【内容(「BOOK」データベースより)】
昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる、人情味あふれる物語。
分教場でのふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子どもたちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう…。戦争がもたらす不幸と悲劇、そして貧しい者がいつも虐げられることに対する厳しい怒りを訴えた不朽の名作。
【著者】壺井/栄
1899年、香川県小豆島生まれ。小説家・童話作家。『母のない子と子のない母と』など、郷土愛と人間愛にあふれた温かい作品を多く残した。1967年、67歳で死去
1899年、香川県小豆島生まれ。小説家・童話作家。『母のない子と子のない母と』など、郷土愛と人間愛にあふれた温かい作品を多く残した。1967年、67歳で死去
【読んだ理由】
山本周五郎に続き、現在YouTubeで壷井栄の朗読を聞いているので。
【最も印象に残った一行】
戦争だけをみつめ、戦争だけを信じ、身も心も戦争のなかへなげこめとおしえた。そしてそのようにしたがわされた。不平や不満は腹の底へかくして、そ知らぬ顔をしていないかぎり、世わたりはできなかった。
【コメント】
この作品もそうだが、小豆島を舞台にしたものが多く、岡山べんと方言もよく似ている。気が付くと、私も十三人目の児童になって、参加している。昭和3年の時代であり、30年時代はずれているが。