復活節前第7日曜日(四旬節前日曜日)にきくのは、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによる「イエス十二弟子を召し寄せて」(BWV22)です。このカンタータは、「汝まことの神にしてダヴィデの子よ」(BWV23)とともに、バッハのトマス・カントル採用試験として、1723年2月7日に初演されたカンタータ。アリアと合唱にはじまり、アリア、レチタティーヴォ、アリア、コラールと続く、全5曲からなっています。独唱はマシュー・ホワイト、ヤン・コボウ、ペーター・コーイ。独唱者はみな合唱(パート3名)も歌います。録音は2007年で、近藤倫代(第2ヴァイオリン)が参加しています。
CD : HMC 901998(harmonia mundi)