毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日からききはじめた、ヴォルフガング・リュプサムの「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。リュート・チェンバロ(ラウテンヴェルク)を弾いての録音(2016年)で、これを収録順どおりの番号順にきいていきます。今日これから楽しむのはプレリュードとフーガ第2番(BWV871)。昨日の第1番と同じく、すべてがアルペッジョというか、楽譜を解体後、音符をふたたび再構成しているとちゅうの音楽というか、とてもおもしろい演奏です。楽器は、キース・ヒルが2014年に製作したリュート・チェンバロとみられます。

CD : CR2.3348(Counterpoint Records)

CR2.3348

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今日からきいていくのは、ヴォルフガング・リュプサムが、2016年、自主レーベルで録音した「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」です。リュプサムが弾くのはリュート・チェンバロ(ラウテンヴェルク)で、明記されてはいませんが、キース・ヒルの製作した楽器だと思われます。だとすると、ヒルが2014年に製作した1段鍵盤のリュート・チェンバロ(Opus 458)でしょう。まず今日きくのはプレリュードとフーガ第1番です。

CD : CR2.3348(Counterpoint Records)

CR2.3348

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待降節第2日曜日にきくのは、アレクサンドル・デンビチとマルチン・ズドゥニクによるオルガン・コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」です。2人が2016年に録音した「Bach Stories」に収められており、ピアノとチェロのために編曲したもの。奏者はともにポーランド生まれで、デンビチの生年は1988年、ズドゥニクの生年は1987年と同年代です。なお、「いざ来ませ」は有名なほうの、BWV659です。

9029584015

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これからきくのは、アリス・アデールによる「フーガの技法」(FUGA LIBERA FUG544)です。アデールは1945年生まれのフランスのピアノ奏者。パリ音楽院、ウィーン国立音楽大学でんでおり、一時、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(ヘレヴェッヘ)のアンサンブル・ミュジーク・オブリークで活動していました。「フーガの技法」は2007年のライブ録音。フーガの配列順は出版譜に近いもので、コントラプンクトゥス第12番と第13番が入れ替わっているほか、カノンは未完のフーガのまえにまとめておかれています。アデールの演奏は全編にわたってというほどではないのですが、アントン・バタゴフのようなミニマルなスタイル。ただし、響きは乾いておらず、とても潤いがあります。

FUG544

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一昨日からきいてきた、オットー・クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団による管弦楽組曲(Testament SBT 2131)。1954年録音のモノラルながら、不足のない水準の音声です。今日きくのは第4番で、昨日の第3番と同じくトランペットとティンパニが加わった編成。クレンペラーの指揮は、序曲についてはやはり時代を感じさせますが、舞曲についてはほかの3曲と同じくとてもいきいきしています。総じて楽しめる演奏ですね。

SBT 2131

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今から70年近くまえの1954年に録音された、オットー・クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団による管弦楽組曲(Testament SBT 2131)。70年という歳月をあまり感じさせない演奏で、モノラルながら録音もまずまずです。これからきくのは管弦楽組曲第3番。この組曲を有名にしているエールでは、内声をしっかりきかせており、上声に傾斜していないところに好感がもてます。

SBT 2131

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今日から明後日まできいていくのは、オットー・クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団による管弦楽組曲(Testament SBT 2131)です。2015年6月8日に第1番だけきいているので、のこる第2番以降を順番に楽しみます。原盤はEMI。1954年の録音ということでモノラルですが、とくに不満を感じさせるものではありません。演奏は楷書風の端正なもの。舞曲は思いの外おもしろく、いきいきしています。なお、クレンペラーには1969年の録音もあり、そちらはステレオです。

SBT 2131

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