日本男道記

ある日本男子の生き様

摩訶とは

2008年02月17日 | 般若心経解読
摩訶(まか)とは
 摩訶とは、サンスクリット語(梵語=ぼんご)のmahaマハーをそのまま漢字に書き換えたもので、「偉大な」とか「大いなる」と訳すことができる。
それも大小を比較しての大きさではなく比較を超えた大きさ。摩訶不思議とよく言われるが、これも非常に不思議だ、というのではなく、人の思量を絶するほど不可思議であるという意味。
「摩訶波羅蜜多心経」というお経の題=経題の中で、経文の本文中の中にないのは「摩訶」だけ。
およそ「題は一部の惣標」といわれるように、書物の題、すなわちその名前というものは、その書物が示さんとする内容を最もよく表しているもの、最近は羊頭狗肉のものが多々あるが。
経題も、同様に経典の教えの要を、コンパクトに印象づけるキャッチフレーズの役割がある。
したがって、「般若心経」の内容に人々の心を一瞬で惹きつけるために、漢訳者の玄奘三蔵がインパクトのある「摩訶」を用いたのであろう。


『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経

(出典: 一部 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 



般若心経 (Han-nya singyou)


Daily Vocabulary(2008/02/17)

2008年02月17日 | Daily Vocabulary
5266.by and large(全般的に(見て)、概して)
This neighborhood is, by and large, made up of minorities.
5267.call the roll (出席をとる)
My teacher will call the roll before we go on the school trip.
5268.social studies(教科としての社会科)
She is good at social studies.
5269.strikeout(三振、やり損ない、失敗)
He accumulated strikeouts with forkballs and his unique "tornado" delivery.
5270.lick(ひとなめ、なめること、一なめ分)
Don't lick your plate when you finish your food.
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