【内容紹介】
朝ドラ「おちょやん」主人公のモデルとなった、大阪のお母さんと呼ばれ人々から親しまれた女優・浪花千栄子の人生を変えた数々の邂逅――。
【読んだ理由】
【最も印象に残った一行】
朝ドラ「おちょやん」主人公のモデルとなった、大阪のお母さんと呼ばれ人々から親しまれた女優・浪花千栄子の人生を変えた数々の邂逅――。
京マチ子、松下幸之助、渋谷天外ら世に名をとどろかせる人物たちとの知られざるエピソード。
貧しい幼少時代を乗り越えて、明治・大正・昭和を駆け抜けた大女優の一代記。
貧しい家庭で育った南口キクノは5歳で母親を亡くし、父親は見知らぬ女と蒸発。過酷な丁稚奉公時代を経て、19歳になると知人に誘われ役者の道へ。やがて浪花千栄子として女優になり人気役者と結ばれるが、裏切られ離婚。苦悩の末に死を考える。しかし、それでも負けず人々から“大阪のお母さん”として愛され続けた波瀾万丈の生涯を辿る。
【読んだ理由】
オロナミン軟膏の宣伝看板とNHKのラジオドラマ「お父さんはお人好し」が耳の奥に残っている。
【最も印象に残った一行】
「自分が悪いはずがないという、かたくなで凝り固まった姿勢を変えない限り、夫婦の破綻の原因を理解することができませんよ」
「もっと素直に自分の心に向き合って、客観的に見る目を持ちなさい。気づく何かが、あるでしょう」
(前略)ほのぼのとした口調が印象的なオロナイン軟膏のテレビコマーシャルは、千栄子の代名詞になったのである。千栄子の本名「なんこう・きくの」にちなんで採用されたのである。
【コメント】
私が小学生低学年の頃、当時我が家に唯一あった中古の真空管ラジオで毎週月曜日の夜、家族そろって聴いていた、耳の奥に残っている「お父さんはお人好し」のお母さん役の声が懐かしい。学校にも行けず、字も読めなかったとは・・・。
私が小学生低学年の頃、当時我が家に唯一あった中古の真空管ラジオで毎週月曜日の夜、家族そろって聴いていた、耳の奥に残っている「お父さんはお人好し」のお母さん役の声が懐かしい。学校にも行けず、字も読めなかったとは・・・。