阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

草間彌生展にはやはり驚いたが、最後まで全部見てしまった。   初出・2012年3月27日 

2016年11月02日 | 音楽・絵画・映画・文芸
草間彌生さんが2016年度文化勲章を受賞されることになりました。4年前のエントリーですが再掲載します。
⇒大阪の中之島にある国立国際美術館で2012年4月8日まで「草間彌生--永遠の永遠の永遠」が開催されている。3月23日時点で15万人が入場したらしい。
大阪南港に行く前に阪神福島駅で下りて、美術館まで歩いた。会場は10代から50代までの女性観客であふれていた。
 
 作品を見ていると、皮膚がざわざわとしてきて気持ちが悪い。しかし何となく魅かれて一つ一つ見てしまった。自分が狂うのを止めるために彼女は画を書くしかなかった、と思えてきた。
正常が何かということがだんだんわからなくなってくる。この絵を見に来ている人たちは、特に女の人たちは、今の自分たちの先の見えない、寄る辺のない不安感に、作品がシンクロしてくるのかも知れない。
 会場で作品を見ながら自分が書いたメモを見ると「海の底。ぐじゃぐじゃ。バイキン。インカ。抑え込まれそうになっている。3D。向こうが見えてしまうしんどさ。胎内と産道の記憶。
なんだかエッチ。遠い南の記憶。」などと走り書きしてある。見ていくうちにモチーフを繰り返しているのがだんだん嫌でなくなってくる。そしてこの枚数を描くエネルギーの凄さ。
描く人と作品は別物と今回そう思った。

しかし芸術もその人が生まれた時代と場所と家族から生みだされる。松本で生まれ育ったこの画家はやはり信州女の一人だなとも思った。




 

作品はネットからダウンロード










走る「前衛」水玉バス 草間彌生さんデザイン 松本
2010年12月3日 朝日新聞長野版

自らデザインしたバスの前で市民らに手を振る草間彌生さん=松本駅前
松本市出身の前衛芸術家・草間彌生さんがデザインしたバスが1日、松本駅でお披露目された。

 松本電気鉄道(松本市)が、松本市街地などで市民や観光客の足として1999年から運行する周遊バス「タウンスニーカー」の新車3台のうち、1台の車体に大小の赤の水玉のデザインをほどこした。タイトルは「水玉乱舞」。水玉は平和と愛のシンボルという。草間さんは「松本市を始めとして、世界が平和で戦争もなく、温かい気持ちでいられるように祈りを込めた」。(田中正一)
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新居浜住人、伊予の国グルメドライブ その4/完。 【八幡浜のどーや市場】

2016年11月02日 | 新居浜便り
新居浜市に住むIさんの「伊予の国グルメツアー」のレポート その4です。

⇒ようやく秋らしい季節となりました。 魚好きな小生、正月に宿泊した伯方島の「光藤旅館」の料理を思い出し急に行きたくなりて一泊した。
ついでに大洲から八幡浜の「どーや市場」まで足を延ばして
途中、松山の「北海道物産展」でいか飯など仕入れて夜帰宅。約400kmのドライブでした。
👇 「どーや市場」の入口付近。 内部は約16店舗が営業しています。

内部は明るくて清潔である。 東京の豊洲のような心配は全くありません!!
到着したのが昼過ぎであり魚市場は午前中が勝負なのであまり期待していなかったのですが少しは見ることが出来た。

魚はとても新鮮で安いと思いました。

👆 トップの写真。2~3店ではトロ箱で販売してましたが他の店はすでに終了していた。
安いと思うのですが...。



不覚にもクーラーを持参しておらず誠に残念!! 美味しそうなイカや煮つけすればおいしい魚を買いたかった。
こんなに新鮮で安いので今度はクーラー持参で買いに来ると決心!!



美味そうなカマスは塩焼き。 小鯛などは煮つけにしたい。

小型の水イカ、タモリという魚も煮つけにしたら美味しいでしょうね。

市場横には市場で買った新鮮な魚介類を持ち込みして海鮮バーベキュー出来るので人気がある。

バーベキュー会場 (時間が遅かったのですでに終了していた)

隣接の「どーや市場」では洋食、和食もやっている

八幡浜港は穏やかで良好な入り江のため、海が荒れた時の避難港として昔からよく知られている。



丁度、八幡浜から九州に向けてフエリーが出港するところ。





「どーや市場」横にフードコートがあり産直市場、パン/ピザの直火工房、カフェなどがあり家族連れが
多い。



帰途 道の駅【伊予灘サービスエリア】で休憩。
高速道の松山の一つ手前にあるSA。  このSAは昼間も夜間も景観が素晴らしいとの評判なので立ち寄った。
正岡子規が明治28年に発表した句碑がある。
松山生まれ(1867~1902)の子規は明治を代表する俳人、歌人、文学者。 現在の東大教育学部に入学。
夏目漱石と同窓、森鴎外や秋山真之とも交流があった。

「ていれぎ」とは、松山に「高井の里」という所がありその清流に自生する美しい水草のことで、爽やかな辛味
があり刺身のツマに使われていた。子規は故郷の鯛の刺身とていれぎが好物だった。  

「恋人の聖地」 と呼ばれ愛を誓い合う場所があります。NPO法人/地域活性化支援センターが選んだ場所。  
永遠の愛を誓い合う証として恋人が錠をかけています。錠と言えば似たような話がフランスのセーヌ川の橋でもありあまりにも増え過ぎて橋強度が問題となり撤去を始める
ようですが伊予灘SAではまだスゴイ数ではないので心配なさそうでした。
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