巾で、男の顔を撫でてやったから、奴さん、悲鳴をあげて逃げだした。あとを見ると、何とがま口が落ちている。開けてみたら六十銭。様子を見に来た源兵衛に財布を見せ、後で寿司でも取ろうとニコニコ顔。
次に現れたのは威勢のいい職人だ。なじみの女郎の年季が明けるので、所帯を持つという。杢兵衛さんがさっきと同じように怪談話を聞かせるが、これがどう脅かしても驚かない。
「仏さまの鈴がリーンと…」
「夜中に余興があるのはにぎやかでいいや」
「幽霊がゲタゲタゲタと笑います」
「愛嬌があっていいや」
最後に濡れ雑巾をなすろうとすると、反対に奪い取られて杢兵衛さんの顔にムギュ!!
むせ返っている間に、「すぐに越してくる」と言って帰ってしまった。しかも、よく見ると前の男が置いていったがま口が消えていた。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【オチ・サゲ】
ぶっつけ落ち(意味の取り違えがオチになるもの )

【噺の中の川柳・譬(たとえ)】
『四ッ刻に出る幽霊は前座なり』
『幽霊の正体見たり枯れ尾花』
『女やもめに花が咲き、男やもめに蛆がわく』

【語句豆辞典】
【店・棚(たな)】(1)貸家。借家(2)みせだなの略。(3)奉公先。
【店賃(たなちん)】貸家の借賃。家賃。

【この噺を得意とした落語家】
・五代目 古今亭志ん生
・三代目 三遊亭金馬
・六代目 三遊亭圓生
・五代目 柳家小さん

【落語豆知識】
【板】高座の事。
 




Daily Vocabulary(2008/02/10)

2008年02月10日 | Daily Vocabulary
5231.twist someone's arm(人の腕をねじり上げる、人に無理強いをする)
I had really twisted his arm to get him to come to the party.
5232.cost an arm and a leg(出費が高くつく)
I would like to buy the car, but it it cost an arm and a leg.
5233.turn white as a sheet(真っ青になる)
She turned white as a sheet when she heard the noise outside.
5234.pinky(小指)
Don't pick your nose with your pinky finger.
5235.career(職業、専門的職業、経歴、職歴、履歴)
She had a long career in the computer industry.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

iタウンページ