毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




ひさしぶりに「暑いっ」と思わせる日中。最高気温は35度との予報ですが、このようすだともっと上がりそうな感じです。立秋をすぎて、すごしやすい気温が続いていたのですが、まだまだ残暑はきびしそうです。さて、ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、今日きくのはその第17番です。コルゼンパは、このBWV886をチェンバロで演奏(ロバート・レヴィンはフォルテピアノ)。起伏のある主題のフーガは、フォルテピアノでもおもしろそうですが、プレリュードはチェンバロの華やかさがあうということでしょうか。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけての録音ですが、これからきく第16番ではチェンバロを選択しています。このBWV885は、ロバート・レヴィンもチェンバロでひいており、耳にもあざやかなプレリュードなど、たしかにチェンバロがふさわしく感じます。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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ダニエル・コルゼンパが、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけた「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。このブログでも紹介したロバート・レヴィンにも、同じような趣旨の録音がありますが、「第1巻」にくらべ「第2巻」では、楽器選択の一致がぐっとすくなくなっています。これからきく第15番(BWV884)も、コルゼンパはオルガンで、レヴィンはチェンバロ。コルゼンパは、プレリュードにみられる小節をまたぐ保持音により、オルガンを選択したのかもしれません。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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未明の金星食。無理かと思いつつ時間までねばっていましたが、やはり雨空で観測できませんでした。天気のめぐりあわせなのでしかたないのですが、つぎに日本で観測できるのは2063年5月31日とのこと。51年後とはきびしいですね。さて、ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからきくのは第14番です。このBWV883は、コルゼンパもロバート・レヴィンもクラヴィコードで演奏。たしかに、「協奏曲の緩徐楽章を思わせる」(『バッハ事典』)プレリュードも、起伏のある主題によるフーガも、クラヴィコードが適しているように感じます。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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今夜はペルセウス座流星群に金星食の観測も、と準備し、流星群から金星食までの待機時間は、映画「めぐり逢う朝」(紀伊國屋書店 KKDS-603)ですごす予定でした。しかし、天気予報では明日にかけては雨。雲がひろがる夜空からして無理かなと思ってはいたのですが、午後10時ころにははげしい雨があり、観測はほぼ絶望的な状況です。しかたないので、予定をくりあげて、「めぐり逢う朝」をみることにしました。この映画はアラン・コルノーによる美しくも深みのある作品で、音楽はジョルディ・サヴァールが担当しています。

KKDS-603

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昨夜はあいにくの曇天で、ピークをむかえたペルセウス座流星群もほとんど観測できませんでした。それどころか、未明から早朝にかけては夕立のようなはげしい雨が降り、いまもすっきりしない天気が続いています。このようすだと、今夜も流星群の観測は無理かもしれません。

さて、ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、おりかえしの第13番はフォルテピアノでの演奏です。このBWV882のプレリュードは、「フランス風序曲の付点リズムをさりげなく響かせ」(『バッハ事典』)たもので、後半のはじまりをバッハらしく表象しています。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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これからきくのは、トン・コープマンたちによるカンタータ「考え見よ、われを襲いしこの痛みに」です。このBWV46は、1723年8月1日に初演された、三位一体節後第10日曜日のためのカンタータ。トランペット(あるいはスライド・トランペット)、2部のリコーダー、2部のオーボエ・ダ・カッチャ、弦楽、通奏低音という、ちょっとめずらしい編成で、全6曲からなっています。なお、第1曲の合唱曲(エレミア哀歌による)前半は、のちに、BWV232の第9曲「世の罪を除きたもう者よ」に転用されました。

CD : WPCS-10156/8(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-10156/8

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ダニエル・コルゼンパが、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけた「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。先週からききはじため「第2巻」ですが、これからきく第12番でようやく半分です。このBWV881のプレリュードは、「多感様式への接近を認めさせる」(『バッハ事典』)もので、そのためか、コルゼンパもロバート・レヴィンも一致して、演奏楽器にフォルテピアノを選択しています(楽器選択は「『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』の楽器選択(ダニエル・コルゼンパ)」)。たしかに、頻繁にあらわれる「ため息」音型は、フォルテピアノにふさわしく思えます。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。すでに紹介してきたように、コルゼンパは、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけており、同じ楽器のひきわけによるロバート・レヴィンの「第2巻」とともに貴重な録音です(楽器選択は「『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』の楽器選択(ダニエル・コルゼンパ)」)。これからきくのは第11番では、コルゼンパはチェンバロを選択。BWV880は、のびやかなプレリュードとはねるようなフーガ、という対照的な組み合わせですが、チェンバロだと両者をバランスよく表現できるということでしょうか。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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真夏日が続く毎日。今日も最高気温は34度とのことですが、どういうわけなのか暑くてたまらないという日がありません。昨夜などはずいぶん涼しく、夏とは思えないすごしやすさでした。この気候まま秋になってくれるとよいのですが、これからどうなるのでしょう。さて、ダニエル・コルゼンパの演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」ですが、これからきくのは第10番です。一昨日のBWV877、昨日のBWV878に続き、このBWV879でも、コルゼンパはフォルテピアノを選んでいます(ロバート・レヴィンもフォルテピアノ)。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。今日きくのは第9番で、コルゼンパはフォルテピアノで演奏しています。BWV878のフーガは、「ルネサンスの声楽ポリフォニーを思わせる『古様式』」(『バッハ事典』)ということもあり、ロバート・レヴィンのように、オルガンのほうがふさわしいかもしれません。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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ダニエル・コルゼンパが、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけた「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。これからきく第8番は、フォルテピアノで演奏しています(ロバート・レヴィンはチェンバロ)。BWV877のフーガ主題は、フォルテピアノでひくと、絶妙な陰影がつき楽しめます。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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先週からききはじめたダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。「第1巻」で、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンをひきわけたコルゼンパですが、この「第2巻」では、それらにフォルテピアノをくわえ、4種5台をひきわけています。今日きく第7番はクラヴィコードによる演奏で、ロバート・レヴィンのオルガンとは、楽器選択におおきなちがいがあります。BWV876は、プレリュードだと情感豊かなクラヴィコードが、フーガだとオルガンもおもしろいと思うのですが。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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遠くの台風の影響なのか、このところ一日中風が強く吹いて、この時期としてはずごしやすくなっています。とくに夜中は秋口の気配すら感じられ、音楽がすすみます。このまま秋になってくれればよいのですが。さて、これからきくのは、トン・コープマンたちによるカンタータ「われいかで世のことを問わん」です。このBWV94は、1724年8月6日(三位一体節後第9日曜日)に初演された、いわゆるコラール・カンタータ。第1曲のコラール合唱、第4曲のアリアでは、技巧のらされたフルートをきくことができます。コープマンの録音でのフルートは、名手ウィルベルト・ハーゼルゼットです。

CD : CC 72211(Challenge Classics)

CC 72211

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月曜日からききはじめた、ダニエル・コルゼンパによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。この「第2巻」では、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンをひきわけており、今日きく第6番はオルガンで演奏しています。ロバート・レヴィンはフォルテピアノで、昨日のBWV874もそうでしたが、このBWV875も楽器選択に、かなりちがいがでています。じっさい、BWV875はどの楽器でもおもしろそうで、最後はインスピレーション、あるいは好みが、選択の基準となってくるのかもしれません。なお、両者の楽器選択は「「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」の楽器選択(ダニエル・コルゼンパ)」)をご覧ください。

CD : 446 690-2(PHILIPS)

446 690-2

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