大相撲夏場所10日目
●里山(5-5)<小手投げ<○若兎馬(7-3)わかとば
●旭南海(2-8)<押し出し<○大雷童 (5-5)だいらいどう
今日はこれまでよりいくぶん早め、里山3時半ごろからの取り組み
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さあ、好調、若兎馬との対戦。
行司は木村寿行(ひさゆき)にかわっています。
手をついて! はっけよい!
ハッシ
「潜り込む立ち合い、里山」
「左を刺していますが若兎馬、右からの投げ!」
「投げの打ち合い!」
「軍配は若兎馬ぁ」
う、「物言いはぁ・・ありません!」
VTR=====最後の部分、解説の話もそぞろに
「・・あっ、うーん、今のスローモーションが出ましたが、ヒジョーに、こお、ビミョーな感じにも見えたんですが」
「そうですね、ちょっと左手が、あのお、付きかけたんですけどね、ええ」
非常(程度がはなはだしいさま。一通りでないさま。並たいていでないさま)に、微妙(はっきりととらえられないほど細かく、複雑で難しいこと、さま)な解説です。
「ジ」にアクセント、ジョーにと延ばすことによって、はなはだしいさまは、さらにいちじるしくハナハダシサの程度を増し、里山が勝ったという主張に対して、反論することは、キハメテ複雑で難しく、限りなく不可能に近い程に困難であり、つまり・・・物言わなかったことは、オオイニ遺憾であり、大変不当であり、そして、うーむ、そうでなくても、取り直しにしたほうがラクだったのではないか。左手の位置は行司からは死角であった。
という一番でした。
===-今日、まぼろしとなった記事
「里山、連勝6-4、勝ち越し王手へ!焦点は新入幕へ!」
========fiction
さあ、それでは、大向正面のオジヤマさんに話を伺ってみましょう。
「オジヤマさん。これで、里山、旭南海ともに負けたのは、今場所三度目となりましたが、いかがですか?」
>・・・
「?オジヤマさん!」
>・・・
「オジャマダさん?オジヤマさん!」
>・・・
「どお、したんでありましょうか、連日の三連勝予言を得意といたしますオジヤマさんでありますが、きょうは、応答がありません」
「もう一度呼んでみましょうか。オジヤマさん!」
>・・・バ、バルトがね・・・
「ほう、把瑠都に話をふりますか、里山と共に尾上部屋への移籍が決まったという。把瑠都が?」
>把瑠都が勝ち越しましたね。把瑠都は優勝しますよ。
「そお、ですか。で、今日のですね、さ、里山の一番は・・・」
>明日から三連勝です。旭南海もです。ハイ