11月の3人会の訪問先は待望の「永青文庫」だった。メンバーの一人のMさんは肥後の国にルーツがあり、季節の折々に熊本のお殿様の屋敷跡にある永青文庫を訪ねているそうだ。
某日三人は高田馬場駅早稲田口改札で落ち合った。
少し早くついて周辺を歩いてみたが、なにしろ若い人が多い。しかも外国人の学生風が多い。耳に入ってくる言葉は八割が外国語のような感じだ。
この辺りには日本語学校も多いとあとで聞いた。
こんな古い日本家屋が残っていた。
50年ほど前にこの駅周辺の寮に身内が住んで学校に通っていたので「高田馬場」という地名は耳に親しかったが
今回自分は初めて高田馬場駅に降りたって、ああこういう所で彼は過ごしていたのかと感慨無きにしもあらずだった。
永青文庫に行くには多くのルートがあるが、Mさんのお陰で神田川沿いの遊歩道を歩いていく素敵な散歩になった。まこと「先達はあらまほしきことなり」だ。(徒然草52段)
神田川桜並木には桜の古木が両側に並んでおり、桜の季節もとてもいいよとのこと。春になったらまた歩いてみたい。
大きな森が現れた。ここに永青文庫がある。
かなり急な坂を上った。胸突き坂と言う案内が出ている。
下をみると丘陵地というか武蔵野台地というかの風情だ。
続く