六甲アイランドにある神戸市立小磯記念美術館で12月24日まで特別展が開催されています。月曜会のDさんに誘われて行ってきました。Dさんは小磯良平が学んだ神戸2中の後身校である兵庫高校の卒業生です。阪神住吉で12:30に集合、近くの「おか田」で昼飯を食べて魚崎駅から六甲ライナーに乗りました。アイランド北口駅で降りると美術館はすぐそこです。


住吉山手にあったアトリエは美術館の中庭にそのまま移築されています。

強く印象に残ったこの2枚の絵ハガキを買いました。残念ながら「二人の少女」は売り切れていました。

小磯良平と言えば、バタ臭い顔の造形の、絵画中の人物が何となくステレオタイプに見えていましたが、美校に入学し、卒業以降の長い画業を通しで見て、解説も読んで彼の画風の変遷を初めて知りました。この言葉が印象的でした。「私は自分の画の甘さが気に入らなかった。もっと冷たく固い絵を描きたいと思っていた。」。勿論、彼には持って生まれた小磯画風がありましたから(職人でもあり天才でもある)、生涯そこから抜け出すことはありませんでしたが、多くの新聞小説や小説本の挿絵には硬質な絵が独特の雰囲気を醸し出していて、小磯の多様性を感じました。
◎六甲アイランドは神戸市が造った東灘区にある人工島、海上文化都市で、総面積は約580haです。
多くの集合住宅や個人住宅、企業のオフィス、コンテナーヤードなどがあります。P&G日本法人の本社やカナデイアンアカデミーなどの学校もあります。







住吉山手にあったアトリエは美術館の中庭にそのまま移築されています。

強く印象に残ったこの2枚の絵ハガキを買いました。残念ながら「二人の少女」は売り切れていました。

小磯良平と言えば、バタ臭い顔の造形の、絵画中の人物が何となくステレオタイプに見えていましたが、美校に入学し、卒業以降の長い画業を通しで見て、解説も読んで彼の画風の変遷を初めて知りました。この言葉が印象的でした。「私は自分の画の甘さが気に入らなかった。もっと冷たく固い絵を描きたいと思っていた。」。勿論、彼には持って生まれた小磯画風がありましたから(職人でもあり天才でもある)、生涯そこから抜け出すことはありませんでしたが、多くの新聞小説や小説本の挿絵には硬質な絵が独特の雰囲気を醸し出していて、小磯の多様性を感じました。
◎六甲アイランドは神戸市が造った東灘区にある人工島、海上文化都市で、総面積は約580haです。
多くの集合住宅や個人住宅、企業のオフィス、コンテナーヤードなどがあります。P&G日本法人の本社やカナデイアンアカデミーなどの学校もあります。





