阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

山藤章二さんの本「はじめての八十歳」を読んだ

2019年05月04日 | 乱読は楽しい

内容(「BOOK」データベースより)
膝の手術のため、はじめての長期入院。「ブラック・アングル」などの雑誌連載も、はじめて休載。そして、入院中に迎えた八十歳の誕生日。―おや、今までとは違う世界が見えてきた。若いころは気付かなかったこと、思いがけない発想など、脳裏に浮かぶあれこれを、筆の向くまま綴り始めたら止まらない。入院中に蓄積された創作エネルギーを放出するかのごとく、一気にこの一冊を書き下ろした。曰く「好き嫌いで書きました」。御存知ヤマフジ節は健在である。八十歳の本音を綴る、論より感覚、御意見無用のエッセイ集。

◎山藤章二さんは週刊朝日の「ブラック・アングル」という似顔絵のページで長く付き合い、応募作品に対する彼の評価眼の鋭さと

選択眼の厳しさとコメントを楽しんできた。

子供のころから週刊誌と言えば家では週刊朝日だったが、その後週刊文春や週刊現代、週刊新潮などを買うようになり

いつのまにか「ブラック・アングル」とも遠ざかっていた。

 山藤さんの文章のキレの良さは知っていたので、彼の面白い題名のエッセイ集が出たことを知り図書館から借り出した。

読みだしてすぐ思った。本当にこの人は裏表のない真正直な人だなと。自分の長年のコンプレツクスみたいなものもそのまま書いてある。

客観的にみればコンプレックスではないと思うのに。

内容は仲間内の楽屋話と思える部分がかなりあり、こういう本の企画を通す岩波書店の別の顔をみたような(贔屓の引き倒し)の気もしたが、

山藤ファンという一定の固定客には堪らない本なのかも知れないと思い返した。

 また、正直なところ山藤さんでも年相応に老いていくのだと安心した。

 ところで山藤さんと岩波書店の結びつきは知らなかったが結構本が沢山出ているのを検索して知った。

山藤さんの体質の根っ子に有る批判精神をイワナミの編集者がもっと文章でも世間に出そうと彼に声をかけたのだろう。

 


 

 


 

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岡山と山形のお菓子をもらった。

2019年05月04日 | ゲストルーム

帰省した岡山のスイーツきびだんごをもらった。おいしい。☝

出張で行った山形でだだちゃ豆のスイーツをかってきてくれた。おいしい。👇

間もなく3歳になる女児も、おいしいねと言いながらながら食べた

 

 

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