毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先々週からきいている、ヤロスラフ・トゥーマの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。クラヴィコードを弾き録音したアルバムから番号順にきいており、今日これからきくのは嬰ヘ長調の第13番です。このBWV858は、複数楽器を弾きわけた、ダニエル・コルゼンパもローバート・レヴィンもクラヴィコードを選択しています。

CD : F10165(ARTA Records)

F10165

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日曜日にきいているバッハのカンタータ、これからきくのは「装いせよ、おお、わが魂よ」です。このBWV180は、三位一体節後第20日曜日のためのカンタータで、1724年10月22日に初演(先週きいたBWV5初演の翌週)。初演年代からわかるように、いわゆるコラール・カンタータで、ヨーハン・フランクの同名コラールにもとづいています。音源は、先週にひき続き、カール・リヒターたちによる録音(ARCHIV PRODUKTION 439 394-2)。独唱者は、エディト・マティス、トゥルデリーゼ・シュミット、ペーター・シュライヤー、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ。管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団です。フルート独奏には、スイスの名手ペーター・ルーカス・グラーフの名もみえます。

439 394-2

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昨日の天気予報がはずれ、今日の午前中はとてもよい天気でした。午後になって雲がひろがり、やはり雨なのかと思ったのですが、うす暗くなっただけで、雨はまだ降っていません。バッハを楽しんだあと出かけるので、このまま降らないでくれたらよいのですが。さて、そのバッハ、これからきくのは、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の第12番。これまでどおり、ヤロスラフ・トゥーマのクラヴィコードで楽しむのですが、このBWV857、クラヴィコードよりはオルガンむきかもしれません。じっさい、複数楽器を弾きわけたダニエル・コルゼンパとローバート・レヴィンは、ともにオルガンを選択しています。

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明日は雨だとは信じられないような、いまの天気。秋らしい高く青い空がひろがり、音楽を楽しむにも、とてもよい気候となっています。これからきくヘ長調のプレリュードとフーガ(BWV856)も、そんな天気にふさわしく、牧歌的です。演奏はこれまでと同じくヤロスラフ・トゥーマ。録音は2000年、楽器はマルティン・カーテルのクラヴィコードです。

CD : F10165(ARTA Records)

F10165

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1956年生まれのチェコの鍵盤楽器奏者、ヤロスラフ・トゥーマがクラヴィコードを弾いて録音した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。この2000年に録音されたアルバムを、先週から番号順にきいており、今日はホ短調の第10番(BWV855)を楽しみます。トゥーマが弾く楽器は、ダーヴィト・タンネンベルクの1761年ごろの手稿をもとに、マルティン・カーテルが1999年に製作したクラヴィコードです。

CD : F10165(ARTA Records)

F10165

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クラヴィコードを弾いて録音した、ヤロスラフ・トゥーマの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。トゥーマのクラヴィコードは、ドイツの製作家マルティン・カーテルが、ダーヴィト・タンネンベルクの手稿をもとに製作した楽器で、第1巻のすべてでこの楽器をもちいています。ただ、これからきくホ長調の第9番(BWV854)は、クラヴィコードより、チェンバロのほうが楽しめるかもしれません。

CD : F10165(ARTA Records)

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『アンナ・マグダレーナ・バッハ 資料が語る生涯』(春秋社)は、マリーア・ヒューブナーによるバッハの妻アンナ・マグダレーナの伝記です。伝記といっても、「資料が語る」とあるとおり、出典と文献を示しながら、生涯(娘たちについても)をおったもので、著者の主観的な記述は排されています。例外は、ハンス・ヨアヒム・シュルツェの伝記的エッセイぐらい。年表のようにじつに淡々としているのですが、人生は山あり谷ありで、読んでいて飽きることはありません。

ところで、この本でちょっと気になるのは、本文(説明)中の引用のわかりにくさです。資料からの引用は本文中にくみ込まれていて、太字になっているのが引用文だと思うのですが、これと本文の区別があまり明瞭ではありません。印刷のムラといわれれば、そうなのかと思ってしまうくらいです。ひょっとすると原著がそうなっていたのかもしれませんが、せめて「 」(括弧)でくくるとか、改善の余地がありそうです。太字=引用、という凡例もないようです。

