阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

武雄温泉は「京都屋」泊まり  肥前の旅その9

2009年05月25日 | 友人との九州旅行
2日目は武雄温泉に泊まりました。泊まった「京都屋」という旅館は“大正浪漫”をウリにしているとかで、建物も従業員もけっこう古いというかベテラン揃いでした。「京都屋」の名前の由来は、4代前の女性創業者が京都で旅館の女中勤めをして、武雄に戻って旅館を開業したところから“京都屋”と名付けたんだそうです。
 夜の食事は通り一遍の旅館のサシミや天麩羅類ではなく、ヌーベル・クイジーヌ風の懐石で、品ごとの量が多くなく、どの料理も丁寧に作られていておいしかったです。板さんに旨かったよと伝えてと、サーブしてくれた仲居さんに言うと、「はい、うちの板前やんは年に何回か東京、大阪へ出かけて、いつでんかんでん料理ば勉強しておる」と誇らしそうにまた嬉しそうに答えました。 酒は佐賀の地酒を4種類頼みました。いずれも旨い酒でした。

 翌朝、宿の温泉にまたつかって、70歳を越えたこの宿屋の宝物のような女中さんに給仕してもらって(佐賀弁の語りを楽しく聞きながら)、旨い朝飯を済ませました。女中さんに高速道路土日千円の効用を聞くと、「お陰さんで、連休中はお客やんに沢山きてもろてありがたかったばい」とのことでした。そのあと今回のツアーをアレンジしてくれたNくんの勧めで、武雄温泉の源泉を見に行きました。

 この門と建物は、東京駅を設計した佐賀出身の建築家「辰野金吾」が設計した貴重な建物です。辰野の設計した建築物はしっかりしたものばかりだったので、彼は「辰野堅固」と呼ばれていたとか。この源泉からは40度以上の何種類かの湯が365日こんこんと湧いていて、中でゆっくり半日ほど楽しめそうでした。

 温泉街を歩いていたら、使用済みのペットボトルを利用した、こんな花架けがあちこちに見られました。大川内山の街でもそうでしたが、ヨーロッパの町のように花が沢山あるのは気持ちのいいものです。

 京都屋専属らしいボンネットバスが駐車場にありました。

 ちなみに初日に泊まった若木のロッジは静かな環境の中、ゆっくり出来ました。一泊3150円とはありがたいお値段でした。

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栗田格さんの作品展覧会が始まった!

2009年05月25日 | 船橋社中

「写真屋生活50年」と題する栗田格さんの作品展覧会が昨日からオープンしました。昭和30年代から日本と世界の変遷シーンを現場で捉えてきた、そしてこれからも歩み続ける現役写真家の作品群をお楽しみください。

開催場所: ギャラリー遊美 JR中央線 荻窪駅下車 徒歩3~5分

開催日程: 6月23日~29日(28日は定休日) 

      (遊美 電話 03-3393-8900)


ポスター構成・製作 by Mumuryk.

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ますます色づく「ゆすらうめ」の実

2009年05月25日 | 花・草・木・生き物
ほんのりと甘く酸っぱい実、つい手が出ます。



別のムラサキツユクサも咲きだしました。

伸びすぎた太い枝を何本も思い切って伐採したら、危機感を覚えたのかザクロが一輪だけですが10数年ぶりに花をつけました。確かに木々や花々は栄養や環境が良過ぎると、子孫を残そうとする行動に出ないとは聞きますが、それにしても10数年も花もつけない、ましてや実もつけないとは恵まれすぎていたのか・・・
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イカブタ焼きビーフン

2009年05月25日 | ある日のランチ
日曜のブランチは焼きビーフン。タイのナンプラー(ベトナムならヌックマム)を少し垂らすと一段と旨くなります。このナンプラーはサンマの魚醤で出来ている。調味料の常備品にエントリーしてから欠かせなくなった。
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武雄の「飛龍窯」   肥前の旅その8

2009年05月25日 | 友人との九州旅行
武雄市の竹古場キルンの森公園に「飛龍窯」があります。世界最大容量の「登り窯」としてギネスに登録されているそうです。中に入ってみましたが大きな窯室がいくつも並んでいました。



窯の横に咲いていたアザミの花



 要所要所に熱センサーを設けて、煙熱の均一性自動管理をしているのかどうか知りませんが、これだけの容量の窯を安定して運転するのは容易なことではないような気がしました。
 世界一の登り窯を作るというお題目が先行して、お役所主導のデスク上のアイデアがカタチになった?気がしましたが思い過ごしかもしれません。
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