![]() | ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21) |
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角川書店(角川グループパブリッシング) |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
現代人は頭でっかちになりすぎて心身のバランスが崩れているから鬱病や自殺が起こる。
自然界の生物たちに学べば、自由で楽しい生き方ができるはずである。
生物学の知見を引用して池田流の生き方論・幸福論を展開する
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
自己啓発に疲れたあなたに贈る池田流・怠けのすすめ。怠けて幸せになる32の知恵。
◆著者について◆
1947年東京に生まれる。東京教育大学理学部生物学科卒業。東京都立大学大学院で生物学を専攻。
山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004年より早稲田大学国際教養学部教授。多元的な価値観に基づく構造主義生物学を提唱して注目を集めている。
【読んだ理由】
題名をみて。
【印象に残った一行】
「未来がわからないから」から、生きることに意味がある。
「未来がわからない」ことはすなわち、「生きている」ということにほかならない。
自分らしさとは、このように人並み以上の努力を重ねてはじめて外から認められものだ。努力もしないで「自分探し」を繰り返すのは人生のムダである。
生物学的に見れば人生に生きる意味などない。
成長して子供を産み,老いて死ぬ。生物というものはすべてただそれだけの存在であり、人間も例外ではないのだが、脳が大きくなった人間はどうしても人生に意味を見出したくなってしまうものらしい。
ミクロの視点では正しくても、それが合成マクロの世界では意図しない不合理なことが起きることを経済用語で「合成の誤謬」と言う。
【コメント】
今後は単純に、純粋に生物的に生きていくことをこころがけよう。」