駅の北口歩いて1分のビル3階にある居酒屋「福おろし」。時々折込チラシが入っていて「馬刺し」がある店ということである晩入ってみた。
入店してわかったが福島の料理が売りで日本酒は栄川など福島の酒主体だった。
栄川の3種類飲み比べ1300円というのがあったので頼んだ。
初めてこのブランドを知ったがまろやかでうまい酒だった。
残念ながらお目当ての馬刺しはこの日入荷がなかったが、いろいろ旨そうなメニューがありどれも丁寧な拵えでおいしかった。
最初の一杯は黒霧島の湯割り。お通しの一品で店の味のレベルがわかる。
キビナゴの唐揚げは二人でも充分過ぎのボリュームでしかもからっと揚がっていて旨かった。
あん肝も嬉しい量だ。
舞茸の天ぷら
里芋の味噌田楽も珍しいが福島ではなじみのものらしい。
始めて楽しんだ「こづゆ」 さっぱりしてしかも味わい深いのは出汁がホタテの故か?
小松菜のチジミは当地がその名の由来の小松菜をニラの代わりに使ったチジミだ。
江戸川区のHPから
小松菜の由来
小松菜の元となった野菜は奈良時代から平安時代に中国から日本に入ってきました。
小松菜の原種とみられる野菜は、遠く南ヨーロッパの地中海沿岸、北欧のスカンジナビア地域などで確認されています。
それが中国などを経て日本に伝わりました。
江戸(江戸川区)に伝わったのは鎌倉時代のことだとされています。
名前が示すように小松菜の発祥の地は江戸川区で、徳川将軍が名付け親といわれています。
文献を紐解くと江戸時代後期に書かれた「新編武蔵風土記稿」には「菜は東葛西領小松川辺の産を佳作とす。世に小松菜と称せり」とあり、
小松菜が広く江戸っ子に賞味されていたことがわかります。
締めは味噌焼きにぎり。会津産コシヒカリを使ったにぎりは味噌味がなかなか良かった。
また再訪するだろう店だ。
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