一昨日からきいてきたは、ターニャ・テツラフの「Tanja Tetzlaff Plays Bach & Encke」(Avi Music 8553078)。このCDは無伴奏チェロ組曲の後半3曲を収録したもので、第4番から番号順に楽しんできました。で、今日これからきくのは第6番。テツラフの演奏は、かつて主流であったレガートなものとはことなっており、また音を長くひっぱるさいもすっと抜いて終えています。こうしたことは、ピリオド・アプローチの研究成果なのかもしれません。もちろん、チェロですから低音もじゅうぶんに響かせていますが、ジャケッド写真のように軽やかさがあります。なお、録音は2018年です。