英文による Live Blogは こちら 大阪支局のポーラ・ハンコック記者が速報を流し続けている。またBBCのワールドニュースもNHKの特番を流しながら東京支社のデイビッド・チェックマン記者が生放送を続けた。 特に福島原発で冷却水システムが作動しないなどの状況を緊迫した面持ちで伝えている。 |
| メディア / 東日本大震災・原発 |
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昨日「福島第一原子力発電所の現状について」で池田信夫さんの現状分析を紹介したが、補足記事が出た。 チェルノブイリは黒鉛炉という特殊な炉がずさんな運転で暴走したもので、軽水炉では起こりえない。今回は緊急停止して制御棒が入っているので核分裂は止まっており、 炉心が溶けて冷却水と反応して爆発し、原子炉を破壊する最悪の事態は考えにくい。 ただ今のところ格納容器も原子炉も破損したという情報はないので、炉内の水蒸気を逃がして原子炉を守れば破損は防げる。これによって放射性物質が大気中に飛散するが、 原子炉が崩壊すると最悪の事態になるので、住民を避難させた上で蒸気を逃がすしかないだろう。 |
| 新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
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被害を受けた人たちから遠い場所にいる人間として、これから心に強く留めておこうと思った文章を読んだ。 戦後、日本の国家システムは近代主義に基づいて作られている。そこで中心となるのが個人主義と生命至上主義だ。個人の生命と職務の遂行が天秤にかかった場合、 個人の生命の方が重い。従って、国家も民間企業も、職務の遂行のために命を捨てる命令を行うことはできないのである。 東京電力の原子力専門家や経済産業省、原子力安全・保安院の文官、技官には無限責任(仕事のために命を差し出すこと)が日本国家と日本人同胞のために求められている。 菅直人首相は民主的手続きに基づいて選ばれた日本の最高権力者である。ここで重要なのは菅直人という固有名詞ではなく日本国内閣総理大臣(首相)という役職だ。 現行の法体系に不備があるならば、日本国家と日本人同胞を救うために首相は超法規的措置に踏み込む必要がある。 これらの規則やマニュアルは生命至上主義に基づいて作られているので、命を捨てる職務は想定されていない。規則やマニュアルの想定をはるかに超える事態が生じている。 破滅的結果が生じることを防ぐためには官僚や東京電力関係者を萎縮させてはならない。マスメディア関係者は是非そのことを理解してほしい。 国民、マスメディア、政府が一体となって危機を脱する方策を、誠実に探求することがいま求められている。 |
| ゲストルーム / 東日本大震災・原発 |
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◎経済産業省の原子力安全・保安院の記者会見の説明をテレビで見ていると、不安が増す。世界で三番目に起きてしまった「炉心溶融-メルトダウン」を 収拾出来る能力を持つ技術者が本当に日本にいるのだろうか? おそらくチームが組まれて稼働しているのだろう。 スリーマイル島原子力発電所事故やチェルノブイリ原子力発電所事故のようなことにならないように総力を上げて欲しい。 それは一刻の猶予も出来ないと思います。 スーパー、コンビニ、飲食店の冷蔵庫、冷凍庫の食品へのダメージをどうするのか心配です。 電力需要の少ない休日の13日は、通常通り供給できたが、企業活動の本格化する週明け14日は、供給不足が避けられないと判断した。 国内の輪番停電は、戦後の混乱期以来。東電は「最低でも1週間は続く」としている。 その結果、供給能力が13日より500万キロワット少ない3100万キロワットに減少する。これに対し、電力需要は、平日で企業活動が活発化することにより、 最大4100万キロワットに達しそうで、1000万キロワットの供給不足となる見通しという。 病気療養者がいて、医療用機器を常用している世帯などには、発電機を貸し出すことも検討する。 鉄道は、複数の供給区域にまたがって走っているため、電力供給がとだえることはないとみられる。 【大久保渉】 |
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