今週きいていくのは、ラルモニア・ソノーラによる「Bach Da Gamba」(2007年録音)。「Original and transformed works for viola da gamba」と副題されているように、バッハのオリジナルなガンバ・ソナタと、編曲による同ソナタが収録されています。作品の部分のみをのぞき、収録曲すべてを順番にきいていくので、まず楽しむのはBWV1038。この曲は、ト長調のフルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのソナタとして伝承されており、ここではヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のために編曲されています。ヴァイオリンはフランソワ・フェルナンデス、ガンバはミーネケ・ファン・デル・フェルデン、通奏低はリカルド・ロドリゲス・ミランダとレオ・ファン・ドーセラールです。
CD : RAM 0801(RAMÉE)