阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

浮世絵の技法を受け継ぐ版画作家団体「吉田版画アカデミー」展が今日から始まる。  友人の佐藤久秋さんの作品が出展されます。 

2019年11月09日 | 東京あちこち

2018年6月18日に掲載した昨年の展示会  今年の会場も昨年と同じ場所です。

会場は御徒町駅南口を出るとすぐのMontBellの4階だった。



友人の佐藤君の作品。小品だが存在感を放っていて気持ちが鎮まる版画だった。



作家と作品

作品の完成までのプロセスや使用された技法や団体の歴史などの解説を伺った。特に毎週見ているNHKの日曜美術館で前に放映された

英国のダイアナ妃の執務室に飾られていた日本の木版画の作家がこの団体の創設者だという話には驚いた。

帰りは一駅秋葉原駅まで歩いた。AKB48劇場の前はかなりの人で賑わっていた。

 

日曜美術館「木版画 未踏の頂へ~吉田博の挑戦~」(クリック)

30年前、日本を訪れ人々を熱狂させたイギリスのダイアナ妃。

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ダイアナ妃には愛してやまなかった日本の作品がありました。

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自ら購入して執務室に飾っていた大正時代の木版画です。

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日が傾く頃の瀬戸内海。絶妙なグラデーションで表された海のきらめき。

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水面に揺れる舟の影まで驚くほど繊細に刻まれています。

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作者は明治生まれの吉田博(1876~1950)。日本より海外で広く名前が知られています。西洋画の技法を学び見たこともない作品をいくつも生み出しました

。一人目指した木版画の頂点。知られざる吉田博の魅力を紐解きます。

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※吉田博。創作の舞台裏は別記事にまとめまています。

 

 


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