今週きいてきたのは、カプリコルヌス・コンソート・バーゼルの「New Concertos」。このCD(2020年録音)には、オルガン曲の弦楽アンサンブル用編曲が10曲収録されており、一部をのぞき収録順にきいてきました。これから楽しむのはニ短調のプレリュードとフーガ(BWV539)で、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、オルガン、テオルボによる演奏。フーガは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番のフーガの編曲(編曲者がバッハかどうか不明)なので、カプリコルヌス・コンソートの編曲は二重の編曲ということになります。また、プレリュードとの組みあわせがバッハによるものかも不明です。
CD : CHR 77447(CHRISTOPHORUS)