アンナ・マグダレーナ・バッハ 資料が語る生涯

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ヤロスラフ・トゥーマのクラヴィコードできいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。先週から番号順に楽しんでおり、これからきくのは変ホ短調の第8番(BWV853)です。この第8番、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンを弾きわけている、ダニエル・コルゼンパとローバート・レヴィンも、ともにクラヴィコードを選択。第8番のように情感ゆたかな曲では、やはり、多彩なニュアンスを表現できるクラヴィコードでききたいものです。

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先週からききはじめた、ヤロスラフ・トゥーマによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。昨日はカンタータで休みましたが、今日からまたトゥーマのクラヴィコードで「平均律」を楽しみます。番号順にきいているので、これからきくのはその第7番(BWV852)。プレリュードは、実質的にプレリュードとフーガなので、プレリュードとフーガとフーガというめずらしい構成となっています。

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三位一体節後第19日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「われはいずこにか逃れゆくべき」(ARCHIV PRODUKTION 439 394-2)。このBWV5は、1724年10月15日に初演されたコラール・カンタータ(ヨーハン・ヘールマンの同名コラールによる)で、全7曲です。録音は、リヒター晩年近くの1977年と1978年。独唱者は、エディト・マティス、トゥルデリーゼ・シュミット、ペーター・シュライヤー、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウという、そうそうたる面々です。管弦楽と合唱は、リヒター手兵のミュンヘン・バッハ管弦楽団と同合唱団で、リヒターならではの音響世界に貢献しています。

439 394-2

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昨日までは好天続きだった天気も、今日は一休み。雨こそ降っていませんが、日中でも明るさがありません。明日からはまた秋らしい天気がもどってくるようですが、今日はこのどんよりした空のもと、バッハを楽しむことにします。今週きいているのは、ヤロスラフ・トゥーマの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。クラヴィコードを弾いたアルバムから番号順にきいているので、今日これからきくのはニ短調の第6番(BWV851)です。ちなみにこの第6番、複数楽器を弾きわけた、ダニエル・コルゼンパの録音でも、ロバート・レヴィンの録音でも、クラヴィコードが選択されていました。

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今週きいているのは、ヤロスラフ・トゥーマがクラヴィコードを弾いて録音した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。2000年に録音されたそのアルバムから毎日番号順にきいており、今日はニ長調の第5番(BWV850)を楽しみます。ただし、この第5番、クラヴィコードの多感さより、チェンバロの華麗さこそふさわしいように思えますが。

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F10165

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ヤロスラフ・トゥーマのクラヴィコードによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。今週からそれを番号順に楽しんでおり、今日きくのは嬰ハ短調の第4番(BWV849)です。お気に入りのフーガもよいのですが、クラヴィコードでの演奏ということでもあり、ここではプレリュードでの情感の豊かさも楽しみたいと思います。

CD : F10165(ARTA Records)

F10165

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渡邊順生著の『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍)は、英語での表題「Early Keyboard Instruments 1400-1800」が示しているように、1400年から1800年にかけての、チェンバロ、フォルテピアノ、さらにクラヴィコードについて詳述した大著です。このブログでも、とっくに紹介していてもよかった本なのですが、今日まで未紹介でした。ちょうどいま、ヤロスラフ・トゥーマがクラヴィコードを弾き録音した「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」をきいているところなので、この機会をとらえ紹介しておくことにします。出版は2000年なので、すでに15年が経過。研究がそのあいだ、さらに進展しているところもありますが、演奏家としての経験をふまえた本ゆえに、実例などもあって興味深く読むことができます。また、クラヴィコードについてのまとまった日本語文献はこれぐらいしかないと思います。欠点といえば、868頁という大部さゆえにずっしり重いところ。寝ころがって読むには手が疲れます。

チェンバロ・フォルテピアノ

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ヤロスラフ・トゥーマによる「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。今週からは毎日、2000年の録音されたその「平均律」を番号順に楽しんでいます。これからきくのは第3番(BWV848)で、秋らしい色あいの清々しい青天を眺めながら楽しもうと思います。なお、トゥーマが弾いているのはクラヴィコードで、ドイツの製作家マルティン・カーテルによる楽器です。

CD : F10165(ARTA Records)

F10165

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