阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

川古の大楠は釈迦や孔子より前に生まれた  肥前の旅その6

2009年05月21日 | 友人との九州旅行
佐賀県武雄市若木に立つ「川古の大楠」は樹齢3000年とか。佐賀県の県の木は楠の木。この木が幼木だったころ、このあたりを貫頭衣を着た原日本人が槍や弓矢を手に、鹿や猪を追って走り回っていた。その後、彼らは鉄の武器を持って遅れて日本列島に渡ってきた「大和族」から「土蜘蛛」と呼ばれ(肥前国風土記)、「大和族」との熾烈な長期間の闘争に負けて律令国家に組み込まれていった。この木はそんなシーンを見たのかどうか。
 大木を見るのは好きだ。40億年前に誕生した地球生命体の子孫として、お互いがここで挨拶を交わすのも嬉しい。

 なんがなし嬉しうなって、「イヨっ、大先輩、がばい元気そうやね。なしてそがん長生きの出来ると?いつまでもお元気でいてくんしゃい」と心中話しかけてしまった。

 保存のためには止むを得ないのだろうが、周囲が公園化されていて大楠に野性味は感じられない。想像したよりは高い木ではなかったが、3000年も生きていれば縮むのも当たり前か。出来るだけ長生きして欲しいと思った。







大楠の画像シリーズはこちら
コメント (2)
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080925神戸・高松の船旅 リバイバル

2009年05月21日 | 関西あちこち
 2008年9月25日、神戸から高松までフェリーに乗りました。大きなフェリーの客席はシート席と横になれるカーペット席の二つがあります。ゆっくり身体を伸ばして持参した本を読んだり、ウトウトしたり、瀬戸内海の風景を楽しむ贅沢な旅は片道1800円。大阪・神戸から、高松に渡るには知る人ぞ知る最も経済的な交通手段です。興味のある方は「ジャンボフェりー」で検索してください。動画は冗長なので高松港入港までに居眠りする怖れがあります。

平成20年9月28日に掲載した記事(クリック)をYouTubeを使って再掲載。

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