明治創業の寿司屋「帆掛鮨」でランチ
前回は12時40分に店についたら「本日のランチ売り切れ」と言う札がかかっていたのでびっくりした。
この日は間違いなく入店できるように、11時半に店の前に到着した。
すると ちょうどドラマ「深夜食堂」の店主役の小林薫が真夜中の開店時に店の灯りをつけるように
店主が店から出てきて暖簾をかけるタイミングで「どうぞお入りください」と店内に一番客として招じ入れられた。
ランチメニューはそう多くはなかった。上から安い値段順になっているメニューの一番上にある「にぎり」を二人分頼んでお銚子も一本頼んだ。
いつも初めての店では店主やオーナーシエフと会話をするように心がけているが 今回も「このお店はいつ頃からされているんですか」と聞くと
奥から 女将さんらしき声で「明治創業です」と声があり続いて店主が「私で四代目です」と。
ネタを十分吟味して出しているのがわかる実にうまい鮨だった。ご主人は長く続くお店の評判を維持し決して落とさないように
しっかり鮨を握ってきたような雰囲気の風格があるが気さくな人だった。
近所のオフイスからだろう常連客らしい客が続いたので 食べ終わったらすぐに挨拶して店を出た。
牛蒡の小ぶりな巻きずしがいいアクセントになって旨く、また赤だしも何とも言えないいい味をだしていた。