今朝もきくのは、ウッラ・ブンディースと高田泰治によるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。「Bach: Sechs Sonaten für Violine und obbligates Cembalo」(2012年録音)に収録された6曲のソナタをを順番にきいており、これから楽しむのはソナタ第5番(BWV1018)です。これまでのソナタと同じく、このヘ短調のソナタも緩急緩急の4楽章構成。これまでと異なるのは、第3楽章で長調に転じないことで、ほかは主調が長調なら短調、短調なら長調と転じるのですが、第5番ではハ短調となっています。しかも、第5番の第3楽章は重音とアルペッジョがほとんどという変わり種です。
CD : RK 3303(RAUMKLANG)