これから楽しむのは、木管五重奏団ペンタドルによる「トッカータとフーガ ハ短調」です。この曲はチェンバロのためのハ短調のトッカータ(BWV911)を木管五重奏用に編曲したもので、導入部、アダージョ、アレグロ(フーガ)、アダージョ、アダージョとプレストという部分から成っています。この曲が収録された「Autour de Bach(バッハをめぐって)」(ATMA Classique ACD22841)からは、ちょうど1週間まえに「小フーガ」をきいています。メンバーは、フルートのアリアヌ・ブリッソン、クラリネットのマルタン・カルパンティエ、オーボエのエリーズ・プーラン、ファゴットのマテュー・ルシエ、 ホルンのルイ=フィリップ・マルソレの5人。録音は2021年です。