毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、このブログでは2度目の「キリストは死の縄目につながれたり」です。このBWV4は、復活節第1日のためのカンタータで、「バッハ最初期のカンタータのひとつ」(『バッハ事典』)。ルターによる同名コラール全節(7節)が「コラール旋律の多彩な変奏になって」(『同』)います。

演奏はOVPP(OVPPについては「OVPPによる演奏」)によるパーセル・クァルテット。声楽だけでなく、ヴァイオリン2部、ヴィオラ2部と通奏低音という器楽も、通奏低音をほぞきパート1人で編成しています。歌手はエマ・カークビー、マケル・チャンス、チャールズ・ダニエルズ、ピーター・ハーヴィー。

CD : CHAN 0715(Chandos Records)

CHAN 0715

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これからきくのは、オルガンのためのコラール「キリストは死の縄目につながれたり」(いわゆる「キルンベルガー・コラール集」)。このBWV695は手鍵盤のみによる3声編曲で、「両外声がインヴェンション風の模倣を展開し、中声部に定旋律が組み込まれ」(『バッハ事典』)ています。なお、「原譜の末尾には通奏低音を付した定旋律が掲げられてい」(「同」)て、ファーイウス(オルガン)はこれも演奏しています。

CD : BIS-CD-343/44(BIS Records)

BIS-CD-343/44

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今年の聖金曜日にきくのは「ヨハネ受難曲」。時間がないので、これからまず第1部だけをきき、夜に第2部をきくことにしています。演奏はアーノンクール2度目のそれ。1985年6月の、グラーツ大聖堂(オーストリア)での上演を記録したものです。演奏様式は1度目に準じたものですが、合唱団はウィーンからテルツに替わっています。歌手は、福音史家がエクヴィルツ(テノール)、イエスがホル(バス)、ほかの役とアリアは、テルツ少年合唱団員(ソプラノとアルト)、モーザー(テノール)、シャリンガー(バス)です。なお、アーノンクール1度目の「ヨハネ受難曲」ついては、「バッハの「ヨハネ受難曲」をオリジナル編成で聴く」(「私的CD評」)で。

DVD : 00440 073 4291(Deutsche Grammophon)

00440 073 4291

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昨日に続き、今日もきくのは「4声コラール」から。「キリスト、汝なが十字架を負う者の助け人」の定旋律は、1644年に出版された『教会と家庭のための宗教音楽』に初出。歌詞は同曲集を編さんしたレーヴェンシュテルン作です。このBWV275を、昨日にひき続きマットたちの歌唱でききます。

CD : 99575(Brilliant Classics)

99575

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